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ヨーロッパ企画初の長編映画
オンライン上映イベントを開催!

緊急事態宣言により公開が延期されていた、ヨーロッパ企画による初のオリジナル長編映画『ドロステのはてで僕ら』が、6月5日(金)より順次公開されることが決定。また同日19:00より、PIA LIVE STREAM、uP!!!(auスマートパスプレミアム会員または、auIDを持っている方が視聴可能)にてオンラインでの上映イベントが配信される。

毎年の本公演で1万5千人を動員する京都の人気劇団ヨーロッパ企画。本公演以外にも、映画やドラマの脚本執筆、イベント、バラエティ番組制作、ラジオ、携帯アプリ開発など、多岐にわたるコンテンツ制作を展開。役者一人ひとりが短編映画の監督を手掛けるなど、映像作品も数多く制作してきた。今回、そんな彼らが劇団全員で初のオリジナル長編映画を制作。原案・脚本は代表の上田誠が、監督はヨーロッパ企画の映像ディレクター、山口淳太が務めている。出演は、ヨーロッパ企画と藤谷理子、ヒロインには、ヨーロッパ企画とは初タッグとなる若手実力派・朝倉あき。撮影は、彼らのホームグラウンドである京都・二条のカフェで行われた。

“ドロステ”とは、絵の中の人物が自分の描かれた絵を持ち、その絵の中の人物も自分が描かれた絵を持ち…という、無限に続く入れ子のような構図のこと。物語の舞台は、とある雑居ビルにあるカフェ。カトウがギターを弾こうとしていると、テレビの中から声がする。画面に映る自分が、こちらに向かって「オレは、未来のオレ。2分後のオレ」と話しかけてくる。どうやら、カトウのいる2階の部屋と1階のカフェが2分の時差でつながっているらしい。“タイムテレビ”の存在を知り、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるカフェの常連たち。さまざまな人たちを巻き込み、「時間的ハウリング」は加速度的に事態をややこしくしていく…。

これまで時間やSFをテーマにすることを得意としてきたヨーロッパ企画が手がけた、まさに“時間SF映画”の決定版。合成を一切使わない上、全編長回し撮影でタイムトリップを映像化。パズル的な構造、群像による長回し、秒単位でテレビ画面と絡み続ける役者たち。その無謀ともいえる挑戦を、劇団ならではの結束力で乗り越えた奇跡の瞬間が連なる70分。

6月5日(金)19:00からのオンライン上映イベントでは、本編上映前に、原案・脚本の上田誠、監督の山口惇太、出演者全員によるオンライン舞台挨拶が行われる。また、本編上映後にはメイキング映像が見られるWebサイトを案内。アーカイブ配信は6月6日(土)23:59まで。

視聴券は5月23日(土)10:00よりチケットぴあにて販売。視聴券を購入することによって、本作を公開する全国15館の映画館を支援する仕組みとなっており、購入の際は、15館(関西は京都シネマ、出町座、シネマート心斎橋)の中から支援したい映画館を選択して購入する。チケットの発券は不要で、視聴方法は、公演日当日に購入履歴にてご案内。他、詳細はチケット購入サイトにてご確認を。




(2020年5月22日更新)


Check

「ドロステのはてで僕ら」オンライン上映会
@PIA LIVE STREAM & uP!!!

配信日:6月5日(金)19:00 ※6月6日(土)23:59までアーカイブ配信
オンラインライブ視聴券:1800円
https://t.pia.jp/pia/events/pialivestream/

チケット情報はこちら


Movie Data

『ドロステのはてで僕ら』

▼京都シネマほか全国順次公開予定
出演:土佐和成、朝倉あき、藤谷理子
石田剛太、酒井善史、諏訪雅
角田貴志、中川晴樹、永野宗典
本多力
原案・脚本:上田誠
監督:山口淳太

【公式サイト】
http://www.europe-kikaku.com/droste/

【ぴあ映画生活サイト】
https://cinema.pia.co.jp/title/183374/