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10/15(土)に大阪・島之内教会でライブがある
DE DE MOUSEより新作『summer twilight』の
セルフライナーノーツが到着!!

 4月の末辺りから、多摩川の川縁でぼんやり考え事をよくしていて、劇団「柿喰う客」代表の中屋敷法仁さんとの打ち合わせをした時にピンときて、初夏の多摩川の空気感を曲にしてみることにしました。
 
 今回は8つのキーワードから連想して、制作しました。サントラの要素も、ダンスの要素も、デデマウスの要素も、『夏祭り』というテーマで全部ごちゃ混ぜにして、結果、誰もやってないオリジナルなサウンドになったと思っています。
 
 懐かしい日々を思い出して、不思議な感覚に陥った経験て、誰にでもあるはずで、あの世界に迷い込んだ感じの、現実か夢か、過去なのか、その全てが曖昧で、分かっているのは、夏であり、目の前で祭りが繰り広げられていること、そんな説明しづらい感覚を音にしてみたつもりです。
 
 お囃子や盆踊りのリズム感と、昨今のトラップサウンドが相性が良いのでは、という前提があり、80s~90sの煌びやかな感覚も欲しくて、その当時のシンセサイザー、PCMシンセのみで8割くらいの音を作っています。
 
なんとなくイメージを言葉にしてみました。
一曲ずつ簡単ですがイメージを解説すると、

 
01. remember night
【祭】思い出す、あの夜
 
02. summer twilight
【夏】ジリジリとやけつく夏という薄明かり
 
03. night voice
【夜】夜の声
 
04. come on morning
【朝】さあ、朝よ、来てみろ
 
05. tree chattering
【森】おしゃべり、森、ワルツ
 
06. inside woman
【女】女性の内側、内側の女性
 
07. candy stab
【恋】お祭りの屋台にときめく胸
 
08. phantom rewind
【夢】巻き戻される体、巻き戻されない記憶
 
 
と言った感じで、全て曖昧な感じにしています。タイトルも、単語ごとに句読点を打たないと通じないくらい、各単語のイメージを羅列してるだけです。舞台のサントラでもあるのですが、きっと中屋敷さんは、このくらい勝手に行き切った方が喜んでくれると思ったので、浮かんだイメージを、僕は僕で突き詰めた世界観を作っています。
 
 聴き終わった後、不思議と1曲目に戻りたくなる感じは、明晰夢の夏祭りの中に閉じ込められた少女の気持ちそのものだと思います。
 



(2016年10月 5日更新)


Check

Release

Album
『summer twilight』

発売中 1500円(税別)
not records
NOT-0012

<収録曲>
01. remember night
02. summer twilight
03. night voice
04. come on morning
05. tree chattering
06. inside woman
07. candy stab
08. phantom rewind

『remember night』music clip

DE DE MOUSE オフィシャルサイト
http://dedemouse.com/


Live

【大阪公演】

『DE DE MOUSE in church』

チケット発売中 Pコード309-192
▼10月15日(土)18:00
島之内教会
自由席3000円
CONPASS■06(6243)1666
※小学生以上は有料。飲食の持込禁止。

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