ホーム > NEWS > 今年で音楽活動60周年! 日本を代表するサックスプレイヤー・渡辺貞夫が 10月16日(日) 京都会館 第一ホールにて チャリティコンサート『風の巡礼』に出演
‘51年、18歳で上京後、秋吉敏子のコージー・カルテットをはじめ数々のバンドへの参加、バークリー音楽大学への留学等を経て、日本を代表するサックスプレイヤーとしてジャズ界の発展に貢献。御年78歳にして、今もなおジャズシーンの第一線でワールドワイドに活躍する“ナベサダ”こと渡辺貞夫が、プロ活動60周年を迎えた今年、10月5日にニューアルバム『カム・トウディ』をリリース。作曲活動中に起きた東日本大震災に心を痛め、“共に歩んで行こう”という想いが込められた今作は、ニューヨークの新進気鋭のミュージシャンの感性と、長いキャリアで培われた歌心溢れるハートウォーミングなサックスが融合した、アコースティック・ジャズの傑作に。さらに、60周年記念DVD『SADAO WATANABE 60th ANNIVERSARY ORCHARD HALL TWO NIGHT Special Live 2001 & 2010 with Premium Gifts』では、’01年と’10年に渋谷オーチャードホールで行われたライブの模様と、彼の偉大なる音楽半生を追ったドキュメンタリーを収録。総計約4時間にも及ぶ大ボリュームの作品に仕上がっている。
そんな60周年のアニバーサリーイヤーを精力的に駆け抜ける彼は、
10月16日(日)京都会館 第一ホールにて、チャリティコンサート『風の巡礼 -The Wind Pilgrimage-』に出演。女優・市原悦子(朗読)、新垣勉(テノール)、中村明一(尺八)ら多彩なメンバーも出演する同公演では、作曲家:三木敏悟氏によりこの日のために書き下ろされたジャズ組曲『風の巡礼』も披露される予定だ。なお、収益金は全額、東日本大震災の被災者及び視覚障害者のために寄付されるとのこと。60年の歳月を重ね熟成されたサックスの音色が、京都の地で鳴り響く夜…このドラマティックで豊潤な一夜に、ぜひ酔いしれて欲しい。
【LIVE DATA】
『風の巡礼 -The Wind Pilgrimage-』
チケット発売中 Pコード146-251
▼10月16日(日) 17:30
京都会館 第一ホール
大人5000円 小人(中学生以下)2000円
[指揮]三木敏悟
[出演]渡辺貞夫/市原悦子/新垣勉/中村明一
[演奏]楽演団☆五束六文/同志社大学ザ・サード・ハード・オーケストラ
トリプルハーツ■03(6450)4413
※本コンサートにおける収益金は、全額、東日本大震災の被災者及び視覚障害者のために寄付されます。
(2011年10月 9日更新)