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《第43回ぴあフィルムフェスティバル in 京都》が
京都文化博物館にて開催決定!

1977年にスタートし、今年43回を数える映画祭《ぴあフィルムフェスティバル》。9月の東京開催に続き、4年ぶりの京都主催開催が実現する。開催期間は、2022年1月8日(土)から16日(日)まで(※11日(火)休館を挟んで8日間)。京都が育んできた歴史と文化を継承し、映画発祥の地として新たな人材を発掘する場を提供する京都文化博物館のフィルムシアターで、関西初上陸、未配信作含む23監督49作品が上映される。
 
メインプログラムは、第1回より続く自主映画のコンペティション「PFFアワード」。入選者の中から、これまでに黒沢清、園子温、塚本晋也、佐藤信介、李相日、荻上直子、石井裕也監督など160名を超えるプロの映画監督を輩出し、新しい才能が集う場所として広く認知されるようになった。今回は、応募作489本の中から選ばれた入選18作品が上映される。



①コンペティション「PFFアワード2021」
 
予想を超える驚きの才能に出会う!
応募作489本の中から選ばれた入選18作品を上映。
 
審査員の池松壮亮さん大絶賛! グランプリに輝いた東盛あいか監督の『ばちらぬん』(京都芸術大学卒業制作)が、京都へ凱旋! 東盛監督の舞台挨拶あり。

pff1.jpg『ばちらぬん』

『帰路』制作時高校生だった高橋伊吹監督は現在、立命館大学に在学中の19歳。高橋監督の舞台挨拶あり。

pff2.jpg『帰路』
 
『壁当て』の井上朝陽監督は現在、大阪ビジュアルアーツに通う20歳。準グランプリ受賞の中塚風花監督『グッドバイ!』は同校卒業制作です。

pff3.jpg『壁当て』
 


②PFFスカラシップ作品
 
劇場公開を控える2作品を関西初上映! PFFが企画、製作、公開までトータルで映画をプロデュースする「PFFスカラシップ」プロジェクトの最新2作『猫と塩、または砂糖』、『裸足で鳴らしてみせろ』を関西プレミア上映。『裸足で鳴らしてみせろ』の工藤梨穂監督は京都芸術大学出身。2018年に大学卒業制作『オーファンズ・ブルース』でPFFアワードグランプリを獲得している。
 
pff4.jpg『猫と塩、または砂糖』
(C)PFFパートナーズ=ぴあ、ホリプロ、日活/一般社団法人PFF


pff5.jpg『裸足で鳴らしてみせろ』
(C)PFFパートナーズ=ぴあ、ホリプロ、日活/一般社団法人PFF

 


③ナワポン・タムロンラタナリット監督特集
 ~タイからの新しい風~

 
デビュー10年で、7本の長編映画を発表しているタイのナワポン監督は、軽やかな映画づくりでひと際輝く存在であり、その独自の映画手法には国内外からの注目が高まるばかりの37歳。昨年、《大阪アジアン映画祭》でグランプリを受賞し、日本で初劇場公開された『ハッピー・オールド・イヤー』も記憶に新しい。写真やSNS等現代メディアを自在に駆使し、どこまでも自由にフィクションとドキュメンタリーを行き来するこの新世代監督は、日本の文化が大好きなことでも知られている。ぜひ、この新しい風を存分に感じてください。

pff7.jpg『ダイ・トゥモロー』
 


④森田芳光70祭
 
森田芳光監督没後10年。本年は「森田芳光70祭」と題して、豪華なブルーレイボックスや書籍の発売に加え、国内外で企画上映が展開される。「PFF in 京都」では、1978年PFF入選の伝説の8ミリ『ライブイン茅ケ崎』などを含む3作品を上映。プロデューサーであり公私に渡るパートナーの三沢和子氏が全プログラムに登壇決定! 貴重なお話を伺います。

pff6.jpg
『(ハル)』(C)光和インターナショナル
 


⑤スペシャルプログラム
 
日本未公開作! 南アフリカの歌姫、ミリアム・マケバのドキュメンタリー『ママ・アフリカ ミリアム・マケバ』(ミカ・カウリスマキ監督)を上映!

pff8.jpg『ママ・アフリカ ミリアム・マケバ』

(2021年12月 2日更新)


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《第43回ぴあフィルムフェスティバル in 京都》

日程:2022年1月8日(土)~16日(日) ※11日(火)は休館
会場:京都文化博物館・フィルムシアター
料金:一般/シニア-1300円 学生/障がい者/友の会-800円(要身分証明書)
チケットは、12月11日(土)10:00よりチケットぴあにて発売開始

【映画祭公式サイト】
https://pff.jp/43rd/kyoto/