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ホーム > NEWS > 怖がりの志田未来と怖いものが大好きな川口春奈、 正反対のコメントが飛び出した 『POV~呪われたフィルム~』 志田未来&川口春奈ら来場舞台挨拶レポート

怖がりの志田未来と怖いものが大好きな川口春奈、
正反対のコメントが飛び出した
『POV~呪われたフィルム~』
志田未来&川口春奈ら来場舞台挨拶レポート

 『誰も守ってくれない』の志田未来と、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』の川口春奈が共演で贈る実録ホラー『POV~呪われたフィルム~』がTOHOシネマズ梅田ほかにて公開中だ。ふたりが携帯電話向け番組中に体験した恐怖の体験を基に、鶴田法男監督が再構築。投稿された心霊画像の異変、突如モニターに出現する予定外の映像、そして元凶となる学校の怪談と、何かに導かれるような展開が、迫真の瞬間に辿り着くまで目が離せなくなること間違いなしの本作の公開に合わせ、本人役を演じた志田未来と川口春奈、鶴田法男監督が来阪し、舞台挨拶を行った。

 

 志田未来は事務所の後輩・川口春奈と、全国から届いた投稿映像を紹介する番組を収録していた。するとモニターには予定外の映像が。それは川口が通っていた中学で撮影された映像で、霊能者の助言に従って、未来と春奈は浄霊するために、その中学に向かうのだが、そこには恐ろしい出来事が待ち受けていた…という物語であるだけに、場内は舞台挨拶の前にも関わらず静まりかえっていた。志田や川口が登場すると、さすがに盛大な拍手は起こったものの、そんな雰囲気の中、3人の挨拶から舞台挨拶は始まった。

 

志田未来(以後、志田):昨日、無事に初日を迎えることができました。今日もたくさんの方に来ていただけて嬉しいです。

 

川口春奈(以後、川口):ホラー映画は初めてでしたし、もちろん本人役も初めてで初めてづくしの撮影だったので、すごく新鮮でしたし、とても勉強になりました。自分で観てもすごく臨場感溢れる作品でしたし、こんなにたくさんの方に観ていただけたのはほんとに嬉しいです。

 

鶴田法男監督(以後、鶴田):この作品は、フェイクドキュメンタリーで作りものの話だと思われていると思いますが、これは本当です(笑)。志田未来と川口春奈は本当です。それ以外は皆さんの想像にお任せします(笑)。20年前に僕がビデオで作った「本当にあった怖い話」が、『リング』などハリウッドを席巻するジャパニーズホラー(以後、Jホラー)のはしりだと言われているんです。ところが最近Jホラーの勢いがなくなってきて、欧米諸国からJホラータッチの作品が入ってくるようになったので、とびきり怖いものを作ればJホラーも復権できるだろうし、Jホラーはアニメと並ぶ日本が世界に誇る映像文化なので、皆さんに観てもらいたいと思って渾身の思いで作りました。

 

 本作は、POVという「Point of View Shot」を略称した、カメラの視線と登場人物の視線を一致させるようなカメラワークで撮影されただけに、志田や川口の視点が自分の視点となり、より怖さが際立つものとなっている。しかも、夜中の学校で撮影されているだけに、怖さは相当なもののうえ、鶴田監督の撮影現場は何かが起こると有名なのだが、撮影自体はどのように進んだのだろうか。

 

志田:撮影は、楽しかったです。でも、撮影場所も夜の学校で暗かったですし、私は怖い話が苦手なのに、春奈ちゃんがずっと怖い話をするので、それはちょっと怖かったです。

 

川口:(未来さんを)いじめるかのように、人から聞いた怖い話をしてました(笑)。

 

鶴田:この映画を撮っている時も、照明が点かなかったり、機材が故障して原因が全くわからなかったり、僕はそこにいなかったはずなのに、現場でスタッフが僕の声が聞こえたからそっちの方に行ったら誰もいなかったとか、そういうことはありましたね。必ず、僕の撮影に関わったスタッフは誰かがひどい目に合うとか、何かあったら全部僕のせいになっちゃうんですよ(笑)。

 

 現場では怖い出来事が多発していたようだが、志田と川口には?

 

志田:撮影中はなかったんですが、昨日舞台挨拶が終わって、家で寝ている時に、初めて枕の下から女の人の声が聞こえてきたんです。それで寝不足だったので、こっちに来る時の新幹線で爆睡してきました(笑)。朝、母に聞いたら「隣のおばさんだよ」って言うんですけど、すごく怖くて。昨日の体験は監督のせいだと思います。

 

川口:私は、全くないんですよ。むしろ“カモン”という感じなんですが(笑)。でも、周りの人はけっこう被害にあっていて、この映画の宣伝をしてくださっている人で、パソコンや携帯など電子機器が全て故障して、お祓いに行っていた人もいました。

 

 そのように、志田は初めて“ホラー”な体験をしてしまったようだが、この映画を機にホラー女優として活動するのは?

 

志田:ホラーの撮影も確かに怖かったんですが、それよりも完成した映画を観るのが怖いんです。この『POV』が、私が初めて観たホラー映画なんです。映画は試写があるので絶対観なきゃいけないですが、ドラマだったら最後まで見なくてもいいので、ドラマに出演するのは大丈夫です。

 

川口:私はホラー映画がすごく好きなので、もっと怖いものに出たいです。お化け役で出たいと言ってたぐらいですし、お化けの練習もしてたんですよ(笑)。

 

 と、全く正反対のコメントが飛び出したが、同じ事務所の先輩後輩というふたりは、お互いをどのように思っているのだろう。

 

志田:春奈ちゃんは一見、大人しそうで可愛らしい子なんですが、めっちゃいたずらっ子で、元気な子です。さっきもずっと控え室でBGMだって言って歌ってました(笑)。

 

川口:控え室にBGMがなかったので、「私がBGMになります」って言って、アジカンとかロック系を歌ってました(笑)。(未来ちゃんは)学校とお仕事をされてる時の印象が全然違って、お仕事の時は、役者って感じですごくかっこいいですし、勉強になります。

 

 全く正反対のふたりのコメントで盛り上がりをみせた舞台挨拶。最後に3人からのメッセージがー

 

鶴田:基本的にこの作品は、映画館をとびきり怖いお化け屋敷にしようというコンセプトで作りました。ですから、皆さんでわーきゃー言いながら楽しんで観てもらえれば嬉しいです。

 

川口:大阪はすごくノリがいい方が多いので、絶叫しながら観てください。

 

志田:私は、昨日の舞台挨拶が終わった後で怖いことがあったので、皆さんもお帰りの際には気をつけてください。

 

 と、最後まで怖がりの志田と怖いもの好きの川口による両極端なコメントで舞台挨拶は締め括られた。本作は、学校で撮影されているだけに夜の廊下やトイレなどの怖さに、カメラの視線と登場人物の視線を一致させるようなカメラワークが加わったことで、何倍も怖さが増している。怖がりの方はひとりではなく、誰かと一緒に観ることをオススメします!




(2012年2月23日更新)


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Movie Data

(C)2012「POV~呪われたフィルム~」製作委員会

『POV~呪われたフィルム~』

●TOHOシネマズ梅田ほかにて上映中

【公式サイト】
http://pov-film.com/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/157856/