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ホーム > NEWS > 『桜蘭高校ホスト部』のメンバーが 阪神タイガースのハッピ姿のコスプレを披露! 川口春奈、山本裕典ら主要キャストが登壇した 大阪での舞台挨拶の模様をレポート

『桜蘭高校ホスト部』のメンバーが
阪神タイガースのハッピ姿のコスプレを披露!
川口春奈、山本裕典ら主要キャストが登壇した
大阪での舞台挨拶の模様をレポート

 累計1300万部を突破した、葉鳥ビスコ原作の人気コミックがTVアニメ化、実写版のTVドラマを経て、遂に劇場版となって登場する『桜蘭高校ホスト部』が大阪ステーションシティシネマほかにて公開中だ。セレブ子女たちが通う名門・桜蘭学院で、学内屈指のイケメンぞろいのホスト部に迷い込んだ庶民女子ハルヒが、男の子のフリをして部員としてデビューし、次第に仲間たちと絆を深めていく姿が描かれる。公開2日目に、ドラマ版に続いて主人公のハルヒを演じた川口春奈とホスト部部長の須王環に扮した山本裕典、ホスト部副部長の鳳鏡夜を演じた大東駿介、やんちゃな双子常陸院光と馨に扮した高木心平と万平、黒魔術部部長の猫澤梅人を演じた竜星涼、そして本作が初監督作となる韓哲監督が大阪ステーションシティシネマでの舞台挨拶に登場した。

 

 大阪が本作での最後の舞台挨拶なうえに、ホスト部の制服姿はこれで見納め(!?)とあって、客席は満員。そんな中、キャストたちの登壇がMCから告げられると、制服姿のキャストに感動した観客の悲鳴のような歓声とともに、客席のテンションは一気にヒートアップ。まずは、それぞれの挨拶から始まったが、挨拶の前にキャストが発する「こんにちは」や「どうでしたか?」などの声に全て返事が返ってくるなど、和やかな雰囲気で舞台挨拶は進んだ。「この映画で皆さんを笑顔にしたいと思って、みんなで頑張りました。映画ではホスト部らしくさらに豪華で派手な感じになっていたと思います。ぜひ、一度ではなく何度も見てください」(川口)、「この大阪での舞台挨拶でホスト部のメンバーが集まるのは最後です。何かの縁があってもしかしたら再集合するかもしれませんが、今後この作品がどうなるかは皆さんの力にかかっています。面白かったと思ったら、どんどん宣伝していただいて皆さんの力を貸してください」(山本)、「ホスト部内の恋愛や友情が中心に描かれていましたが、きっと(僕が演じた猫澤が所属する)黒魔術部を好きになってくださった方もたくさんいらっしゃると思います。この映画が面白かったと思ってもらえれば嬉しいです」(竜星)、「映画を観終わった皆さんが爽やかな顔をしていて、すごく嬉しいです。一度と言わず何度も観ていただいて、ホスト部に癒されてください」(高木心平)、「この映画は、僕達が半年間全力でぶつかった作品です。その分思い入れもすごくありますし、自分の代表作になったと思っています。皆さんの力で日本全国に桜蘭旋風を巻き起こして、次回作が出来るように盛り上げてください」(高木万平)、「とにかく笑顔になれる、とにかく元気になれる作品になればいいなと思って、現場でもそれを意識して撮影していました。皆さんが笑顔に変わっていく作品になったと思います。これからも桜蘭を愛してやってください」(大東)とそれぞれの作品への思いとともに次回作への願いが込められた挨拶だった。

 

 そして、本来であれば監督の挨拶に移るはずだったのだが、監督が黒のジャケットの下に着用していた阪神タイガースのTシャツから話は意外な方向に。「僕は東京生まれ東京育ちなんですが、大阪が大好きなんです。今回、初めて映画の監督を務めさせていただいて、舞台挨拶があると聞きまして、最初は東京だけと聞いていたんですが、どうしても大阪だけは行きたい、大阪での舞台挨拶が僕の夢ですとお願いして、ここに立つことができました。本当に感無量です。この映画を観て笑顔になれたり、いいシーンあったなと思っていただけたら、ぜひ大阪から桜蘭を盛り上げてください!」と語るや、ジャケットを脱いでTシャツ姿に。そのTシャツはなんと、阪神タイガースの6番。すると、大阪らしく観客からは拍手喝采。監督はノリノリで「この6番は、和田監督の現役時代の背番号でもあるので、和田金本バージョンなんです。和田監督は現役時代、虎の安打製造機と言われていたので、和田監督にならってスマッシュヒットを狙いたいと思います」と発言。そして、監督命令によって登壇者全員に阪神タイガースのハッピが配られ、壇上はコスプレショーに。特に、劇中ではコスプレは一切なく、今回も黒魔術部の衣装で登場していた竜星は、川口から「ださっ(笑)」と言われていたように、無理矢理感が満載だったが、やはり桜蘭らしく、コスプレを着ると皆のテンションが上がっていたようだった。しかも、監督は山本に「楽屋で監督が、この服装でずっとポップコーンを食べてるんですよ(笑)。それが面白くて(笑)」と、楽屋での姿を暴露される始末。それでも、キャストと監督の息のあった掛け合いで舞台挨拶は盛り上がりを見せていた。

 

 最後に山本と川口が、「この映画は、僕らの気持ちが詰まった作品になっています。これからこのメンバーで集まる機会はないかもしれないですが、やれることはやりました。後は皆さんの力を借りるだけです。本当によろしくお願いします」(山本)、「この映画は、本当に私たちの全てが詰まった作品で、観た方に元気を与えられる作品であればいいと思っています。これからもずっと桜蘭を愛してください」(川口)と、ありったけの映画への思いを語って舞台挨拶は終了した。舞台挨拶の最中も、キャストのコメントに、何度も返事が返ってくるなど、観客のキャストと作品への愛も伝わってくる舞台挨拶だった。




(2012年3月21日更新)


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Movie Data




(C)2012 BH・H/OHHC

『桜蘭高校ホスト部』

●大阪ステーションシティシネマほかにて上映中

【公式サイト】
http://www.tbs.co.jp/ouran_movie/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/157989/


Interview Data

主人公のハルヒを演じた川口春奈のインタビューはこちら!
https://kansai.pia.co.jp/interview/cinema/2012-03/ouran-movie.html