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W主演の片寄涼太と橋本環奈が漫才でも沸かせた
映画『午前0時、キスしに来てよ』
大阪舞台挨拶レポート

みきもと凜によるベストセラー少女コミックを、『潔く柔く』の新城毅彦監督が映画化した青春ラブストーリー『午前0時、キスしに来てよ』が、大阪ステーションシティシネマほかで上映中。国民的スター・綾瀬楓と夢見がちで真面目な女子高生・日奈々、そしてその幼馴染が繰り広げる恋模様をドラマチックに描き出す。GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカリスト・片寄涼太と『銀魂』の橋本環奈がW主演を務め、眞栄田郷敦らが共演する。本作の公開を記念し、京セラドームでライブを終えた直後の片寄涼太と橋本環奈が登壇し、12月8日(日)、なんばパークスシネマで上映後に舞台挨拶を行い、全国でライブビューイング中継された。

0kiss3.jpg 大阪での舞台挨拶ということで、漫才風のセンターマイクが用意され、「どうも~。片寄です」「環奈です」、ふたりで「ふたり合わせて“よせかん”です」と挨拶し、そのまま「無事にライブも終わりまして。飛んできましたよ」(片寄)、「まさか間に合うと思わなかったです。これこそスーパースターなんだなと思いました」(橋本)と、漫才風にトークを続け、片寄が「皆さんに会いに来たよ、なんつって」と返すと、客席からは「キャー」と悲鳴のような歓声があがっていた。客席からは好意的な反応が続いたものの、橋本は「舞台挨拶で漫才するなんておかしいです。(片寄が)ひとりだけ乗り気なんですよ」とクレーム。片寄も「東京での舞台挨拶が終わった時点で、スタッフや監督たちとご飯に行った時に「漫才いけるんじゃない?」と話をしていたんです。でも、打ち合わせなさすぎだよね」と重ねると、橋本も「本当にすると思ってないし、漫才するって言われたのさっきだから」と追従。片寄も「びっくりしたよね。「スタンドマイク置いてあるから」って言われて「えっ!?」って思いました」と、早くも仲の良い掛け合いを披露していた。そして、公開を迎えた今の気持ちを、大阪出身の片寄に関西弁で言ってもらうと「めちゃくちゃ嬉しいです」。橋本にも尋ねると「めちゃくちゃ嬉しいです」と関西弁のイントネーションで返し、「うまいね」と片寄はもちろん、客席からも声が上がっていた。さらに橋本に対して客席から「可愛い」と声があがると、片寄が「可愛いしか言われてねぇな」とつぶやく。すかさず橋本が「なんなんですか、その棘のある言い方」とつっこむなど、相性の良さを見せていた。

そして、橋本は「まさか、片寄さんが京セラドームから間に合うとは思ってなかったんです。道路が渋滞していたので、車の中で着替えたらしいんです。めちゃめちゃ働かされているのに、こうやって爽やかな笑顔で王子が舞い降りてきたので、皆さん心待ちにしていたんだろうなと思います」と多忙な中、舞台挨拶に間に合った片寄を称賛。続けてMCから、スーパースター綾瀬楓を演じるにあたって意識したことを聞かれると片寄は、「まぁ、ありのままでいこうかな(笑)」とスーパースターぶって話すと、客席からは「ふー」と声が上がり、橋本とともに「そこは「ふー」じゃないよ。つっこんで」と笑顔で返す場面も。「今までGENERATIONSとして活動してきた時間、個人でお芝居に挑戦させていただいた時間、今まで過ごしてきた時間全てが楓という役の役作りになるというのは、今までにも出会ったことのない役ですし、今後も出会うことのない役だと思ったので、自分にとっても感慨深い役になりました」と感慨深げに語っていた。一方、橋本も普通の女子高生という役柄について聞かれると、「私は日奈々と似ている部分があまりなくて、すごくお芝居していて新鮮でした。この映画の日奈々も、原作の日奈々もすごくピュアで、綾瀬の行動にあたふたしながらもついていこうとする健気さがあるので、スーパースターとの恋を描いているからこそ、観ている人が日奈々を嫌いにならないようにお芝居することを心がけていました」と語っていた。

0kiss4.jpg さらに、原作者のみきもと凜からメッセージとイラストの書かれた色紙が、サプライズでそれぞれに手渡された。元々みきもとのファンだった橋本は「すごい。めちゃくちゃ嬉しいです。「とびっきりキュートな日奈々をありがとうございます」と書いてあるんですが、こんな風にサプライズを用意していただいていると思っていなかったので、漫才のサプライズより全然嬉しいです。みきもと先生の絵が元々大好きなので、まさか自分のことを書いていただけるなんて、嬉しいです」と感激していた。片寄も「すごい。めちゃくちゃ嬉しいですね。「よせさんのおかげでもっと楓を好きになりました。ありがとうございます」と書かれているんですが、こういう絵を描いていただくのは初めてなので、宝物にしたいと思います」と感謝の気持ちを述べていた。

0kiss5.jpg最後に、カメラに向かって投げキッスをお願いされ、「大阪から、大ヒット上映中」の掛け声に合わせて、ふたりが投げキッスを披露した後、橋本が「この会場だけでなく、全国で足を運んでいただけていることがすごく嬉しいですし、皆さんに作品が愛されていると思うとすごく有り難いと感じています。公開して、こうして生で皆さんの声を聞くことができて、すごく嬉しいです」、片寄が「全国で同じ時間を共有することができて、とてもとても嬉しかったです。映画も楽しんでいただけていたら嬉しいです。この映画はスーパースターと女子高生の恋を描いているんですが、今までこんな映画は観たことないですし、芸能界の裏側を覗けるような作品ですし、幅広い方に観ていただいても心温まるラブストーリーになっていると思います」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。

 

取材・文/華崎陽子




(2019年12月 9日更新)


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Movie Data

(C)2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会

『午前0時、キスしに来てよ』

▼大阪ステーションシティシネマほか全国にて上映中
出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、橋本環奈
眞栄田郷敦、八木アリサ、岡崎紗絵
鈴木勝大、遠藤憲一
原作:みきもと凜「午前0時、キスしに来てよ」
監督:新城毅彦
主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE
「One in a Million -奇跡の夜に-」

【公式サイト】
https://0kiss.jp/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/181772/