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国内外多数のミュージシャンを撮り続ける
写真家・鋤田正義の仕事を俯瞰する展覧会

 デヴィッド・ボウイやマーク・ボラン、YMOなど国内外の様々なミュージシャンをはじめ、広告写真、テレビCM、映像作品など幅広いフィールドで常に第一線で活躍し続けている写真家、鋤田正義の大規模な写真展『SOUND&VISION + きれい』が、11月23日(土・祝)より心斎橋のBIGSTEP B1 GALLERYにて開催される。
 
 60年代には主にメンズ・ ファッションの仕事をしていた鋤田正義だが、69年のウッドストック以来、ニューヨークやロンドンへ撮影に出向くようになる。特にデヴィッド・ボウイとは70年代から現在に至るまで深い信頼で結ばれており、この展覧会のタイトルである「SOUND & VISION」はボウイの名盤『LOW』に収録された楽曲から取られている。この展覧会は、鋤田正義の全仕事を俯瞰するものとして2012年の夏から秋にかけて東京都写真美術館で開催され大成功を収めたものだが、今回の大阪・BIG STEPでの展示は、同時期に渋谷のPARCO GALLERYで開催された「きれい」展も合体させる形となる。
 
 古くは1956年頃、高校時代に撮影した母親の写真からはじまり、リー・モーガンなどのジャズ・ミュージシャン、寺山修司の天井桟敷、ニューウェイヴのミュージシャンたちから、現代の俳優やアーティストに至るまで彼の作品の対象は多岐にわたり、撮影した場所も世界中の都市にまたがっている。多くの人が、この人のこんな写真も撮っていたのかと驚くはずだ。常にカルチャーと並走しながら、自らシーンに入り込んで撮影された写真は、時代の記録であるとともに、時代を超えているパワーと、ボウイが「SOUND & VISION」で示唆した“驚き”が共存している。かつて日本写真専門学校(現・日本写真映像専門学校)で学んだり、広告代理店の大広に勤めていたことからも「第二の故郷」と鋤田自らが語る大阪。「その大阪でこうして展覧会ができることは凄く嬉しいこと」とのこと。70年代の伝説的なミュージシャンのから最近の作品まで、時代を写し続けてきた現在進行形の写真の数々を、ぜひその目で体感してほしい。




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鋤田正義写真展 SOUND&VISION + きれい
発売中 Pコード:765-957
▼11月23日(土・祝)~2014年3月2日(日) 
BIGSTEP B1 GALLERY 
一般600円 大学生500円(要学生証) 
※11:00~20:00、最終入場は閉館20分前まで。休館日はなし。高校生以下、18歳未満は無料(要学生証)。
大阪ウドー音楽事務所
06-6341-4506

(2013年11月22日更新)


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