ホーム > NEWS > 声優・本名陽子&ゆかな登壇! ふたりのプリキュアへの熱い思いが語られた 映画『映画HUGっと!プリキュア・ ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』 大ヒット記念舞台挨拶レポート
2004年のTV放送以来、人気を拡大し続ける“プリキュア”シリーズの劇場版『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の大ヒットを記念し、11月5日(月)、「ふたりはプリキュア」でキュアブラック・美墨なぎさ役を務めた本名陽子とキュアホワイト・雪城ほのか役を務めたゆかな、そして初代の「ふたりはプリキュア」から「Yes!プリキュア5 GoGo!」までプロデューサーを務めた鷲尾天プロデューサーと、本作のプロデューサーを務めた神木優プロデューサーが登壇し、Tジョイ京都で舞台挨拶を行った。
2018年にプリキュア15周年を記念してスタートした『HUGっと!プリキュア』と、初代に当たる『ふたりはプリキュア』のメンバーが共に戦う姿を描く本作。総勢55人ものプリキュアたちが活躍するほか、人気声優・宮野真守のプリキュア初出演も話題となり、10月27日(土)に公開されると、その週の興行収入第1位に輝くとともに、歴代最高のオープニング記録を樹立した。
まずは、本名陽子とほのかに挨拶を促すと、ふたりで声を揃えて「デュアルオーロラウェーブ、光の使者キュアブラック、光の使者キュアホワイト、ふたりはプリキュア、闇の力のしもべたちよ、とっととお家に帰りなさい!」と決め台詞で挨拶。客席からは割れんばかりの拍手が起こっていた。そして、本作では初めての関西での舞台挨拶となったことについて本名は、「関西での舞台挨拶は、『映画 ふたりはプリキュア マックスハート2 雪空のともだち』で大阪に行かせていただいただけで、京都では初めてなので、本当に嬉しいと思っています。そもそも「ふたりはプリキュア」がマックスハートになったこともびっくりしていたのに、まさかと思いましたし、それが続いて映画になったことも驚きましたけど、まさか15周年を迎えて、舞台挨拶が京都で、しかも平日の夜7時からなのに、こんなにたくさんの方が来てくださったのが本当に嬉しいです」と感無量の様子。ゆかなも、「(関西での舞台挨拶は)大阪へ舞台挨拶に行って以来なので、13年ぶりですし、今日は平日で、けっこう急だったにも関わらず、こんなにたくさんの方にお時間を作っていただけて本当に有難いです。短い時間ですがいい思い出を残してもらえるといいなと思います」と感謝をこめて挨拶し、舞台挨拶は始まった。
また、週末興行ランキング1位、そしてプリキュア映画の歴代1位のオープニング記録を樹立したことについて神木Pは、「この映画にはたくさんプリキュアが出てくるんですが、きっと皆さんの心の中に好きなプリキュアがいて、大切にしてくださっているんじゃないかと思うと、同じ同志としてこの映画を分かち合いたいと思います。」と本作への思いを語っていた。一方、鷲尾Pが「最初に言い訳させていただきますと、僕が「55人のプリキュアをなんとかしなさい」と神木に丸投げしました。初めて「プリキュアオールスターズ」をやった時が14人で作画監督たちから本当に止めてと言われていたのに、55人ですよ(笑)。本人の中では、僕に対して丸投げしやがってとか色々な思いがあると思うんですが、正直、ここまでの映画に仕上げてくるとは思ってなかったんです。55人はさすがに無理だろうって思っていましたから(笑)。僕がここまでのものを作れたかどうかは心もとないですし、本当にすごいと思います。一応誉めておきます(笑)」と神木Pを絶賛すると、客席からも拍手が。
そして、本名は「ひとつひとつ目の前のことに全力で立ち向かってきた結果が、2年目に繋がって映画になって。誰ひとり欠けても成しえなかったことですし、応援してくださった皆さんのおかげで15周年を迎えられたんだと感慨深く思っています。私事ですが、この映画を3歳の娘と1歳の息子の映画館デビューの作品にしようと思って、意気込んで公開翌日に行こうと思ったら熱を出してしまいました(笑)。」と感慨深げだった。さらにゆかなは、「実は「ふたりはプリキュア」のタイトルロゴが劇場でかかるのは今回が初めてなんです。なんなら、鷲尾さんすら忘れていたんじゃないかな」と鷲尾に聞くと「全然気づいてなかった」とのこと。本多とゆかなにとってはもちろん特別なことだったようで、「1作目の映画の公開が「マックスハート」に入ってすぐだったので、映画は『プリキュア マックスハート』で2作やっていて、私たちにとって15年目の奇跡は「ふたりはプリキュア」っていうロゴが劇場でかかることだったんです。私たちはそこにすごく感動していました。その気持ちを皆さんにも味わっていただけたら嬉しいです」と感無量な様子だった。
最後に、「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」という新たなカテゴリーでのギネス世界記録に認定されたことを受け、認定証を客席に披露。ギネス世界記録への認定についてゆかなは「話が大きすぎて、いまだによくわからないんです(笑)。最初は来年も続くことで喜んでいたのに、目の前でギネスに認定されて、目の前で認定式が行われると、これは現実なのかファンタジーなのかわからなくなるんです。もうこの先味わえないような体験をさせていただいています」と語り、本名も「人は本当にすごいことが起こるとただただ驚くことしかできないんだとわかりました(笑)。でも、今回のギネスも皆さんのおかげでいただけたと思うので、感謝の気持ちでいっぱいです」と語り、ふたりで「ありがとうございました」と感謝を述べて舞台挨拶は終了した。
取材・文/華崎陽子
(2018年11月 6日更新)
▼梅田ブルク7ほか全国にて上映中
出演:引坂理絵、本泉莉奈
小倉 唯、田村奈央
田村ゆかり、多田このみ
野田順子、本名陽子
ゆかな
原作:東堂いづみ
監督:宮本浩史
脚本:香村純子
【公式サイト】
http://precure-movie.com/
【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/175567/