NEWS

ホーム > NEWS > 一大議論を巻き起こした問題作 『ダイビング・ベル/セウォル号の真実』が ついに大阪で初上映!

一大議論を巻き起こした問題作
『ダイビング・ベル/セウォル号の真実』が
ついに大阪で初上映!

韓国の大型旅客船沈没事故「セウォル号事件」の真相究明を目的に作られたドキュメンタリー映画『ダイビング・ベル/セウォル号の真実』の特別上映会が、大阪・ビジュアルアーツ専門学校アーツホールにて開催される。
 
2014年4月16日、仁川(インチョン)港から済州(チェジュ)島に向かって出航した韓国の大型旅客船セウォル号が沈没。乗員・乗組員476名のうち、捜索作業にあたった民間人や修学旅行中だった高校生を多数含む304名の死者・行方不明者を出す大事故が起きた。
 
映画『ダイビング・ベル/セウォル号の真実』は、海洋警察の不十分な救助態勢や、嘘の報道を流すマスコミ、政府の危機管理に対する疑問や不信感など、セウォル号を取り巻くミステリーを映す。
 
本作は2014年の《釜山国際映画祭》で上映されたが、この上映に対して釜山市長が中止を求め、波紋が広がった。映画祭のプログラムに行政が意見するのは異例だったが結果として映画は上映され、観客から大きな喝采を浴びた。しかし、その後、釜山国際映画祭組織委員長が事実上、更迭。翌年の映画祭に対する国庫支援予算が大幅削減されるなど、政治的報復ともとれる出来事が続いた。
 
事故から2年。一大議論を巻き起こした問題作『ダイビング・ベル/セウォル号の真実』がついに大阪で初上映される。この貴重な機会にぜひご注目を。



『ダイビング・ベル/セウォル号の真実』特別上映会
 
日時:2016年4月25日(月) 19:00 START
   2016年4月28日(木) 19:00 START ←追加上映決定!
 
   VD-1校舎3階「アーツホール」
   大阪市北区曽根崎新地2-5-23
   JR大阪駅から徒歩10分、京阪渡辺橋駅から徒歩約7分
 
お問合せ:アジアプレス大阪事務所 TEL 06-6373-2444
 
※最新情報はこちら

(2016年4月21日更新)


Check

Movie Data

『ダイビング・ベル/セウォル号の真実』

監督:イ・サンホ、アン・ヘリョン
韓国/2014年/77分

前売券1500円(Pコード:466-671)
当日券1800円

※各上映日の前日23:59まで、サークルK・サンクス、セブン-イレブン、チケットぴあ店舗(各店舗の営業時間内)にて販売。
※前売券が完売した場合は当日券の販売なし。

チケット情報はこちら


※詳細はこちら
http://artistaction.jimdo.com/

「I SUPPORT BIFF」

表現の自由を守るため行政と戦う《釜山国際映画祭》。それを支援するために立ち上がったキャンペーン「I SUPPORT BIFF」には、俳優のアン・ソンギ、ユ・ジテ、ヤン・イクチュンら韓国の映画人のほかにも、レオス・カラックス(フランス)、黒沢清、塚本晋也、是枝裕和、行定勲らと共にPFF(ぴあフィルムフェスティバル)も名乗りを上げており、その輪は世界中に広がっていることでも話題。