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主人公・閻魔あいを妖艶に演じた玉城ティナが登壇!
映画『地獄少女』大阪舞台挨拶レポート

2005年にTVアニメが放送開始され、その後も漫画化やドラマ化などで幅広い支持を集めてきた「地獄少女」シリーズを、新たに実写映画化した『地獄少女』が、11月15日(金)より、梅田ブルク7ほか全国にて公開される。『不能犯』や『貞子vs伽椰子』の白石晃士がメガホンを取り、午前0時に開く秘密のサイト“地獄通信”で依頼すると、地獄少女が恨みを晴らしてくれるという都市伝説から始まる報復代行=“地獄送り”の物語をスリリングに描き出す。本作の公開を前に、“地獄送り”を実行する、妖艶な主人公・閻魔あいに扮した玉城ティナが登壇し、11月8日(金)に梅田ブルク7で、先行上映会の上映前に舞台挨拶を行った。

まずは、ひとりで舞台挨拶に立つことが初めてという玉城ティナが「ひとりで舞台に立つということはなかなかないので、今日は皆さんと一緒に最後まで盛り上がっていければと思っております。皆さんのお力をお借りできると嬉しいです」と不安げながらも力強く挨拶し、舞台挨拶は始まった。小学生の頃に原作を読んでいた玉城に原作の印象を聞いてみると、「小学生の頃に漫画を読んでいて、恋愛ものやキュンとするようなものが多い中で、『地獄少女』だけが異彩を放っていて、すごくインパクトのある作品だったので、よく覚えていました。だから、お話を頂いた時も、あの閻魔あいを私がやれるのだろうかと思いました」と、やはり強烈なインパクトを残す閻魔あいを演じることへのプレッシャーを感じていたよう。さらに、閻魔あいを演じる上で気を付けたことを聞いてみると、「今までの芝居の仕方とは全然違っていて、アニメを見て、普段出しているのとは違う閻魔あい用の声を勉強して、何回も声優さんの声を聞きながら自分だったらどういう声を出すかなと考えました。また、ちょっとした呼吸や動きでも閻魔あいらしくなくなってしまうので、なるべく動かず、体を固定して、視線や首の動かし方もカメラワークと連携させるような、割と細かいところから監督と作り上げていきました」と、本作で2度目のタッグとなった白石監督と閻魔あいを作っていった過程を語っていた。

そして、人の恨みをはらして“地獄送り”にする閻魔あいを演じた玉城に、実生活で腹のたつことを聞いてみると、「ちょっと腹がたつなと思うことは誰しも日々あると思うんですが、なかなか具体例が思いつかないですね。道を間違えられたりしたら「ちっ」ってなりますけど(笑)。それは出さずにいます。できるだけ平和に生きていきたいと思っている私が、『地獄少女』の主演を務めることになったんですが、“恨み”だけを描いた作品ではないと思うので、そこも楽しんでもらえたら嬉しいです」と作品のPRに繋げていた。さらに、閻魔あいのキメ台詞である「いっぺん、死んでみる」にちなみ、いっぺんやってみたいことを玉城に尋ねてみると、「14歳からモデルとして活動させてもらっていたので、バイトをしたことがないんです。だから、アルバイトをしてみたいです。人が来ない喫茶店で(笑)。おっちょこちょいなので、物を落としたりして迷惑をかけてしまいそうなので、珈琲ぐらいだったら運べるんじゃないかと(笑)」と、笑いながら小さな夢を語っていた。

最後に、玉城が「公開前に大阪の皆さんにお届けすることができて、私も嬉しく思っています。この映画は、ホラーっぽい印象を持たれているかもしれませんが、普遍的な人間の本質みたいなものが描かれた作品です。私は、この映画を観た時に私がこの物語の中にいたらどうするだろう? と改めて考えさせられたので、皆さんの感想を楽しみにしています」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。

 

取材・文/華崎陽子




(2019年11月11日更新)


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Movie Data

(C)地獄少女プロジェクト/2019映画『地獄少女』製作委員会

『地獄少女』

▼11月15日(金)より、梅田ブルク7ほか全国にて公開
出演:玉城ティナ、橋本マナミ、楽駆
麿赤兒、森七菜、仁村紗和
大場美奈、森優作、片岡礼子
成田瑛其、藤田富、波岡一喜
原案:わたなべひろし
監督・脚本:白石晃士
主題歌:GIRLFRIEND「Figure」

【公式サイト】
https://gaga.ne.jp/jigokushoujo-movie/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/176947/