ホーム > 試写会、ご招待プレゼント > 『おくりびと』の滝田洋二郎監督が 本屋大賞受賞作『天地明察』を 岡田准一主演で映画化! 『天地明察』試写会に20組40名様をご招待!
2009年度のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』の滝田洋二郎監督が、第31回吉川英治文学新人賞、2010年本屋大賞に輝く冲方丁の時代小説『天地明察』を映画化。江戸時代に20数年を費やして日本独自の暦“大和暦”を作り上げた安井算哲(後の渋川春海)の物語を、滝田監督の視点で再構築していく。監督自ら出版社に直接連絡して映画化にこぎ着けた渾身の1作。主人公の安井算哲(後の渋川春海)を岡田准一が演じ、安井が思いを寄せる女性・えんを宮崎あおい、算哲を評価する会津藩主・保科正之を松本幸四郎、水戸光圀を中井貴一が演じるなど、豪華なキャスト陣による重厚な演技も見どころだ。
将軍に囲碁を教える名家の息子として生まれ、学問への造詣も深い安井算哲。出世には興味はなく、自分の好きな算術や星の観測に熱中していると、周りが見えなくなってしまう性格だが、周囲の覚えはめでたく、会津藩主・保科正之には、日本全国各地で北極星の高度を測り、その土地の位置を割り出す北極出地を命じられ、観測中に暦がずれ始めていることに気付いた算哲は、江戸に戻りそれを進言、改暦の総大将に任命されるのだったー。
前半のにこにこしながら算術を解いたり、星を観測している子どものような算哲の表情と、改暦の総大将に任命された以降の真剣な眼差しで天を見つめる大人の横顔、それらを完璧に演じわけ、算哲になりきった岡田准一の演技は、素晴らしいのひと言。また、現在では暦がずれることなど想像も出来ないが、現在使用されているグレゴリオ暦が入ってくるまでは、何度も改暦が繰り返されていた。日食や月食を予測することでその暦が合っているかを確認していたのだが、暦は公家の支配下にあり、武士となった算哲が改暦を行うなど、前代未聞のことで、公家からは壮絶な嫌がらせにあってしまう。そんな嫌がらせに屈することなく、何度も何度も正しい暦に挑む算哲の姿には、感動を覚えるだろう。金環日食や金星食など、大変珍しい天文現象が起こる、“天文ゴールデンイヤー”である今年にぴったりの天文エンタテインメイントの誕生だ。
★試写会データ★
【日時】8月21日(火) 18:00開場 18:30開映
【場所】御堂会館
【締切】8月12日(日)
※当選者の発表は招待状の発送をもって代えさせて頂きます。
※応募受付は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。
●9月15日(土)より、大阪ステーションシティシネマほかにて公開
【公式サイト】
http://www.tenchi-meisatsu.jp/
【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/156384/