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日本とフランス、それぞれの
美を支える技に注目した展覧会

 ハイジュエリーとして世界で高く評価されるパリの五大宝飾店のひとつ「ヴァン クリーフ&アーペル」と、日本の伝統工芸の技術を対比、両国に共通する「技」に注目した展覧会「技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」が、4月29日(土・祝)より京都国立近代美術館にて開催される。
 
 技を極める、あるいは極められた技によって生み出された美しい作品を、フランスと日本の両国文化とともに紹介する。ヴァン クリーフ&アーペル創立から現代に至る歴史の中、美しい宝飾やデザインの変容とあわせて、超絶技巧が集約された明治、大正期の日本の工芸作品を展示する。
 
 さらに、日本とフランスの現代における技の饗宴から、文化の融合と未来を提示。人間国宝によるコラボレーション作品も特別出展される。繊細で美しい熟練の技を、間近で見ることができる展覧会だ。



技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸
発売中 Pコード:768-121
▼4月29日(土・祝)~8月6日(日) 
京都国立近代美術館 
前売一般1300円 大学生900円 高校生400円 
当日一般1500円 大学生1100円 高校生600円 
※9:30~17:00(金曜~20:00)。最終入場は閉館の30分前まで。月曜休。ただし、6/13、7/18は休館、7/17は開館。中学生以下、心身に障がいのある方とその付添者1名は無料(要証明)。本券でコレクション展も観覧可能。
京都国立近代美術館
075-761-4111

(2017年3月 8日更新)


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《ヴァルナ ヨットのミニチュア》 ヴァン クリーフ&アーペル コレクション 1907年頃 ゴールド、シルバー、ジャスパー、木材、エナメル Patrick Gries © Van Cleef & Arpels
《バードクリップとペンダント》 ヴァン クリーフ&アーペル コレクション 1971-1972年 ゴールド、エメラルド、サファイア、イエロー&ホワイトダイヤモンド、ブリオレットカットイエローダイヤモンド Patrick Gries © Van Cleef & Arpels
《二枚の葉のクリップ》 服部峻昇 《玉虫香合 桐文》 ヴァン クリーフ&アーペル コレクション ヴァン クリーフ&アーペル蔵 1967年 2014年 プラチナ、ゴールド、ミステリーセッティング エメラルド、ダイヤモンド 木、玉虫、蒔絵 撮影:江崎義一