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海外で絶賛された展覧会が
さらにパワーアップして凱旋!
歴代の名碗・重要文化財を一挙公開。

 ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館、モスクワ・プーシキン美術館で開催され約19万人を動員されるなど好評を博した展覧会が、さらに充実度を増し凱旋。「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」が、12月17日(土)より京都国立近代美術館にて開催される。
 
 本展では、千利休が愛した初代長次郎の黒樂茶碗「大黒」をはじめ、歴代の重要文化財のほとんどを一挙公開。本阿弥光悦の重要文化財をはじめ、よりすぐりの作品も出品される。
 
 今から450年前、長次郎という人物によって創造された樂茶碗は、一子相伝という形態で現在まで続くものだ。長次郎からはじまり15代を数える各々の代では、当代が「現代」という中で試行錯誤し創作が続いている。本展では、現代からの視点で、初代長次郎はじめ歴代の「今―現代」を見ることにより一子相伝の中の現代性を考察する。樂家450年の伝統と技はもちろん、「わび」茶の思想を強く反映した造形世界を堪能できる展覧会だ。



茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術
発売中 Pコード:767-876
▼12月17日(土)~2017年2月12日(日)
京都国立近代美術館
前売一般1200円 大学生800円 高校生300円
当日一般1400円 大学生1000円 高校生500円 
※9:30~17:00。入館は16:30まで。月曜、および12月28日(水)~1月2日(月・振休)、1月10日(火)休館、ただし1月9日(月・祝)は開館。中学生以下無料。本料金でコレクション展もご覧いただけます。心身に障がいのある方と付添者1名は無料(入館の際に証明できるものをご提示ください)。
075-761-4111(代表)

(2016年11月18日更新)


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