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DMOARTSが企画するグループショー
“In between”開催!
心斎橋PARCOのSkiiMa Galleryを会場に
8名のアーティストをご紹介

大阪のラジオ局、FM802とFM COCOLOがプロデュースするアートギャラリー「DMOARTS」(ディーエムオーアーツ) 。このDMOARTSが企画する展覧会『DMOARTS group show “In between”』が、3月20日(土)よりSkiiMa Galleryにて開催される。
 
本展では、DMOARTSが注目する若手アーティストを中心に、8名のアーティストの作品を展示。ペインティング作品や立体作品もありバリエーション豊かな作家ラインナップは、大阪を拠点に活動し続けるDMOARTSならではとなっている。作品は販売もされ、気に入った作品をコレクションすることができる。また、今回の会場は、昨年11月にオープンし、話題のアート企画を次々と実施する商業施設である心斎橋PARCO 4FにあるSkiiMa Gallery。空山基《Sexy Robot_infiniti floating》が常設展示されるなど「アート/カルチャー」に注力する同施設において、DMOARTSが企画する初の展示となる。
 
会期は3月20日(土)~4月5日(月)まで。

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(2021年3月10日更新)


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『DMOARTS group show “In between”』

日程:3月20日(土)~4月5日(月)
時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00クローズ
会場:SkiiMa Gallery
(〒542-0085 大阪市中央区心斎橋筋一丁目8-3 心斎橋PARCO 4F)

イベントURLはこちら
https://dmoarts.com/exhibition/2021/inbetween/

出展アーティスト

加藤崇亮 | Takaaki Kato
1985年東京生まれ。幼少期をドイツ・デュッセルドルフで過ごす。
麻布学園、多摩美術大学造形表現学部デザイン科卒業。
2012年よりエンライトメントに参加し独立。チカビ所属。
映像的絵画を目指し、時間・映写・記憶をテーマにした絵画を制作している。
instagram: tka_ki

木村華子 | Hanako Kimura
京都府出身、大阪市在住。同志社大学文学部美学芸術学科卒業。
商業フォトグラファーとして広告や雑誌などを撮影する傍、2011年から自身のライフワークとして作品制作を開始。
主に「存在する/存在していない」などの両極端と捉えられている事象の間に横たわるグレーゾーンに触れることをステートメントの中心に据え、コンセプチュアルな作品を展開する。
また近年は写真表現だけに留まらず立体作品、ドローイング、インスタレーションなども手がけており、"UNKNOWN ASIA 2018"にてグランプリを受賞した際には写真にネオンライトを組み合わせ、実際に青い光が点灯する作品を発表した。

松村咲希 | Saki Matsumura
1993年長野県生まれ、2017年京都造形芸術大学芸術研究科修士課程芸術専攻ペインティング領域修了。
京都在住の画家。関西を中心にギャラリーでの展示活動の他、オフィスへの作品設置など、幅広く活動する。
近年の主な展示に、The eyes:They see(2019・DMOARTSギャラリー・大阪)、アート&パティスリー 松村咲希展示(2020・インターコンチネンタルホテル大阪パティスリーSTERESSED・大阪)、松村咲希個展 – see saw scene –ARTISTS’ FAIR KYOTO SATELLITE 2021 (Ygion・京都)など。コミッションワークには三菱地所関西支店OAPタワーオフィス、ユニバーサルミュージックジャパン社内、千島土地株式会社オフィス内などへの作品設置の他、アート大阪やUNKNOWN ASIA 2019、ART TAIPEI 2020などアートフェアへの参加も多数。
アクリルペイント、シルクスクリーンなどの複数の技法を使用し、レイヤーと立体感を複雑に持つ絵画作品は、現実世界の風景には感じえない多次元的な景色や感覚へのイマジネーションをも膨らませる。
WEB https://sakimatsumura.jimdofree.com/
instagram, twitter @sakimatsumura_

