藤岡幸夫と関西フィルがレギュラー出演。
新しい音楽番組「エンター・ザ・ミュージック」
10月7日より、BSジャパンでスタート!
関西フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、藤岡幸夫が司会を務める音楽番組「エンター・ザ・ミュージック~音楽はお好きですか?~」(毎週火曜23:00~23:30/BSジャパン)が10月7日(火)スタートする。「音楽は世界を豊かにする」をコンセプトに、毎回ゲストと藤岡がトークを展開。クラシックのみならずジャズやポップスにも光を当て、藤岡と関西フィルハーモニー管弦楽団の演奏をまじえながら、音楽の新たな魅力を探ろうという番組だ。9月11日、大阪でその発表記者会見が行われた。
「今までクラシックを聴いて来なかった人が“この音楽って、なに?”と興味を持ってくれるような番組を目指します。僕と関西フィルがレギュラーですが、クラシックにはこだわりません」。記者会見の席上、藤岡幸夫はそのように語った。“エンター・ザ・ミュージック”。まさに音楽への入り口が狙いだという。「演奏は実際のホール公演や、僕らの練習場であるオークホールで収録した映像を使います。つまり、いろんな関西のホールにカメラが入って演奏が収録されます。関西の素晴らしいホールから、僕らの演奏を全国の人に届けることができるというのは、この番組の見どころのひとつになると思います」
テレビ東京番組プロデューサーの工藤里紗氏は「関西のオーケストラと一緒にこういった音楽番組をお届けできるということをすごく、うれしく思っています。私は高校まで関西で過ごしましたから、関西にも素晴らしいオーケストラがあることを知っています。音楽文化が日本の東、西に分かれるのではなくて、共に豊かに成熟して、それが聴く人の心の豊かさにつながるようになればいい。その始まりになるような番組を作りたいと思っています」と語った。会見ではほかに関西フィルハーモニー管弦楽団専務理事、小谷健二郎、同事務局長、朝倉祥子の各氏が挨拶。番組への期待と抱負を語った。
予定されるラインナップは、
山下洋輔(ジャズピアニスト・作曲家)「ジャズからのアプローチ」
岩谷祐之(関西フィル/コンサートマスター)「オーケストラの魅力」
須川展也(サクソフォン奏者)「サクソフォンの魅力」
北村陽(小学生チェリスト)「話題のアーティスト」など。
関西発、新しい音楽番組に注目だ。
(2014年9月17日更新)
Check
■山下洋輔(ジャズピアニスト・作曲家)「ジャズからのアプローチ」 収録風景より
Concert
(C)青柳 聡
関西フィルハーモニー管弦楽団〈第260回定期演奏会〉
●10月10日(金)19:00
ザ・シンフォニーホール
S席-5000円 A席-4000円 B席-3000円
チケット発売中 Pコード 212-851
【指揮】藤岡幸夫
【ピアノ】萩原麻未
【プログラム】
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
シベリウス:レンミンカイネンの帰郷 作品22-4
~シベリウス・ツィクルス第3弾~
シベリウス:交響曲第4番 イ短調 作品63
※18:40より指揮・藤岡幸夫によるプレトークあり。
【問い合わせ】
関西フィルハーモニー管弦楽団■06-6577-1381