NEWS

ホーム > NEWS > 20代の男女の脆く危うい日常と恋愛模様を リアルに映し出す映画『わたし達はおとな』 主演・木竜麻生が登壇した 大阪先行上映会舞台挨拶レポート

20代の男女の脆く危うい日常と恋愛模様を
リアルに映し出す映画『わたし達はおとな』
主演・木竜麻生が登壇した
大阪先行上映会舞台挨拶レポート

20代の男女の脆く危うい日常と恋愛模様をリアルに映し出す『わたし達はおとな』が、6月17日(金)より、テアトル梅田ほか全国にて公開される。ある日、妊娠に気づいた大学生の主人公・優実とその恋人・直哉を中心に、若者たちの等身大の恋愛を描く。「俺のスカート、どこ行った?」など話題のテレビドラマの脚本を手掛けた加藤拓也の初監督作。
 
瀨々敬久監督作『菊とギロチン』で映画初主演、同年の『鈴木家の嘘』でもヒロインに抜擢され、多くの映画賞を受賞した木竜麻生が主演を務め、『佐々木、イン、マイマイン』、『くれなずめ』など話題作に出演する藤原季節が恋人役で共演した。そんな本作の公開に先立ち、5月24日(木)、木竜麻生が登壇し、テアトル梅田でワールドプレミア先行上映会前に舞台挨拶を行った。
 
脚本を初めて読んだ際に「シンプルに面白い」と思い、事務所に「やりたいと伝えた」と言う木竜。撮影から1年を経ての公開となり「今日初めてお客さんに観ていただけるのが嬉しい。ものすごく緊張しています」と今の心境を語っていた。
 
そして、木竜自身初めてとなる恋愛映画への出演については「恋愛の場面がある映画はやったことがありましたが、ここまで恋愛が大きな軸になっている映画は初めてだったので、素直にいいなぁ」と感じたそう。続けて「誰かを好きになったり好きになってもらう時の苦しさと同じだけの楽しさを体感できました。元々恋愛映画を観るのは好きでしたが、演じるのも楽しかった」と嬉しそうに話していた。
 
また、『わたし達はおとな』というタイトルにちなみ、大人だと感じることを聞いてみると「大人だと思うことの方が少ないですが、ひとりで晩酌やひとり飲みをし始めた時に大人かな?と思った(笑)」そう。「20代後半になってようやくひとりで店に入ることができるようになった」が、「それまでは牛丼屋さんぐらいしかひとりで入れなかった」と笑いながら話していた。
 
さらに、大阪の印象を聞かれると「改めて、方言っていいなと思った」そう。「一度演技で大阪弁をやったことがある」と言い「すごく難しかった」そうだが、「大阪弁はすごく耳心地がいいので、聞けて嬉しかった」と話していた。
 
最後に「恋愛がテーマですが、私は日常を描いた映画だと思っています。ひとりの女性やひとりの男性、その友達や家族と日常を送っている中のいろんな出来事を垣間見てもらえる映画です。人の暮らしを見られるのも映画のひとつの魅力だと思います」と観客にメッセージを送り、舞台挨拶は終了した。
 
文/華崎陽子



(2022年5月27日更新)


Check

Movie Data




(C) 2022『わたし達はおとな』製作委員会

『わたし達はおとな』

▼6月17日(金)より、テアトル梅田ほか全国にて公開
出演:木竜麻生、藤原季節
菅野莉央、清水くるみ、森田想、桜田通、山崎紘菜
片岡礼子、石田ひかり、佐戸井けん太
監督・脚本:加藤拓也

【公式サイト】
https://notheroinemovies.com/otona/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/209859/index.html