ホーム > NEWS > 関西にロッシーニ・ルネッサンスの香りを運ぶ オペラ『泥棒かささぎ』。初演から200年余りを経て フェスティバルホールで全曲上演!

▲園田隆一郎
ロッシーニの魅力はオーダーメイドの面白さ。
素材の良さを活かしながら手間ひまかけて創り上げた
美味しい料理みたいな味わいがあります。- 園田隆一郎インタビュー
■今、実演で聴けるロッシーニというのは『セビリアの理髪師』くらいのもので『ランスへの旅』と『チェネレントラ』がやっと上演されたばかりです。喜劇(ブッファ)である『セビリア』のイメージが強すぎて、歴史的な巨匠ながらまだまだ全貌が知られていない作曲家のように思います。
園田:ロッシーニは世界的にみても喜劇の人気が高いですね。それはもう素晴らしい作品だからというのが理由だと思うんですが、実はロッシーニ全体の作品の中で喜劇的なものはそれほど多くないんです。ほとんどがオペラセリア、シリアスなものなのに、ブッファで人気があるというのは、それはそれで当然かなという気がします。世界的に見れば『アルジェのイタリア女』なんかはけっこう上演されたりもしているんですが、シリアスな作品はその後の時代のヴェルディとか、プッチーニの作品の方がスピード感もあるし、物語の展開が早くて、現代のわれわれからしてみたらとっつき易いのはそちらなんですよね。そうした流れの中でロッシーニのようなオペラの伝統が、失われていた時期があったということだと思います。
(2022年6月14日更新)
合唱:ソプラノ1 太田尚見 岡本真季
三村浩美 岩本実奈子
ソプラノ2 名島嘉津栄 味岡真紀子
堀口莉絵 安本佳苗
テノール 諏訪部匡司 しまふく羊太
岡成秀樹 近藤勇斗
バス 谷本尚隆、神田行雄
伊藤友祐、大西凌
●8月9日(火)14:00開演(13:00開場)
フェスティバルホール
S席-8,500円 A席-7,500円 B席-6,500円
BOX席-12,500円
チケット発売中 Pコード 211-415
【問い合わせ】
フェスティバルホール チケットセンター
06-6231-2221(10:00~18:00)