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人生4幕目のクライマックスに乾杯!
加藤登紀子の歌の魅力に酔いしれる
年末恒例「ほろ酔いコンサート2018」

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 レコード大賞受賞曲『ひとり寝の子守唄』をはじめ『知床旅情』『百万本のバラ』『さくらんぼの実る頃』など数々のヒット曲を持ち、50年以上に渡って第一線で歌い続ける歌手・加藤登紀子。彼女が今年も年末恒例の「ほろ酔いコンサート」を12月23日(日・祝)、梅田芸術劇場で行う。来場者にはロビーで酒が振舞われ、加藤自身もステージで飲みつつ歌い、語るというこのコンサート、1971年に東京でスタートし、その後全国で開催。大阪だけでも41回を数える人気のステージだ。



「私にとってこの『ほろ酔い』は表紙の無い本みたいなもの。他のコンサートにはちゃんと企画があって、新商品を聴かせる、見せるっていう表紙があるのだけれど、この『ほろ酔い』というのは何が出て来るかわからないよ、というコンサートなんです。私は1年間あったことを通して今、こんな気持ち、というのをステージで正直に吐き出すし、お客さまにもいろんな思いを吐き出していただいて、みんなで1年間の総決算をしようよっていう感じですね」。加藤登紀子はそう言って微笑む。

 2018年。加藤登紀子は「ロシアと1968」というふたつの原点に軸足を置いた活動を行った。6月には念願のサハリンとウラジオストックでコンサートを行い、広くロシアの文化や歌に囲まれて育った自らのルーツと向き合った。また歌手、加藤登紀子の出発点として世界史的にも個人史的にも動乱の年であった1968年から50年の節目として書籍『運命の歌のジグソーパズル』(朝日新聞社:写真上)を刊行。自身の人生とさまざまな歌との運命的な出会いを綴っている。出版と連動して4都市を巡ったコンサート『花はどこへ行った』も新旧の多くのファンに迎えられた。いつにも増して充実した現在の活動を、加藤は「人生4幕目のクライマックス!」と語る。


 そんな加藤登紀子の2018年を締めくくる「ほろ酔いコンサート」。これはもう聴く者も自らの1年を振り返りつつ、かつ、美酒を味わいつつ、溢れんばかりの歌の力に酔いしれるしかないだろう。
「私の気持ちが一番痛烈に伝わるコンサートにしたいんですよ。それぞれの人生を抱えたお客さまがコンサートを聴きに来てくれるわけでしょう。それを歌の力で包んであげる。お客さまそれぞれが一番自分自身に戻れる時間になるように。ちょっとお酒の力を借りてハードルを下げながら、そんな2時間をご一緒に過ごすことができたら素敵だと思いませんか?」




(2018年11月12日更新)


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                ほろ酔いコンサート〔2017年〕撮影:ヒダキトモコ  
                 ほろ酔いコンサート〔2017年〕撮影:ヒダキトモコ

加藤登紀子 ほろ酔いコンサート2018

●12月23日(日・祝)15:30
梅田芸術劇場メインホール
S席-6500円 A席-5000円 
チケット発売中 Pコード123-505

【予定曲目】
時には昔の話を
ひとり寝の子守唄
百万本のバラ ほか

【問い合わせ】
梅田芸術劇場■06-6377-3800
サマーズプランニング■0797-71-8831