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バウハウス開校100年。
授業の一端を体験できる展覧会!

 造形学校「バウハウス」の開校から100年。バウハウスの基礎教育を中心に各教師の授業内容を紹介するとともに、その一端を体験できる展覧会「開校100年 きたれ、バウハウス ー造形教育の基礎ー」が、10月12日(土)より西宮市大谷記念美術館にて開催される。
 
 1919年、ドイツの古都ヴァイマールに、建築家ヴァルター・グロピウスにより開校された造形学校「バウハウス」。ナチスの弾圧を受け1933年に閉鎖されるまで、わずか14年という短い活動期間ながら、実験精神に満ち溢れたこの学校は造形教育に革新をもたらし、今日にいたるまでアートとデザインに大きな影響を及ぼしている。
 バウハウスでは、ヴァシリー・カンディンスキー、パウル・クレーなど時代を代表する芸術家たちが教師として指導にあたり、優れたデザイナーや建築家が育ち、画期的なデザインが生まれた。とりわけ入学した学生が最初に受ける基礎教育で教師たちが試みた授業はユニークなものであった。
 
 本展覧会では、バウハウスの基礎教育を中心に各教師の授業内容を紹介するとともに、その一端を体験することができる。さらに、そこから発展した様々な工房(金属、陶器、織物、家具、印刷・広告、舞台など)での成果や資料など約300点を展示。また、実際にバウハスに入学した日本人留学生・水谷武彦、山脇巌、山脇道子、大野玉枝、4名の活動を一堂に紹介する初めての機会となる。



開校100年 きたれ、バウハウス ー造形教育の基礎ー
▼10月12日(土)~12月1日(日)
西宮市大谷記念美術館
前売一般800円 高大生400円 小中生200円 
当日一般1000円 高大生600円 小中生400円 
※10:00~17:00。最終入館は閉館の30分前まで。水曜休館。
※西宮市在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書呈示)
※ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
※心身に障がいのある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
※割引付ちらしご持参の方は一般1000円を900円に割引(複製不可)
西宮市大谷記念美術館
0798-33-0164

(2019年8月29日更新)


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