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通算100回!! 記念の年を迎えた
ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・
シンフォニー・オーケストラ 第10回兵庫公演

イタリア語で名手を現す「ヴィルトゥオーゾ」。この名を冠し、日本全国のプロ・オーケストラからコンサートマスターや首席奏者を中心に編成した、ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ(JVSO)が2022年1月4日に第10回目となる兵庫公演を行う。発足から30年、JVSOにとって通算公演100回となるアニバーサリーのステージでもある。
 
JVSOは日本のオーケストラが、今、どれだけの音を創り出せるか、という可能性を求めて、作曲家・プロデューサーの三枝成彰と指揮者、大友直人が1991年に試演。翌年からは東京・名古屋・大阪で定期的に公演を重ね、特にザ・シンフォニーホールで行われる1月の大阪公演は毎年のクラシック公演のスタートとして、各方面からの注目を集めるものとなった。2012年、開催地を三枝成彰の出身地である兵庫県に移して後は、クラシック音楽本来の魅力を追求する一方で、阪神淡路大震災や、同じ震災の記憶から東日本大震災の被災者に寄り添ったプログラムも取り上げ、京阪神を中心に多くの熱心な観客を獲得している。
 
今回は、ソロ・コンサートマスター1名、コンサートマスター4名、アシスタントコンサートマスター2名、首席奏者31名に副首席・次席・フォアシュピーラーを含む74名という編成。記念の年にふさわしい鉄壁の布陣でJVSOならではの輝かしい音色を届けてゆく。ソリストに迎えるのは、国際的に活躍するテノールのジョン・健・ヌッツォ。『グラナダ』や『オー・ソーレ・ミオ』と言った歌曲からプッチーニの『妙なる調和』(トスカ)『誰も寝てはならぬ』(トゥーランドット)などのアリアまで、その黄金の歌声は多くの人を魅了するに違いない。後半には楽劇の創始者にしてドイツオペラに数々の金字塔を打ち立てたワーグナーの作品を。その重厚で巨大な響きはJVSOのアニバーサリーを祝うと同時に、2022年の幕開けを華やかな希望で彩るものになるだろう。
 



(2021年11月25日更新)


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ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ
〈第10回兵庫公演 名手たちの交響楽団 ニューイヤーコンサート〉

【テノール】ジョン・健・ヌッツォ


【指揮】大友直人           【プレトーク】三枝成彰

●2022年1月4日(火)16:30開演(開場15:30)
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
S席-6000円 A席-5000円 B席-4000円 
C席-3000円 D席-1000円
チケット発売中
※16:15より三枝成彰によるプレトークあり。

【プログラム】
J.シュトラウスⅡ:喜歌劇『こうもり』序曲
A.ララ:グラナダ
E.ディ.カプア:オー・ソーレ・ミオ
P.マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲
G.プッチーニ:歌劇『トスカ』より「妙なる調和」
      :歌劇『マノン・レスコー』間奏曲
      :歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」

R.ワーグナー:歌劇『リエンツィ』序曲
      :歌劇『タンホイザー』序曲
      :楽劇『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」
      :楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
          第一幕への前奏曲

【問い合わせ】
株式会社メイ・コーポレーション 06-6262-7322