前田流星 | Ryusei Maeda
1993年。兵庫県生まれ。京都精華大学デザイン学部卒業。
古本や自身で撮り溜めた写真、実体験をもとに、連想、想像、しインクを使った白黒のドローイング作品を得意とする。ドローイングを落とし込んだ商品の販売や、CDジャケットなどのイラスト提供も積極的に行なっている。
2018.5/Aquvii代官山 個展『Ryusei Maeda solo exhibition』
2019.6/excube osaka 個展『STRANGE TOWN』
その他幾つかのグループ展に参加。

高橋美衣 | Mie Takahashi
1994年 北海道生まれ。2017年 横浜美術大学工芸領域 卒業。神奈川県を拠点に活動。
主な展覧会に個展「Floating Forms」ANAGRA(2019)、個展「知らないかたち」KYOTO ART HOS-TEL kumagusuku(2020)など。
日々なんとなく描き続けている落書きの線や形からヒントを得た立体の作品をつくっています。
モチーフを一つに定めずに直感的につくっていくことで、
自分の中にある計り知れないほどの記憶たちが混ざり合い、
このかたちに現れるような気がしています。それはどこか懐かしいけれど
確実に何かだとは断言できない、知っているようで知らない新しいかたちです。

宮嵜蘭 | Ran Miyazaki
東京在住、イラストレーター。
1996年香川県生まれ。2019年京都精華大学グラフィックデザインコース卒業。クレヨンや色鉛筆などで制作。植物や物など、モチーフの背景や空気感を直感的に捉えた表現で、広告やパッケージなどを中心に活動。
第21回1_WALLグラフィック部門 上西祐理奨励賞、第45回三菱商事・アート・ゲート・プログラム入選、UNKNOWN ASIA 2020 ONLINE 参加。
主な仕事に THE NORTH FACE 2019AWキャンペーン #SHE MOVES MOUNTAINS illustration担当、rooms shop ルミネ新宿店2 2019クリスマスカタログ&店内ディスプレイ担当、くるり主催 京都音楽博覧会2017ステージ上大漁旗デザイン、藤原ヒロシ監修SUCC PAPERイラスト掲載など。
Instagram:ranramu
2021年5月に東京、新宿眼科画廊 にて個展開催予定。

野田ジャスミン | Jasmine Noda
1996年タイ生まれ。器物作品および、それらを用いたインスタレーション作品を制作。多面性をもつ現代工芸のカタチを明確にすることを目的に、器物作品を通じて「工芸とアート」の関わりについて言及している。「ghost」シリーズでは、「割れ」を造形より派生した装飾技法として用いて、器物から用途のみを抜き出し、《用途からなる表象と造形》といった表裏する要素のあいだにあるアンビバレントな表現を行っている。主な個展に、「湖面に沈む」(KITAHAMA N gallery、大阪、2020)、これまで参加したグループ展に、「ART OSAKA 2019」、「ARTIST’S FAIR KYOTO 2020」、「現代アートと出会う日 at hotel koe tokyo」(東京、渋谷、2020)、「CNNECT」(京都、藤井大丸、2021)など。

大澤巴瑠 | Hal Osawa
1997 東京都生まれ
2016 多摩美術大学美術学部油画科 卒業
2021 京都芸術大学大学院芸術研究科 在籍
「複製」という行為によってもたらされる「ズレ」。あるモノをそのままトレースしているに も関わらず、そこには微妙な「ズレ」が生じており、同じように見えても、それはもう別の何 かに変容してしまっている(図版を光と影に変換して再構成する際に発生する変化、または複 製する行為者の身体性、偶然など)。 私たちが他者とコミュニケーションを行う場合にも、このような「ズレ」は発生している。相 手に対して、自身の想いを言葉でシンプルに伝えたいだけなのに、その想いがストレートに伝 わることは稀である。理解とは常に誤解の総体であり、そこには常に、ぼんやりとした「膜」 のようなものが存在している。 このような「膜」、つまりコミュニケーションにおける不可能性や不完全性を、「複製」とい う行為によって生じる「ズレ」を内包した作品に仮借し、可視化していくこと。それが、私の 創作のコンセプトのひとつである。