ホーム > NEWS > "旅する酔いどれ吟遊詩人”金 佑龍(キム ウリョン)が 名曲『ナイトクルージング』をカバー! 6/1(日)CONPASSでのリリースパーティを前に 同曲への想いを寄せたコメントも到着!!
「なぜナイトクルージングをカバーしたのか?」
「なぜアナログでのリリースに至ったか?」
今回のリリースについてキム・ウリョン本人がコメントを寄せた。
10年程やっていたcutman-boocheというバンドを活動していたとき、もっと沢山の人に聴いて貰える様にもっと音楽だけを頑張る為に意を決して2010年年末に上京したのにも関わらず、翌年2011年1月にバンドが解散してしまって、頭が真っ白になってしまいました。音楽に対する気持ちも全くなくなってた矢先に東北大震災を関東で体験して。気持ちも荒んで、あても無くただ夜中の東京を何時間も何時間も歩いていたら、たまたまFISHMANSの『ナイトクルージング』が流れて来て自分でも説明出来ないくらい聴いている時に号泣していた。元気をもらうっていう表現ではないですが、間違いなくこの曲に救われた気がして、その日を境にしてギターを手に取りゆっくり唄い始めれるようになりました。
『ナイトクルージング』って曲が僕を救ってくれたので、僕を通してももっと沢山の人にも、この自分が感じた不思議な何かを伝えたいって気持ちが湧いて来て、今、イブでも唄わせてもらっていて、今回カバーしてリリースになりました。
なぜ、アナログレコードかっていうと、基本音楽を聴く方法は何でもいいと思うんですけど、なんでもワンクリックで片付けてしまえる今のこの時代、もっと音楽を自分から聴きに行って欲しいと思っています。偉そうに言ってるのではなくて、単純にA面からB面に自分で裏返して聴きに行く作業って一言で言えば、愛しかないですよね。
話は飛躍しちゃいますが、カセットテープでもそうですが、一昔前ではお金無いけど音楽聴きたくてレンタルCD借りて来て、カセットテープにアルバムを録音するんですけど、10曲の音を5曲ずつ録音するけどたまに曲順を入れ替えたりしないとテープに入らなかったり、テープの収録出来る要領の方が大きくて無音が多くて聴き終わったと思ったら自分で巻き戻しなり早送りなりする。そういった行為が何故かいいもんやなって思います。音楽愛でしょうし、自分が好きだったアーティストに対しての思いも大きかったなって。そのとき聴いた音楽は今でも大体そらで唄える。曲順まで覚えている。そんな事って今有るだろうか? そういう事が今のみんなの中にあって欲しいとは思います。音楽だけじゃなくて、アートだったり、カルチャー等にしたってそう思う。手間がかかる事があるからよりそれに対して嗜好であると思いますし、造詣が深くなっていくと思います。
あとは断然CDやデータ音源やアナログレコードでいうとアナログの方が暖かでふくよかでダイナミックな音がするので個人的にそういった音を求めたのと、今回の自分の『ナイトクルージング』という名曲を扱わせて頂く際にリスペクトも込めてレコードでプレスしたいと強く思い、大阪にある名店FLAKE RECORDSのダワさんに相談した所、一緒に作ってくれるとお話ししてくれて、今回の形が実現出来ました。
更に言うと僕みたいな事務所もなく完全一人でやっている何処の誰だか今の所分からない人間の願いを叶えてくれたのは、FISHMANSのメンバーの皆さん、曲を管理されてる関係者の皆様のお陰でもあります。本当に許可貰えた時は感無量でした。
本当に良い音源にしようって気持ちのみで作ったような気がします。
(2014年5月26日更新)
『ナイトクルージング カバーアナログ盤
先行リリースワンマンライブ 』
~ ハッピーアワー! みんな2杯は呑むのだよ!祭 ~
【大阪公演】
チケット発売中 Pコード229-049
▼6月1日(日)19:30
CONPASS
オールスタンディング2800円
[DJ]YACCHAN
CONPASS■06(6243)1666
【東京公演】
チケット発売中 Pコード227-386
▼6月4日(水)20:00
UNIT
オールスタンディング2800円
[DJ]YOSUKE [共演]大島エレク総業
UNIT■03(5459)8630