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池乃めだかも「この2年間は寂しかった…」
3年ぶり!吉本新喜劇座長小籔千豊主宰の
Rough&Peaceな音楽FES『KOYABU SONIC』

2008年7月から開催されてきた吉本新喜劇座長・小籔千豊主宰の「音楽と笑いの融合」をテーマにしたフェスティバル「KOYABU SONIC」が、3年間の充電期間を経て、ついに今秋に復活する。開催10周年で8回目となる今回は、インテックス大阪にて11月3日(祝・金)、4日(土)、5日(日)の3日間開催。吉本新喜劇座長・小籔が、アーティストのラインナップ、会場レイアウト、さらには“コヤソニ”ならではのコラボ企画まで完全プロデュース。3年間のパワーを大爆発させて最高の“コヤソニ”を作り上げる。

5月12日には開催発表会見が行われ、復活に向けての挨拶と意気込みが小籔から語られた。まずは「僕らがやっていた下ネタラップグループ“ビッグポルノ”を解散するということで、『コヤソニ』を一旦閉じさせてもらいました。“やったらいいねん”というお声の他にも“辞めるのは、忙しいからか?”なんていう方もいて。そういうことではなく、下ネタラップグループを広めるためにと言ってアーティストさんや芸人の方に頭を下げて出演を快諾していただいていたので、『コヤソニ』だけ続けるのはどう考えても違うという想いがあり、一度閉じるのが筋やろう、と思ったんです」と、3年前の開催休止に至ったいきさつを明かした。

そうした中、小籔はドラムレッスンを始め、新喜劇ィズというバンドを始動。『コヤソニ』復活の兆しが見えてきた。「バンドが形になったら、そのバンドを広めるために『コヤソニ』をやらせていただきますので、復活する時は皆さんにまた出演していただけますか? と何組かに話したら『いいよ』と言っていただきました」。そしてついに10年目という節目に復活することとなる。「とはいえ、バンド活動もまだ1年4カ月。ドラムの僕だけ一向に上手くならず、それなら上手くなるまで止めとこかと思ったのですが、となると60歳を超えてしまいそうなので、僕の成長を見守る形の成長型のバンドという形で、皆さんに叱咤激励をいただきながら、音楽を楽しめるフェスになればいいなと思います」


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唯一出演が決まっている池乃めだかも同席し、「出演依頼、ありがとうございます」と小籔に頭をさげる。「もう10年になりますか? はじめ、小籔くんに歌を頼まれた時は、歌が好きやから“ええよ~”と喜んだのですが、それが普段聴いたことがなければ縁のないジャンルの歌で(笑)。チャットモンチーの『シャングリラ』という曲だったのですが、正直言って恨みました。なんちゅう無茶を言ってきよんのや、と。でも、歌い終わって袖に入ったら、初めてお会いするスタッフの方全員が拍手してくれて、目がウルウルしてた。その時に初めて、小籔くんの真意が分かって、本当にありがとうと思えたんです。つい昨日のように覚えています」としみじみ語った。

めだかは会見の場で「チャンチキおけさ」を歌いたいとリクエストする。しかし小籔はやんわりと却下した。「斉藤和義さんとか、TOKYO No.1 SOUL SETさんとか、そういう方々の歌を74歳になるめだかさんが歌いはるから“こんなビッグスターが歌ってる! 覚えるの、さぞや苦労したやろうな”と思えるんです。実際に、新喜劇の関係性は素敵やな、と言っていただいたこともあります。何が印象的だったかと聞くと、みんな“めだかさん”と。アーティストさんもお客さんも喜びます。僕の立場からすると、芸人さんもアーティストさんもすごい方ばかり。老体に鞭打ってもらうことは申し訳ないけれど、『コヤソニ』の時はいつも以上に甘えさせていただいています。命ある限り歌っていただき、皆さんの目に焼き付けていただけたら」と賛辞を送った。
 

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なじみのない歌を歌うことに苦心していためだかだが、実はこんな思いも抱いていた。「これが歌になったら、今まで使ったことない脳の部分を開拓せなあかん。芸人人生にいい刺激になりました。だから、この2年間はホッとする反面、寂しかったです」。

