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個性派がしのぎを削った江戸時代中期の京都画壇で
「南画の大成者」と称される池大雅の大回顧展

 円山応挙や伊藤若冲など、個性派画家がしのぎを削った江戸時代中期の京都画壇。その活況のなかで、与謝蕪村とともに「南画の大成者」と並び称される池大雅を紹介する特別展「池大雅-天衣無縫の旅の画家-」が、4月7日(土)より京都国立博物館にて開催される。
 
 本展では、寡欲で恬淡、きわめて謙虚だったと伝えられる人柄を象徴するかのような、清新で衒いのない明るさに満ちた大雅の初期から晩年にいたる代表作を一堂に集める。筆の代わりに指を用いて描く「指墨画」、書家としてもその名を馳せた書の世界、多くの旅を通して描いた風景表現、そして国宝・重要文化財に指定される作品のほとんどを生み出した40代以降など、その画業の全体像を紹介する。同時に、その人となりや幅広い交友関係を示す資料を通して、当時から愛された人間大雅の魅力に迫る。さらに、大雅が日本各地を訪ねた「旅の画家」であることをふまえ、彼の旅が絵画制作に果たした役割についても検証する。



特別展「池大雅-天衣無縫の旅の画家-」
発売中 Pコード768-784
▼4月7日(土)~5月20日(日) 
京都国立博物館 平成知新館 
前売一般1300円 大学生1000円 高校生700円 
ペアチケット(一般のみ)2400円(2名分) 
当日一般1500円 大学生1200円 高校生900円 
※9:30~18:00。金・土曜~20:00閉館。最終入館は閉館30分前まで。月曜休館。ただし、4/30は開館、5/1は休館。中学生以下は無料。販売期間:2月10日(土)~4月6日(金)
 
特別展「池大雅-天衣無縫の旅の画家-」 <夜の特別鑑賞会チケット>
発売中 Pコード763-275
▼5月2日(水) 18:30/19:00 
京都国立博物館 平成知新館 
夜の特別鑑賞会チケット(一般のみ)3000円(音声ガイド・グッズ付) 
※20:30閉館。最終入場は閉館30分前まで。※1名様で2回使用も可。
販売期間:発売中~4月18日(水)※なくなり次第終了
 
京都国立博物館(テレホンサービス)
075-525-2473

(2018年2月13日更新)


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