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2018年4月より新たな音楽監督となる
尾高忠明と、チェロの宮田大を迎え
大阪フィルハーモニー交響楽団 第506回定期演奏会

 大阪フィルハーモニー交響楽団は、3月17日(金)、18日(土)に行われる第506回定期演奏会に、2018年4月より新たな音楽監督となる尾高忠明を迎える。2017年4月からの1年は、尾高はミュージック・アドヴァイザーとして大阪フィルに関わる。

 前半に演奏されるのは尾高の父であり「尾高賞」に名を残す作曲家・指揮者、尾高尚忠のチェロ協奏曲 作品20。チェロ独奏を宮田大が務める。宮田大は2009年のロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初優勝。以来、日本を代表するチェロ奏者として充実した活動を続けている。これまでレコーディングやリサイタルにおいても邦人作曲家の作品をしばしば取り上げてきたが、今回の演奏に至る尾高作品との関わりについては大阪フィルのHPに尾高忠明自身による解説があるので、ぜひご一読を。作品との深い縁で結ばれたふたりを得て、その真価に迫る演奏が聴けることだろう。

 後半はR.シュトラウスの最後の交響詩「英雄の生涯」。R.シュトラウス自身の過去の作品の引用も散りばめながら、英雄の生涯の6つの場面が壮大なスケールで切れ目なく展開されてゆく。これまで客演のたびに大阪フィルとは忘れがたい演奏を残している尾高忠明が、この“大管弦楽のための交響詩”(100名以上の演奏者が想定されている)からどのような響きを創り上げるのか、今シーズンの掉尾を飾るとともに、2017-18シーズンへの期待をかき立てるステージとなりそうだ。




(2017年2月 9日更新)


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大阪フィルハーモニー交響楽団
〈第506回定期演奏会〉

大阪フィルハーモニー交響楽団(C)飯島隆

●3月17日(金)19:00/18日(土)15:00
フェスティバルホール
A席-6000円 B席-5000円 C席-4000円
チケット発売中 Pコード 302-176

【プログラム】
尾高尚忠:チェロ協奏曲 作品20
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40

【指揮】尾高忠明
【チェロ】宮田大

【問い合わせ】
大阪フィル・チケットセンター■06-6656-4890