奈良県立美術館が40周年。
所蔵する名品約120点を展示。
開館40周年を迎える奈良県立美術館が所蔵する近・現代美術の中から、日本画、洋画、版画、彫刻、工芸・デザインなど各分野の名品約120点を一堂に展示する『開館40周年記念名品展 上村松園、富本憲吉、田中一光・・・美の世界~近現代美術の100年~』が2014年1月25日(土)より開催される。
日本画家で風俗史研究家の吉川観方氏より美術工芸品の寄贈を受けたことを機に、昭和48(1973)年に開館した奈良県立美術館。以降も多くの篤志家から寄贈を受けるとともに、多くの巨匠たちの作品はもとより、地元の美術教育に尽力した作家や、奈良市・高畑周辺に集った画家たちの作品など、奈良ゆかりの優れた美術品の収集にも力を入れ、現在約4150件もの膨大なコレクションを形成している。
上村松園や富本憲吉、田中一光など、奈良ゆかりの作家たちの作品をはじめ、白髪一雄らによる戦後の抽象美術の動向を示す作品など、館蔵の近・現代美術の中から美術の持つ多彩な魅力を紹介する。本展では、日本の伝統美にはじまり、多様化し変貌を遂げてゆく今日までの多彩な美の世界、そして工芸・デザインなど受け継がれる技と美まで、近現代美術の歩みとともに展覧する。40年にわたる奈良県立美術館の収集活動の精華を展望できる内容となっている。
開館40周年記念名品展
上村松園、富本憲吉、田中一光・・・
美の世界~近現代美術の100年~
▼1月25日(土)~3月9日(日)
奈良県立美術館
当日一般400円 大・高校生250円 中・小学生150円
団体一般300円 大・高校生200円 中・小学生100円
※9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)、休館は月曜
0742-23-3968
(2013年12月 9日更新)
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