なお、めだかが今『コヤソニ』に呼びたいミュージシャンはAAA、ISSA、杉良太郎。最近覚えた歌はちあきなおみの『冬隣』だという。

毎回、グッドフィーリングなアーティストが集結する『コヤソニ』、気になるのはそのラインナップだ。「小出しにするつもりはまったくないのですが、もしここで洗いざらい話して『あの人が出ますねん!』と言ってスケジュールが取れないとなると、取り返しがつかないことになるな、と。でも、驚いていただけることには間違いないと思います。数年前からアーティストさんは誰が出るかは一切伏せて開催したいと思っていたんです。理由は、アーティストさんのラインナップで来る、来ないというふうになるフェスになりすぎると、あまりよくない方向に進むのではないかなと思っていて。去年と違いを出すとか、フェスを大きくすることを目指しがちなんですけど、僕はそれをするといつか破綻すると思います。シェフの言うことを信じてくれ、じゃないですけど、おまかせ料理でも行ったろか、と思うお客さんじゃないとしんどくなってくるんじゃないかと思うんです。とはいえ、お客さんにもお目当てがありますから、夏ぐらいから徐々に発表して、1カ月前ぐらいには全員発表になると思います」。会場はゆったり、まったり、平和的。だが、ライブはミュージシャンも芸人も本気のパフォーマンス。そのギャップに度肝を抜かれつつ、音楽もお笑いも楽しくて仕方ない『コヤブソニック』。その世界観は変えないと小籔。アットホームながらも馴れ合いではない雰囲気はぜひ一度、体験してほしい。

今年、新たな軸となる新喜劇ィズについては、「これまで下ネタラップがトリでしたが、今回から下ネタではなくなるので、ご家族連れや、婚約中でお父さんお母さんをコヤソニにお招きしようと考えている方には来ていただきやすくなったのかなと思います」と小籔。メンバーは「ギターが松浦真也、キーボードに金原早苗、ベースがチャットモンチーのあっこちゃんさん(福岡晃子さん)、ギターボーカルに宇都宮まきちゃん、ドラムが僕です」(小籔)という構成だ。「Mr.オクレさんはベースが上手やから、新喜劇というならオクレさんがベースなのが筋なんですけど、ギャラの問題や、ライブハウスの出番も深夜が多いため、オクレさんのことを考えた結果、ほかの子にやっていただきます、という話はしました。オクレさんはミュージシャン出身なので、音楽の話になるとクッと怖い顔になるんですが『松浦は天才や。金原ちゃんはどこに出しても恥ずかしくない。ええメンバーを選んだな』と言っていただきました」とオクレのお墨付きでもある。基本的にはコピーバンドで、オリジナルソングはカジヒデキ作の「アイラブジョージ」のみ。「『コヤソニ』までに1曲は増やしたい」と意欲を燃やす。


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(2017年5月13日更新)


Check

KOYABU SONIC 2017

9月2日(土)10:00~一般発売

Pコード:332-994

▼11月3日(金・祝) 11:00
▼11月4日(土) 11:00
▼11月5日(日) 11:00

インテックス大阪 5号館・2号館

1日券[大人]-8500円
1日券[子供]-2000円

前半2日通し券[大人]-15000円
前半2日通し券[子供]-3500円

3日通し券[大人]-21000円
3日通し券[子供]-5000円

[出演]池乃めだか/吉本新喜劇ィズ/他

※出演者はいずれかの日程に出演。
※雨天決行・荒天中止。
※未就学児童は入場無料。子供料金は小学生が対象となります。
※出演者変更に伴う払戻しは致しません。
※当日は入場制限実施の可能性がございます。

[問]キョードーインフォメーション
[TEL]0570-200-888

【超特割先行あり!】
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期間限定!コヤソニ×NEW ERA® コラボレーションキャップのプレゼントあり!

【超特割先行】

5月13日(土)11:00から6月30日(金)23:59まで、「枚数限定 超特割WEB先着先行販売」を実施。期間内にチケットを購入した方にはコヤソニ×NEW ERA® コラボレーションキャップのプレゼントもある(非売品)。

「NEW ERA®さんという、アゲアゲ帽子メーカーとコラボさせていただきました。皆さんにも年間スケジュールがあると思いますが、11月にコヤソニがあるなら夏の出費を控えたろうかという方もいらっしゃるかもしれませんし、少し早く告知させていただきました」(小籔)

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