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藤田嗣治(レオナール・フジタ)の
画業の全貌を解き明かす大回顧展

 明治半ばの日本で生まれ、80年を超える人生の約半分をフランスで暮らした画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ)の没後50年を記念した展覧会「没後50年 藤田嗣治展」が、10月19日(金)より京都国立近代美術館にて開催される。
 
 2018年は、エコールド・パリの寵児のひとりであり、太平洋戦争期の作戦記録画でも知られる藤田が世を去って50年。本展では、日本はもとよりフランスを中心とした欧米の主要な美術館の協力を得て、初来日作品も含め、精選された作100点以上が一堂に展示。その画業の全貌を展覧する、質量ともに史上最大級の大回顧展といえる内容となっている。
 
 大規模な展示であることはもちろん、藤田の代名詞でもある「乳白色の裸婦」10点以上が一堂に会する。なかでも、パリのポンピドゥー・センターやジュネーブのプティ・パレ美術館などからも、最盛期1920年代の作品が揃う。また、最新の研究成果も盛り込みながら、これまで紹介されることが少なかった作品も展示されるなど、見どころが満載の展覧会となっている。



「没後50年 藤田嗣治展」
▼10月19日(金)~12月16日(日)
京都国立近代美術館
前売一般1300円 大学生900円 高校生400円 
早割ペア券2000円(2枚組) ※一般のみ。1名様で2回使用も可 
当日一般1500円 大学生1100円 高校生600円 
※9:30~17:00(金・土曜~20:00)。入館は閉館の30分前まで。月曜休館。
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方とその付添者1名は無料(要証明)。早割ペア券は8/1~8/31まで期間限定販売(限定セット数完売次第終了)。前売券は9/1~10/18まで期間限定販売。
京都国立近代美術館
075-761-4111

(2018年7月 6日更新)


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藤田嗣治 《カフェ》 1949年 油彩・カンヴァス ポンピドゥー・センター(フランス・パリ)蔵 Photo © Musée La Piscine (Roubaix), Dist. RMN-Grand Palais / Arnaud Loubry / distributed by AMF © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833
藤田嗣治 《エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像》 1922年 油彩、銀箔、金粉・カンヴァス シカゴ美術館(アメリカ)蔵 © The Art Institute of Chicago / Art Resource, NY © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833
藤田嗣治 《自画像》 1929年 油彩・カンヴァス 東京国立近代美術館蔵 © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833
藤田嗣治 《礼拝》 1962-63年 油彩・カンヴァス パリ市立近代美術館(フランス)蔵 © Musée d’Art Moderne / Roger-Viollet © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833