ついに初音ミクが大阪初上陸
ナレッジシアターでコンサートを開催中!
「愛情をこめて命を吹き込む」
初音ミクの生みの親が文楽との共通点を語る
話題のバーチャルシンガー、初音ミクの大阪初上陸コンサート「HATSUNE Appearance in ナレッジキャピタル supported by au」が、「感性と技術の融合で新しい価値を生み出す」をコンセプトに掲げるグランフロント大阪内ナレッジシアター(北館4F)にて、8月3日(土)~7日(水)平日5回、土日6回の計27公演に渡り開催中。
今回、大阪で開催される公演は、東京・秋葉原で8月21日(水)~29日(木)に開催される、3DCGムービー制作ソフト「MikuMikuDance」を使って、3D映像を制作するANGEL Projectの旗揚げ公演「HATSUNE Appearance 夏祭初音鑑(なつまつりはつねかがみ)」の先行公演として、初音ミクだけでなく、鏡音リン(女性)と鏡音レン(男性)、巡音ルカも登場し、デュエット曲も披露。大阪ならではの演出も織り込み行われる。
2日に関係者向けの会見とプレビュー公演が行われ、初音ミクの生みの親であるクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長が北海道から来阪、初音ミクの魅力や今後の展開について語った。

「今ままでのコンサートや映画などは、制作会社やプロデューサーがトップダウンで作り上げるものだったが、初音ミクの場合は限りなくボトムアップ。曲やモーションを作っているひとりひとりのクリエーターは、プロもアマ関係なく創作意欲の延長線上で作り上げ発表して、良いものは支持されていく。その代表的な曲をまとめてコンサートしています」と話し、「ナレッジキャピタルのコンセプトとの親和性を感じる」とコメント。また、今回の公演タイトルは文楽から引用されているようだが、それについて聞かれると、「実際は生きていない人形と、実際には存在しないコンピューター・グラフィックのいわゆるアバターに愛情をこめて命を吹き込むというところに通じるものを感じた」と話し、いつの間にか現実の世界と同じように感じ引き込まれていく様に共通点があると語った。
今後の展開については「開発に長い時間をかけた英語版の初音ミクが、ようやく納得のいくレベルになってきたので、近々Mac版の初音ミクと同時発売します。これには海外のクリエイターに対応するという意味もありますが、日本のクリエイターが世界で活躍できるきっかけにもなればと思います」とコメントし、まだまだ広がりつづける可能性を示した。
その後は実際に、3Dホログラムによる初音ミクのライブへ移り、「学園×∀ssassinatioИ」と「千本桜」の2曲を披露。楽曲のクオリティの高さはもちろん、バックスクリーンの映像や手前で踊る初音ミクの影、そして照明など凝りに凝った演出にいつの間にか見入ってしまった。これはファンだけではもったいない。この機会に見たことないという人も足を運んでみてはいかがだろう?
会場内には「Domino's Pizza feat.初音ミク」が出店、対象商品を購入すると「ドミノオリジナル初音ミク クリアファイル」のプレゼントも。「ドミノバイク feat.初音ミク1号車 痛バイク」の関西初展示。グッズ販売コーナーでも、5種のTシャツなどを先行販売する。
また、このコンサート期間中、ナレッジキャピタル3Fの「au OSAKA」では、店内のビジョンにて初音ミクのコンサート映像の放映や等身大パネルとの記念撮影も可能(無料)。その他、館内にはいろいろなコラボがあちこちに。詳細はナレッジキャピタルHPをご確認ください。
(2013年8月 3日更新)
Check
左から、高橋豊典(ナレッジキャピタル事業統括部長)、伊藤博之(クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役社長)、初音ミク、野村卓也(ナレッジキャピタル総合プロデューサー)
「学園×∀ssassinatioИ」
物販コーナー
Event Data
「HATSUNE Appearance in Knowledge Capital supported by au」
【会場】グランフロント大阪 北館 ナレッジシアター
【期間】8月3日(土)~8月7日(水)
【料金】2100円
「HATSUNE Appearance in Knowledge Capital supported
by au」のチケットはこちら
『初音ミク in KNOWLEDGE CAPITAL
~ミクが遊びにやってきた~』
【会場】グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル
「初音ミクのかくれんぼ」
【期間】7月12日(金)~8月6日(火)
【料金】無料
「初音ミク降臨ARライブ」
【期間】7月12日(金)~8月6日(火)
【料金】無料