王妃マリー・アントワネット
その一生を貴重な作品で辿る展覧会
あまりにも有名な18世紀フランス王妃マリー・アントワネット。貴重な作品からその37年の生涯を辿る展覧会「マリー・アントワネット物語展」が、7月6日(土)より兵庫県立美術館にて開催される。
その美貌と気品で愛され、そして憎まれたカリスマ。本展では、37歳という若さで革命の波に飲み込まれ消えていった彼女の生涯、洗練されたライフスタイルやファッションに代表される彼女の“美”の世界にも焦点を当てる。パリ市立カルナヴァレ博物館やナポレオン財団のほか、フランス名門貴族が代々受け継いできた家宝を含む約120件の貴重な資料とともに、マリー・アントワンットの物語を紡いでいく。
14歳にしてウィーン・ハプスブルク家からフランス・ブルボン王朝に嫁ぎ、ヴェルサイユ宮殿での豪華絢爛な暮らし、享楽的な生活に対する憧れと批判…。それらを様々な資料とともに振り返る。特に、彼女の愛した装飾品やライフスタイルをうかがえる品々、ファッションやヘアスタイルなどは今も多くの女性を魅了する。
また漫画「ベルサイユのばら」で知られる池田理代子が、本展のために書き下ろした原画の特別展示や、特典付きチケットや公式グッズの販売、同氏による初の音声ガイドナレーションなどさまざまなコラボレーションも行われる。
マリー・アントワネット物語展
Pコード:765-585
▼7月6日(土)~9月1日(日)
兵庫県立美術館
前売一般1100円 大学生700円
池田理代子特典付前売1500円
ペアチケット前売1000円(1名分)
当日一般1300円 大学生900円 高校生・65歳以上650円
池田理代子特典付当日1700円
※10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)。入館は閉館の30分前まで。
休館日は月曜日(ただし、7/15は開館、7/16は休館)。中学生以下は無料
兵庫県立美術館
078-262-0901
(2013年5月 9日更新)
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