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『特別展 昆虫』が関西初上陸
大阪市立自然史博物館にて9/29(日)まで開催!

希少な標本や巨大模型で昆虫の世界を紹介する特別展「昆虫」が、大阪市立自然史博物館で7月13日(土)から9月29日(日)まで開催される。この展覧会の一般公開に先駆け、プレス内覧会と開会式が開かれた。その模様をレポートする。
 
特別展「昆虫」は昨年夏、東京・上野の国立科学博物館にて初めて開催された。同展は「昆虫を知る、興味を持つ」「昆虫を学ぶ」「昆虫採集に出かける」など、あらゆる昆虫に関わる活動=昆活(こんかつ)を推奨。展覧会のオフィシャルサポーターである「昆活マイスター」に、大の昆虫好きとして知られる俳優の香川照之氏が就任したことでも話題となった。東京での来場者は44万人以上を記録し、今年は待望の関西初開催となる。

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開会式には、主催の川端清司自然史博物館館長が登壇。自身はすでに昨年の東京開催時に訪れており、「非常にわくわくする展覧会。自然史博物館としては令和初の特別展。昆虫が好きな大人や子どもだけでなく、昆虫が苦手な人もぜひ楽しんでもらいたい」とアピールした。来賓によるテープカットが行われ、快晴のもと特別展「昆虫」が開幕した。

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展覧会は全5章から構成されている。足を踏み入れる前に、音声ガイド(1台500円)を借りることをおすすめする。昆活マイスター・香川氏の熱い昆虫愛は必聴だ。

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展覧会第1章「昆虫とは」で、全長約2mの巨大模型4体が来館者を出迎える。絶滅したアリエノプテラという目(もく)が奇跡的に閉じ込められている琥珀は、マニア必見の本邦初公開だ。

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第2章「昆虫の多様性」では、さまざまな環境に住む昆虫の生態が知れるほか、「Gの部屋」では日常で見かけるゴキブリとは違う、昆虫としてのゴキブリの生態を覗くことができる。迂回路もあるので苦手な場合はスルーを。
第3章「昆虫の生態」、第4章「昆虫の身体能力」では数万点におよぶ標本回廊で昆虫のフォルムをじっくり眺めることができる。
第5章「昆虫研究室」では昆虫研究の様子を紹介。自然史博物館の松本学芸員の新種発見のプロセスも展示されている。

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図録やオリジナルグッズが充実していることも同展の特徴。手ぬぐいや虫かご型ケースに入ったお菓子など、ここでしか手に入らないお土産を購入しよう。
 
夏休みの自由研究にぴったりのアイディアがふんだんに盛り込まれた特別展「昆虫」は、中学生以下の入場が無料。高校生・大学生は前売600円、当日800円。大人は前売1200円、当日1400円。チケットぴあでは7月12日(金)まで前売券を、13日(土)からは当日券を販売。特別展入場料で、自然史博物館常設展も入場可。



(2019年7月12日更新)


Check

特別展「昆虫」

チケット発売中 Pコード:642-360

▼7月13日(土)~9月29日(日) 9:30~17:00 ※入場は閉館の30分前まで。

大阪市立自然史博物館

前売 大人-1200円 前売 高大生-600円
当日 大人-1400円 当日 高大生-800円
セレッソ大阪×昆虫展セット券-3000円(VSサガン鳥栖[当日大人:ホームサポーター(自由席)])
セレッソ大阪×昆虫展セット券-3000円(VS川崎フロンターレ[当日大人:ホームサポーター((自由席)])

※休館日は7/16、22、29、8/19、26、9/2、9、17、24。中学生以下無料。障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名含む)は無料(要証明)。特別展入場料で、自然史博物館常設展も入場可。期間中1回有効。
※7/13~は当日料金(大人:1400円、高大生:800円)にて販売。

[問]大阪市立自然史博物館■06-6697-6221

チケット情報はこちら


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