関西最大のライブサーキット
『MINAMI WHEEL 2011』の出演者の中から
独断と偏見と愛をもってススめる
ラインナップ“推しメン”企画・第5弾！

　大阪ミナミ一帯のライブハウス20ヵ所以上を舞台に繰り広げられる、関西音楽シーンの秋の名物イベント『MINAMI WHEEL』。パス1枚で１日ライブ見放題のスタイルで、これからの音楽シーンを担う注目新人を中心に、今年もジャンルレスに300 組以上が出演する同イベント。ぴあ関西版WEBでは、その開催カウントダウン企画として、関係各者が選んだオススメアーティストをピックアップする『MINAMI WHEEL 2011 “俺の推しメン”』を始動。いよいよあさってに開催が迫った第5回目は、インディー主体のライブサーキットとし人気上昇中の『見放題』の“福”実行委員長にて、関西インディーズシーンをシニカルかつ愛をもって見つめる、Dai-Changさんがレコメンド！

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　『見放題』実行委員会のDai-chang申します。私、この夏から『MINAMI WHEEL』(以下、ミナホ)と同じくミナミで開催させて頂いている『見放題』というイベントを主催しておるもんです。
 

　300有余のアーティストが登場する中、“推しメン”を紹介させて頂く機会を頂き私なりに皆さんにオスススメするアーティストをいろいろと考えてみたんですが、私が主催している『見放題』というロックフェスにも出演してもらっているアーティストが多数出演しておりますので、その中から10組だけ厳選してオススメしたいと思います。
 

　まずは初日はこの1組だけを注視してください！　ピアノ弾き語りの女性シンガーソングライター、大村みさこです。独特の間を持つ彼女ですが、MCの調子と唄っているときの空気感の凄さとのギャップに驚くと思います。
 

　2日目には沢山の中から厳選せなあかんのですが、まずは今年の『見放題』でニューカマーとして登場したバンド、ココロオークションは如何でしょうか。彼らの奏でる涼やかなポップスは夏には爽快で、秋には季節感バッチリといった具合です。今が聴きごろ、観ごろと思ってオススメします。そして、同時刻で悩むぞ！　『見放題』関係者は既に悩みまくっております。共に唄心溢れる3ピースバンド、京都のMILKBARと名古屋のnothingmanです。前者は伝達力半端無いボーカルが魅力で、後者は一語一句、一言一言に気持ちが半端無く込められた唄が魅力。どっち行っても損はしないと断言します。そして全国を旅する爆裂爆音のオルタナサウンドがカッコよ過ぎるオワリカラも、ミナホにやって来てくれること自体が既に嬉しい。実は1人のシンガーソングライター・今村モータースもいいですよ。彼の優しい唄声とメロディは、数多くのアーティストが出演するミナホでも出色の存在です。
 

　3日目は、THEラブ人間や撃鉄といった関西では既にお馴染みになりつつあるバンド達を多数輩出し続けている下北沢南口界隈のライブハウス・シーンからやって来るひらくドアと井乃頭蓄音団をぜひ2組セットお楽しみ頂きたい。メンバーも一部被っています。前者は捻くれテイストを絶妙に織り交ぜた通好みな一面とポップでキャッチーなテイストを持ち合わせたバンドで、後者は男心と男の本音を限界をちょっと越えた領域で唄い綴る昭和でフォーキーな感じ、男ならきっと理解出来るはずのハ―トウォーミングなテイストが信条。続々と全国に浸透している下北沢の今の空気を感じて欲しい。男心を唄うバンドと言えば関西にもいるぞ、ワンダフルボーイズだ。以前はしゃかりきコロンブス。という名前で活動していたが、この春から突如改名。マジであった体験談をつづるリアル過ぎる彼らのポップミュージックは毒もあり悲しいこともあるけれど、良質のメロディに乗せて唄うと何故か笑って楽しめる独特の世界観。最後10組目はカルマセーキをオススメします。『見放題』でも中心的役割を担ってくれていると勝手に思っているバンドです。説明不要なくらいミナホではお馴染みのバンドですが、ミナホの最後に何処に行くか迷ったら彼らのライブを観に行ってやってください。他にもたくさんの関わりあるアーティストが出演しておりますので、『見放題』の情報なども参考にして頂ければと思います。
 

　また、15日(土)の22:00頃より三角公園近くのFANJ twiceで『見な放題』という入場無料(入場時のドリンク代も不要！)のMINAMI WHEEL EDITIONのイベントも行っておりますので、こちらも覗いて頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

（2011年10月12日更新）