ルノワールの傑作22点をはじめ
珠玉の絵画コレクションが神戸に!
アメリカ屈指の印象派コレクションで知られるクラーク美術館の名品を展覧する「奇跡のクラーク・コレクション-ルノワールとフランス絵画の傑作-」が、6月8日(土)より兵庫県立美術館にて開催。
クラーク美術館は、美術館であると同時に、視覚芸術の研究および高等教育施設という2つの役割を兼ね備える、世界でも珍しい機関のひとつ。マサチューセッツ州ウィリアムズタウンにあるクラーク美術館は、総面積140エーカー(約56万平方メートル)の広さを誇り、その豊かな資源と活気に満ちたプログラム、そして特別展示を目指し、世界中の観光客や研究者が集まってくる。そのクラーク美術館では現在拡張工事が進められており、建築家・安藤忠雄による建物を設計中だ。これを機に、2011年のイタリア・ミラノから大規模な世界巡回として実現したのが本展となる。
今回展示されるのは、クラーク美術館の所蔵品の中から19世紀フランス絵画73点を選りすぐったもの。ルノワールの傑作22点をはじめ、モネ、ドガ、ピサロなど、自然や人々を色鮮やかにとらえた印象派の世界が堪能できる。また、5点のコロー作品を中心としたバルビゾン派の作品や、ジェロームを筆頭としたアカデミスム作品など、59点が日本初公開作となる。同コレクションがまとまったかたちで日本で展示されるのは初の試み。ぜひこの機会にクラーク・コレクションを堪能してほしい。
「奇跡のクラーク・コレクション-ルノワールとフランス絵画の傑作-」
Pコード:765-566
▼6月8日(土)~9月1日(日)
兵庫県立美術館
前売一般1300円 大学生900円
当日一般1500円 大学生1100円
※10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)。入場は閉館の30分前まで。
休館日は月曜日(ただし、7/15は開館、7/16は休館)。中学生以下は無料。
兵庫県立美術館
078-262-0901
(2013年5月15日更新)
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