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楽しさ唯一無二!日本とヨーロッパの
伝統を結びつけた狂言風オペラシリーズ最新作
『コジ・ファン・トゥッテ』上演!

  狂言とオペラ、日本とヨーロッパの伝統的な芸能を結びつけ、高い芸術性と無類の面白さで好評を博している狂言風オペラシリーズ。その最新作『狂言風オペラ モーツァルト“コジ・ファン・トゥッテ ”』が、2月、全国を巡演。関西公演が2月24日(水)NHK大阪ホールで行われる。
 
 狂言風オペラシリーズは、京都の大蔵流狂言師、茂山千之丞らを中心に2002年にスタート。モーツァルトのオペラを自在に翻案し、クラシックの名門ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン管楽ゾリステンの演奏に乗せて、狂言師たちが物語を演じるというユニークなスタイルが話題を呼び『ドン・ジョヴァンニ』(02年)、『フィガロの結婚』(06年)、『魔笛』(09年)と順調に回を重ねて来た。11年には『魔笛』を携えてドイツ公演も行い、7ヵ所のステージを成功させるなど高い評価を収めている。タイトルの“コジ・ファン・トゥッテ ”とは、女はすべてこうしたもの、という意味のイタリア語。主人公の男たちが、互いの恋人たちの誠実さを試すため別な人物に変装して現れる、という、モーツァルトのオペラの中でももっともドタバタ的な性格の色濃い作品だ。
 
 今回、注目されるのが落語家、桂米團治の初参加。年来のモーツァルトファンとして知られ、「オペらくご」など、自らも落語とクラシックの合体した笑いに取り組む米團治が、脚本・演出のほか、モーツァルト=ダ・ポンテの原作にはない語り手という意外なポジションから物語に絡んでゆく。桂米團治は「『見立て』の極致の演劇と言われる狂言は違和感なくモーツァルトの音楽に溶け込むはず。後半はダ・ポンテの脚本の行間を読むような台詞の応酬が繰り広げられます。ブレーメン管楽ゾリステンと茂山家のコラボレーションをぜひお楽しみください」
と見どころを語る。洋の東西の笑いをフュージョンする「狂言風オペラ」シリーズ。この楽しさは唯一無二だ。


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(2016年1月15日更新)


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狂言風オペラ“コジ・ファン・トゥッテ”
モーツァルト作曲-管楽八重奏版-

●2月24日(水)18:30 NHK大阪ホール

S席-10000円 A席-8000円 B席-6000円
Pコード 276-413 チケット発売中

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【登場人物と配役】
主:呑・阿流本祖(ドン・アルフォンソ)      網谷  正美
乳母:出素妃以奈(デスピーナ)                  茂山  正邦
太郎冠者:(フェランド)                           茂山  宗彦
次郎冠者:(グリエルモ)                           茂山  逸平
姉:日於留出利惟児(フィオルデリージ)        茂山  茂
妹:銅羅別良(ドラベッラ)                        茂山  童司

おはなし:桂  米團治
演奏:ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン管楽ゾリステン

■狂言風オペラ“コジ・ファン・トゥッテ” 
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【問い合わせ】
ヴォイシング■06-6451-6263