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ウインドオーケストラ「ACROSS」待望の再編
世代と地域と音楽が輪のように繋がるコンサート
堺輪音Vol.4 「BRASS WORLD」開催!

 大阪・堺市を拠点に幅広く活躍するクラリネット奏者、稲本渡が、石川直(ルーディメンタルドラム)や米所裕夢(トランペット)ら、国際的な奏者を擁するウインドオーケストラ「ACROSS」を3年ぶりに編成。6月12日(日)、堺市立西文化会館ウェスティホールで「BRASS WORLD」と題したコンサートを行う。これは稲本が昨年から手掛ける『堺輪音』というコンサートシリーズの一環。音楽と堺のさまざまな産業、観光資源とコラボレートし、歴史と文化の町、堺の魅力を五感で楽しんでもらおうというコンサートのVol.4でもある。
 
 「『堺輪音』の中には「世代」というテーマも見出せるのではないか、と思ったんです」。2013年以来となる「ACROSS」の再編について、稲本渡はそう語る。「後進の育成と言うとおこがましいかも知れないけれど、上の世代と若い世代は僕らが繋いでいかないと立ち行かなくなる。世界で活躍するソリストが若手奏者たちと演奏する「ACROSS」は、世代が繋がる場でもあるし『堺輪音』の中で展開してゆく意味があるんじゃないか、と」。学生時代は府立淀川工科高校吹奏楽部で部長・コンサートマスターを務めた。自らライフワーク、と語るウインドオーケストラの活動が『堺輪音』とひとつに結びついた。
 
 首席奏者には先の石川直、米所裕夢らに加え、今やサクソフォン奏者として日本を代表するひとりとなった西本淳など、錚々たるプレイヤーが揃う。総勢35名という編成はウインドオーケストラとしてはやや小振りながら「音の迫力は相当なもの」と、稲本。ビッグバンドジャズの名曲「イン・ザ・ムード」から「ルパン三世のテーマ」、さらに「伝説の演歌メドレー」まで取り上げて、吹奏楽の本来の魅力である楽しさと高揚感に満ちたコンサートを目指すという。そして後半には地元・堺市立向丘小学校・平岡小学校マーチングバンド部、同じく登美丘中学校吹奏楽部を迎えてACROSSと合同演奏を。「真横に並んで一緒に息を吹くことで、きっと子どもたちとも一体になれる」と稲本が語る通り、音の輪で繋ぐ堺の魅力が全開となったステージを楽しむことができるだろう。当日は『堺輪音』の魅力である会場販売も充実。休憩時間は堺の名店が揃うロビーを訪ねることも、お忘れなく。


■堺輪音について 株式会社音屋組



(2016年5月20日更新)


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堺輪音Vol.4 「BRASS WORLD」

●6月12日(日)14:00
堺市立西文化会館ウェスティ ホール
一般-2800円(指定) 高校生以下-1800円(指定)
Pコード 292-832 チケット発売中

チケット情報はこちら


【出演/ウインドオーケストラ〈ACROSS〉首席奏者】
フルート:ラック・ザビエル(神戸女学院専任講師)
オーボエ:大島弥州夫(大阪フィルハーモニー交響楽団)
クラリネット:稲本渡(ソリスト)
サクソフォ-ン:西本淳(ソリスト)
ホルン:世古宗優(フリーランス)
トランペット:米所裕夢(blast!)
トロンボーン:戸澤淳(京都市交響楽団)
パーカッション:石川直(ソリスト)
ゲスト指揮者:塚田隆雄

【特別ゲスト】
堺市立向丘小学校・平岡小学校マーチングバンド部
堺市立登美丘中学校吹奏楽部

【予定曲目】
宝島
イン・ザ・ムード
Sing Sing Sing
剣の舞:ハチャトゥリアン(石川直Solo)
バラード:リード(西本淳Solo)
カーペンターズフォーエバー
名探偵コナンより
伝説の演歌メドレー
ジャパニーズ・グラフィティⅩⅠV~嵐メドレー~
2016年度全日本吹奏楽コンクール課題曲より(指揮者体験コーナー)
ほか

【問い合わせ】
稲本音楽事務所■072-221-2731