「関ジャニ∞のメンバーも観てくれました。
中でも錦戸くんは最初から最後まで
(涙が)垂れ流しでした」(大倉)
大倉忠義(関ジャニ∞)&桐谷美玲が願掛け!
『100回泣くこと』大ヒット祈願イベントレポート
人気作家、中村航の同名ロングセラー小説を原作に『ヴァイブレータ』や『きいろいゾウ』の廣木隆一監督が映画化した感動作『100回泣くこと』が、6月22日(土)より大阪ステーションシティシネマほかにて公開。そこで公開を前に、本作で初の単独主演を果たした大倉忠義(関ジャニ∞)とヒロインを演じる桐谷美玲が来阪し、大ヒット祈願イベントが梅田スカイビルの屋上、空中庭園にて行われた。
映画は、記憶の一部を失った青年、藤井(大倉)と、病魔に侵された女性、佳美(桐谷)の切ない恋愛模様を繊細なタッチで描いたラブ・ストーリー。ということでイベントが行われたのは、関西の“恋人たちの聖地”と呼ばれる場所、空中庭園内にある“誓いのフェンス”前(ルミ・デッキ)。同庭園は地上173メートルにあり、360°開放型の展望台、そこで大倉は「高いところは苦手なので初めて来ましたが、大阪に住んでいても見たことない景色ですね!」と感激した様子。劇中のふたりの永遠の愛を誓い、役名である「藤井くん&佳美」が刻まれたHeart Lock(ハート型の鍵)を“誓いのフェンス”にかけた桐谷は「景色を見ながら愛を誓うなんてロマンチックですね!」と満面の笑みを見せた。
その後行われた質疑応答では、完成した本作の感想として「身近に感じられ観入ってしまった。悲しかったり、希望もあふれていたり、いろんな気持ちになる映画」と語った大倉。それを受けて桐谷は「わたしは自分の出演した映画を客観的に観れずいつも反省ばかりしながら観がち、でもわたしが知らない藤井くんの姿が観られて、グッときました。心から大切にしたい作品です」と作品への自信を覗かせた。また、今回演じた佳美という役は「感情の起伏が激しい役だったので大変でした。楽しい場面はいいですが、病気などで追い込まれていくシーンは自分も辛かったですね」と役作りについての苦労も聞かせてくれた。
また、タイトルに因んで「最近泣いたのはいつ?」との記者からの質問に、桐谷は「DVDで『フランケン・ウィニー』を観て泣きました」犬を飼っているので犬ものに弱いと答え、大倉は「友達とゾンビ映画を見ていて、トイレに行って出てきた時に友人に驚かされて、多分、その時泣きました」と話し、記者の笑いを誘った。
そして「今回の作品は何回泣けますか?」との問いには「100回近くは泣いていただけると思います。関ジャニ∞のメンバーも観てくれました。中でも錦戸くんは最初から最後まで(涙が)垂れ流しだったのでカウントとしては1回ですね(笑)」と大倉。そして、桐谷も「100回は泣いてもらいたい! それくらい心に響くといいなと思います」と本作をアピールした。
(2013年6月19日更新)
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