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京都国立近代美術館収蔵の、
世紀末ウィーンのグラフィック作品展

 約300件の世紀末ウィーンのグラフィック作品コレクションの全貌を紹介する展覧会「世紀末ウィーンのグラフィック~デザインそして生活の刷新にむけて~」が、2019年1月12日(土)より京都国立近代美術館にて開催。
 
 1897年の分離派結成から1914年の第一次世界大戦勃発までのウィーンでは、グスタフ・クリムトやヨーゼフ・ホフマンらを中心に、新しい時代にふさわしい芸術そしてデザインのあり方が模索され、数多くの素晴らしい成果が誕生した。中でもグラフィックの分野は、印刷技術の発達や雑誌メディアの隆盛を背景に、新しい芸術の動向を人々に伝え、社会に浸透させる重要な役割を担った。
 
 このコレクションは、アパレル会社キャビンの創業者である平明暘氏が蒐集したもの。本展ではコレクションを紹介するとともに、平明氏旧蔵のリヒャルト・ルクシュによる石膏彫像と貴重なアドルフ・ロースの家具一式をも加え、世紀末ウィーンの息吹と魅力を伝える。



世紀末ウィーンのグラフィック ~デザインそして生活の刷新にむけて~
発売中 Pコード:769-388
▼2019年1月12日(土)~2月24日(日) 
京都国立近代美術館 
前売一般800円 大学生400円 
当日一般1000円 大学生500円 
※9:30~17:00。金・土曜日は20:00閉館。最終入館は閉館30分前まで。2/24(日)は無料開館日。月曜・1/15(火)・2/12(火)休館。ただし、1/14(月)・2/11(月)は開館。高校生・18歳未満無料。心身に障がいのある方と付添者1名は無料(入館の際に証明できるものをご提示ください)。本料金でコレクション展もご覧いただけます。
京都国立近代美術館
075-761-4111

(2018年12月13日更新)


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