「絹谷幸二 天空美術館」来館者10万人突破!
国内はもとより、世界各国から観光客が訪れる「梅田スカイビル」。タワーウエスト27階に位置する「絹谷幸二 天空美術館」では、3月1日に来館者10万人を突破し記念セレモニーが行われた。
「芸術の力で人類を元気に!」をコンセプトに、エネルギッシュな作品を発表する絹谷幸二。2016年12月にオープンした同館では、アフレスコ(壁画の古典技法)をはじめ、60点近くの絵画や彫刻を展示。世界初となる絵の中に飛び込む大迫力の3D映像体験や遊び心満載のワークショップ、高層階からの眺望が楽しめる「天空カフェ」が好評を博し、初年約3万人、2年目約6万人と着実に来館者が増加。そして、2年2か月で10万人を突破し、個人画家の美術館としては異例のスピードでの達成となった。
10万人目の来館者・荒木亜希子さんは、「ヨガの先生がこちらの美術館をすごく良いと言っていたので、楽しみにして来ました。本日、作品を観て壁画の美しさに感激しました。これは美術館で実際に観てみないとわからないものだと肌で感じました。」とコメント。
絹谷幸二氏は「世界的に有名な梅田スカイビルに美術館があることをうれしく思います。個人画家の美術館として2年2か月という早い期間で10万人に届くことは珍しいことなので、とても感謝しています。今度は20万人目の方にもお越しいただけるように、これからも美術館を盛り上げていきます。」と喜びを語った。
現在、開館2周年を記念し、特別展示「夢見る力~空想大劇場」を開催中。青山・こどもの城に描かれていたアフレスコの20連作『アラベスク』をメインに大きくレイアウト変更したほか、3D映像体験には合戦絵巻に着想を得た新作『平治の乱』を追加。絹谷幸二の世界観を余すところなく映像化した1作目『夢無辺』との2本立てにて上映中だ。注目を集める新感覚のミュージアムに出かけてみよう。
(メインの写真:向かって左から、名誉館長 絹谷幸二氏、10万人目の来館者 荒木亜希子さん、館長 内田隆・積水ハウス株式会社代表取締役副社長)
(2019年3月 6日更新)
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