映画とお酒が大好きという人にはたまらない1冊！　
エッセイ『ウイスキーアンドシネマ』を
1名様にプレゼント！

　映画の中に登場する様々な小道具の中で、特にお酒好きは必ず目がいってしまうのが、登場人物たちの飲んでいるお酒の種類ではないだろうか。そんな、映画の中に登場するお酒の中で、特にウイスキーに焦点を当てたエッセイ『ウイスキーアンドシネマ』が発売中、話題となっている。

　筆者は、元読売新聞記者で、現在は日本経済新聞、自然総研の雑誌『トイロビジネス』、ウイスキー専門誌「Whisky World」などに映画エッセイを寄稿し、映画、ケルト文化、洋酒に造詣の深いエッセイストの武部好伸。彼がウイスキー専門誌「Whisky World」で連載している「映画にみるウイスキー模様」を加筆・修正したのが『ウイスキーアンドシネマ』だ。

　アルフレッド・ヒッチコック監督による大傑作『北北西に進路を取れ』や、マリリン・モンローに目が釘付けになったビリー・ワイルダー監督作『お熱いのがお好き』など、映画史に燦然と輝く名作から、アイルランドらしいコメディ映画『ウェイクアップ！ネッド』や、ケン・ローチ監督の大ヒット作『天使の分け前』など、ミニシアター系の名作まで分け隔てなく47作品が選ばれ、筆者流のウィットに富んだ文章で映画とウイスキーにまつわる話が綴られている。

　ウイスキーにまつわる本も比較的ハードなものが多い中で、『ウイスキーアンドシネマ』は、映画をイメージした可愛いイラストと、筆者による遊び心を散りばめた文章によって、気楽に楽しめる読み物となっている。筆者曰く、「『ウイスキーアンドシネマ』を読んでほろ酔い気分になって、ウイスキーに興味を持ってもらえたら」とのこと。まずは、緩やかな気分で観た映画のことを思い出しながら、『ウイスキーアンドシネマ』を楽しんでみてほしい。