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２万本以上の灯りが彩る、
古都・奈良に阪哲朗、横山幸雄を迎え
「なら燈花会 プロムナードコンサート 2015」

　毎年夏、奈良の夜を2万本を超えるろうそくの灯りが彩る「なら燈花会(とうかえ)｣。1999年から始まったこの光のイベントが今年も8月14日(金)まで開催されている。猿沢の池から興福寺、北に東大寺を望み、南は鶯池に浮かぶ浮見堂、そして春日大社参道に至る広大な奈良公園一帯が一面の灯りに照らしだされる様は幻想的な美しさで、この時期、奈良を訪れる人たちを惹きつけている｡
（点灯時間：19:00～21:45）
 
　この「なら燈花会」期間中の8月9日(日)、奈良県文化会館国際ホールで開催されるのが「なら燈花会プロムナードコンサート」だ。10年目の開催となる今回は、地元・奈良の奈良フィルハーモニー管弦楽団に加え、指揮に、小澤征爾、佐渡裕らを輩出したブザンソン国際指揮者コンクールの1995年の優勝者で、ドイツを中心にヨーロッパで活躍する阪哲朗を、そしてピアノに1990年、ショパン国際コンクールの入賞者で、現在も音楽界をリードする活動を続ける横山幸雄を迎える。プログラムはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と、チャイコフスキーの交響曲第4番。ともに深い情熱を湛えた響きが心に残る作品だ。
 
　コンサートの終了は、ほぼ19:00。文化会館前庭の「燈火と芸術の森」を抜ければ、そこはすぐに「なら燈花会」のプロムナードだ。コンサートの余韻を感じながら、無数の灯りの中に浮かび上がる、古都・奈良のどこか懐かしい面影を感じてみよう。

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なら燈花会公式サイト
奈良市観光協会公式ホームページ
奈良県文化会館/奈良県公式ホームページ



（2015年8月 5日更新）


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■横山幸雄（C）ミューズエンターテイメント　　　　　　　　　■阪哲朗

なら燈花会プロムナードコンサート2015

●8月9日(日)17:00
奈良県文化会館 国際ホール

S席-3500円　A席-2500円
Pコード　273-232　チケット発売中

【プログラム】
ラフマニノフ：ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
チャイコフスキー：交響曲第4番ヘ短調 作品36

【指揮】阪哲朗
【ピアノ】横山幸雄(ピアノ)
【管弦楽】奈良フィルハーモニー管弦楽団

【問い合わせ】
奈良県文化情報センター■0742-22-0200