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甲子園球場誕生から来年で90年!
トラをテーマにしたユニークな展覧会

 プロ野球阪神タイガースの本拠地としてはもちろん、春・夏の全国高校野球選手権大会の会場として、広く全国に知られている甲子園球場。この球場が来年で90年を迎えることを記念して、「虎」にちなんだ作品をテーマにした展覧会「とら・虎・トラ ~甲子園の歴史と日本画における虎の表現~」が、4月6日(土)~5月19日(日)西宮市大谷記念美術館にて開催される。

 
 本展では、写真や当時のグラフィック資料など約150点を通して甲子園の歴史を振り返るとともに、甲子園をホームグラウンドとする阪神タイガースにちなんで、「虎」に関する様々な作品を紹介する。
 
 江戸時代を代表する絵師・伊藤若冲、円山応挙、長沢芦雪らが描いた虎、特に円山応挙の虎(写真)は行方不明とされていたものだ。また長崎派による独特の表現で描かれた虎、自他共に認めるほど迫力のある虎を描いた岸駒や、動物表現を得意とした近代の画家・竹内栖鳳、虎を描かせれば日本一の呼び名の高い大橋翠石など、多くの画家達が描いた虎の絵画を展示。日本画約60点で様々な虎の表現のおもしろさに迫る。なお期間中は講演会やコンサートなど関連イベントも開催。くわしくはオフィシャルサイトにて。



 

「とら・虎・トラ ~甲子園の歴史と日本画における虎の表現~」
 
▼4月6日(土)~5月19日(日)
※前期4月6日(土)~4月23日(火)
※後期4月25日(木)~5月19日(日)
前売一般600円 高大生400円 小中生200円
当日一般800円 高大生600円 小中生400円
※10:00~17:00、入館は30分前まで。水曜日休館。
西宮市大谷記念美術館
0798-33-0164

(2013年2月12日更新)


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円山応挙《水呑虎図》個人蔵
大友月湖《老松虎》個人蔵
岸駒《猛虎之図》敦賀市立博物館蔵