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ホーム > NEWS > 片寄涼太、町田啓太、斎藤工も登場! 豪華俳優陣と映画人が揃った 《第5回なら国際映画祭》イベントレポート

片寄涼太、町田啓太、斎藤工も登場!
豪華俳優陣と映画人が揃った
《第5回なら国際映画祭》イベントレポート

2010年から2年に1度、古都・奈良で開催され、今年で5回目を迎える《なら国際映画祭》。初日となる9月20日(木)に、奈良県文化会館前でレッドカーペットと奈良県文化会館でオープニングセレモニーが開催され、エグゼクティブディレクターの河瀬直美はもちろん、アンバサダーに就任した斎藤工や、サポーターの片寄涼太をはじめ、同イベントのメインプログラムNARAtive作品『二階堂家物語』の主演・加藤雅也、出演者の石橋静河、町田啓太、そして功労賞を授与されたクリストファー・ドイル、審査員長を務めるクリスティアン・ムンジウ監督(『4ヶ月、3週と2日』)ら、国内外を問わず豪華ゲストが登壇した。
 
 
レッドカーペット開始予定の16時の時点では、まだ雨が降りしきっていたものの、遅れてスタートする頃には徐々に小雨となり、ゲストの多くが登場する頃には雨が上がるなど、幸先のいいスタートとなった。まず、先陣をきって、サポーターの片寄涼太が登場すると、観客からは黄色い声援が飛び交っていた。
 
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その後も次々に豪華ゲストが登場する中、本映画祭のアンバサダーに就任した斎藤工は、観客ひとりひとりのサインや写真撮影に応じるなど、見事なファンサービスを披露していた。最後に、加藤雅也をはじめとする、奈良県・天理市で撮影された『二階堂家物語』の出演者らが登場すると、ひと際大きな盛り上がりを見せていた。
 
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そして、会場を奈良県文化会館内に移して行われたオープニングセレモニーでは、エグゼクティブディレクターの河瀬直美が開幕を宣言するとともに、今月15日に逝去した樹木希林に特別功労賞を授与し、河瀬直美監督作『あん』に出演した際の映像などが、「樹木希林さんおめでとう」「そしてありがとう」のメッセージとともに流された。
 
 
また、アンバサダーに就任した斎藤工は「今日はあいにくの雨で、僕たちが樹木さんを惜しむ心の涙が雨になったんだと思います。それを樹木さんが「あんたたち、泣いてるんじゃないわよ」と止めてくれたんじゃないかと。今、雨が降っていないのがとても映画的で、樹木さんの存在を感じます。」と冒頭、挨拶し、アンバサダーについては、「僕が役職をいただいたのが、バイトリーダー以来なので、とても誇らしい気持ちでいっぱいです。」と語っていた。その後、功労賞を授与されたクリストファー・ドイルに花束を贈呈した。


取材・文/華崎陽子



(2018年9月21日更新)


Check
エグゼクティブディレクターを務める河瀬直美監督
なら国際映画祭アンバサダーに就任した斎藤工
斎藤工から花束を受け取るクリストファー・ドイル

Event Data

《第5回なら国際映画祭》

▼9月24日(月)まで開催中
会場:奈良市ならまちセンター市民ホール、奈良市ならまちセンター多目的ホール、尾花座(ホテルサンルート奈良)、他

【公式サイト】
http://nara-iff.jp/2018/