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ギターとオーケストラが奏でる素敵な夜の過ごし方
クラシックギタリスト、村治奏一を迎える
ライト・シンフォニック コンサート~大人の贅沢~

 ザ・シンフォニーホールと大阪交響楽団が“洗練された大人の空間”を提案するコンサートシリーズ「ライト・シンフォニック コンサート~大人の贅沢」。そのVol.2が8月4日(金)に行われる。今回はクラシックギタリスト、村治奏一を迎え、地中海の陽光溢れるスペイン、イタリアの作品を中心に、ギターとオーケストラの多彩な演奏を贈る。
 
 1997年クラシカル・ギターコンクール、98年スペイン・ギター音楽コンクール、第41回東京ギターコンクールに、続けて優勝。アメリカ留学を経て、以来第一線で活躍を続ける村治奏一。『アルハンブラの思い出』や映画「禁じられた遊び」より『愛のロマンス』などの名曲では、村治の持ち味である繊細で豊かな響きのソロを楽しむことができる。そしてギターの魅力はオーケストラとの共演によってさらに際立つ。6本の弦からこぼれる音色はオーケストラの深い響きの中に、突然太陽の光が注ぎ込むような瞬間を生む。「ファリャの『はかなき人生』からの作品は、ギターの二重奏で弾かれることの多い作品です。また映画『ディア・ハンター』の主題曲『カヴァティーナ』もギターのソロ作品としてスタンダード化しましたが、今回この2曲は新たにオーケストラとの共演版を演奏します。このコンサートならではの聴きどころになると思います」と村治奏一は語る。
 
 マーラーの『アダージェット』やマスカーニの『カヴァレリア・ルスティカーナ』からの間奏曲など、大阪交響楽団の演奏も聴き逃せない。映画やドラマの記憶とも結びつく豊かな弦の味わいも、“洗練された大人の空間”にふさわしいもの。その明るい光の中にたち現れるかすかな影にふと心を揺さぶられ、少しの間だけ過ぎた日の情熱を振り返ってみる。それも「大人の贅沢」なひとときの過ごし方かも知れない。

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(2017年7月11日更新)


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ライト・シンフォニック コンサート~大人の贅沢~

●8月4日(金)19:00
ザ・シンフォニーホール
S席-5000円 A席-4000円
チケット発売中 Pコード 323-141

チケット情報はこちら


【演奏曲目】
ルビーラ:映画『禁じられた遊び』より「愛のロマンス」
タレガ:「アルハンブラの思い出」
アルベニス:『スペイン組曲』第5曲「アストゥリアス」
マーラー:交響曲第5番より「アダージェット」
マイヤ-ズ:映画『ディア・ハンタ-』より「カヴァティ-ナ」
ファリャ:歌劇『はかなき人生』よりスペイン舞曲 第1番
ロッシ-ニ:弦楽のためのソナタ第1番 ト長調
マスカ-ニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカ-ナ』より間奏曲
ヴィヴァルディ:リュ-ト協奏曲 ニ長調 RV.93    
モンティ:チャルダーシュ
【アンコール】
ララ:グラナダ

ギター・ソロ 
オーケストラのみ 

【指揮】太田弦
【ギター】村治奏一
【ナビゲーター】早田和泰
【オーケストラ】大阪交響楽団

【問い合わせ】
ザ・シンフォニー チケットセンター■06-6453-2333