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神戸市ブログ「ごろごろ、神戸。」でお馴染み
平民金子による初の写真展&会場限定ZINEの販売!

 神戸市広報課のホームページで連載中のブログ「ごろごろ、神戸。」の著者、平民金子による初の展覧会『平民金子展「ごろごろ、神戸。」もうひとつの世界』が、4月1日(月)~4月30日(火・祝)、神戸・塩屋の784JUNCTION CAFEにて開催される。期間中は、会場限定のZINEの販売やトークイベントなども行われる。
 
 「ごろごろ、神戸。」は、2015年に神戸に移住してきた文筆家・写真家の平民金子が、神戸市広報課のホームページで2017年より連載しているブログ。「ごろごろ」というのはベビーカーを押す音のことで、子供や犬を乗せたベビーカーとともに、自身の手による写真と文章で神戸のさまざまな場所を歩く様子を記録したものだ。頻出するのは須磨水族館や東山商店街、稲荷市場など、お洒落な神戸のイメージとはちょっと異なる味わい深い町の姿。それらを子育てをする親の目線を通して、独自の筆致で紹介する人気連載である。昨年にはタブロイド版も刊行されたこの連載、SUUMOタウンに掲載された初回から、神戸市広報課ブログとして始まった「ごろごろ、神戸2」「ごろごろ、神戸3」と続いてきたが、2019年4月を持って終了することが決定している。
 平成が終わるこのタイミングを区切りに行われる平民金子初の展覧会。本展では、神戸移住後に彼が撮りためてきた膨大な写真の中から可能な限りを展示するほか、約10篇の詩も展示される。また、期間中には全編書き下ろしのZINE「ごろごろ、神戸。B面」を会場限定で販売。さらに、神戸を語った著書『神戸、書いてどうなるのか』でも知られるロック漫筆家・安田謙一とのトークショーも開催される(こちらは既に定員に達しているため現在はキャンセル待ちのみ受付中)。トークイベントは他にも検討中とのことで、詳しくは平民金子ツイッターなどで確認を。
 また、神戸を中心に各所で配布中のA3四つ折りの展覧会フライヤーは、広げると平民金子の写真作品になっているほか、2千字強の解説文つきの豪華なもの。フライヤーの写真はなんと全20種類ありマニアの間では既に争奪戦とのこと。
 
 同期間中、カフェ1階の図書ルームでは神戸・元町の書店「1003」のセレクトによる「食の本棚」も展開される。会場となる塩屋は、神戸の西に位置し山と海に挟まれた小さな町。駅前には旧い商店街が直結し、旧グッゲンハイム邸など現存し利用されている洋館もある。平成最後の1ヶ月、展覧会とあわせてぜひ神戸の様々な魅力を感じてほしい。



平民金子展「ごろごろ、神戸。」もうひとつの世界
▼平成31年4月1日(月)~4月30日(火・祝)
784JUNCTION CAFE
兵庫県神戸市垂水区塩屋町9-14-7(JR・山陽塩屋駅より徒歩13分)
入場無料 日曜休
9:00-18:00
078-778-7071
 
※同時開催 神戸元町1003「食の本棚」
※会場限定ZINE『ごろごろ、神戸。(B面)』の販売あり
※スペシャルトークイベント 平民金子×安田謙一
 4月6日(土)15:00~ 1000円+1drink
 満席につき予約終了(キャンセル待ちのみメールにて受付中)

(2019年3月 4日更新)


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平民金子展(フライヤーより)
平民金子展(フライヤーより)