ホーム > NEWS > 今年は印象派の音楽を中心に。 入場料1000円で聴ける本格的なクラシックコンサート 「はじめてのクラシック~中学生・高校生のために」
「初めて聴く人のこそ、本物の感動を」という目的で、作曲家の三枝成彰
一般に印象派といって思い浮かべるのは、セザンヌやマネ、ルノアールなどの作品。19世紀後半のフランスに始まる絵画の一大潮流だが、それでは「印象派の音楽」とは、いったい何なのだろう?この疑問は実は、とても重要なポイントだったりもするのだ。
優雅なドビュッシーの『小組曲』から、ユーモラスでちょっと不気味なデュカスの『魔法使いの弟子』、極彩色の異国情緒に溢れ、20世紀前半のパリを熱狂させたストラヴィンスキーのバレエ組曲『火の鳥』、そしてふたつのメロディが同じリズムを繰り返しながら大きなクライマックスを迎える、ご存知ラヴェルの『ボレロ』まで、今回のプログラムはそんな印象派の音楽の奥深い世界をたっぷりと伝えてくれるもの。案内役を務める三枝成彰が、「印象派ってなぁに?」と題した解説で、その魅力を平易に説き明かしてくれる。
指揮は情熱溢れる音楽作りで知られる小林研一郎。そして管弦楽は大阪を代表するオーケストラのひとつ、日本センチュリー交響楽団。この一流の演奏と音楽を、破格の1000円で楽しめる「はじめてのクラシック」。副題には「~中学生・高校生のために~」とあるが内容は本格的なクラシックコンサートだ。クラシックに興味のあるすべての人に、聴いてもらいたい。
はじめてのクラシック ~中学生・高校生のために~
●8月28日(火)14:00
大阪国際会議場 グランキューブ大阪 メインホール
チケット発売中 Pコード 165-676
全席指定:一般-1000円
【指揮】小林研一郎
【演奏】日本センチュリー交響楽団
【案内役】三枝成彰
【プログラム】
ドビュッシー:小組曲
デュカス:魔法使いの弟子
ストラヴィンスキー:バレエ組曲『火の鳥』(1919年版)
ラヴェル:ボレロ
【問い合わせ】メイ・コーポレーション■03-3584-1951
(2012年7月23日更新)