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浪切ホール開館20周年事業
『Cutting Edge KYOGEN 真夏の狂言大作戦2022』開催

江戸時代から400年以上の歴史を誇る【京都・大蔵流 茂山千五郎家】。その当主である千五郎を筆頭に、宗彦、茂、逸平、千之丞の5名が、これまで「狂言は難しい」と敬遠されてきたイメージを打ち壊す！　軽快なテンポ、現代的な話し言葉に加え、ウィットに富んだ笑いと古典的手法をミックスした新しい表現は、真の狂言師だからこそのなせる業。この夏、一度見たらクセになる最先端の狂言『Cutting Edge KYOGEN』をお見逃しなく!!
――『Cutting Edge KYOGEN』について教えてください。
 
千五郎：我々5人は同世代の狂言師です。もともと父親の世代が「花形狂言会」という会を作り活動しておりました。それを私たちの世代が受け継ぎ、『HANAGATA』と名前を改め、精力的に活動を続けていました。『HANAGATA』といいますと“若手”というイメージがございますが、我々ももう40代になってきました。そこで2020年、心機一転『Cutting Edge KYOGEN』という名前で、改めて活動していくことになりました。
 
逸平：『Cutting Edge KYOGEN』の名付け親から名前の説明を！
 
茂：“Cutting Edge＝刃物の刃先”という意味があり、それが転じて『最先端』という意味もあります。我々も「最先端の笑い、舞台」をめざしこれから活動していこうということで『Cutting Edge KYOGEN』という名前に決めました！

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kyogen6.jpgkyogen3.jpg――今回の公演の見どころについて教えてください。
 
千之丞：今回の公演は、過去に上演した公演の中から特に人気の高かった作品を選びました。「古典の狂言」や、今回の公演用に特別に書き下ろした「新作」も上演しようと思っています。こんな時代だからこそ、カラッと明るく笑っていただきたいと思っています。私の心の師匠「立川談志」が言っていた【人間の業（ごう）をあざ笑うような、力強いハードボイルドな笑い】を今回もめざしていこうと思っています！！
 
4人：ほおぉぉ～～、なるほどぉぉ～～～～！！！！（拍手）
 
逸平：初めて狂言を観ていただくお客様にも一言！
 
宗彦：何のお勉強（基礎知識）もいりません。ただ来て笑っていただくだけでござ います！　全力で“キレッキレの笑い”をお届け いたしますので、皆様も“キレッキレの感性”で観にきていただければ、これ正解かと思います！（笑）
 
一同：それではこの夏、岸和田・浪切ホールでお待ちしています！！！！！

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（2022年4月25日更新）


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プロフィール

●茂山 千五郎（しげやま せんごろう）
1972年生まれ。五世千作の長男。4歳の時に『以呂波』のシテにて初舞台。2016年十四世茂山千五郎を襲名。現在は「茂山狂言会」、「傅之会」、「笑えない会」、「Cutting Edge KYOGEN」を主宰。

●茂山 宗彦（しげやま もとひこ）
1975年生まれ。4歳の時に『以呂波』のシテにて初舞台。現在は千五郎たちと「HANAGATA」改め「Cutting Edge KYOGEN」を主宰。

●茂山 茂（しげやま しげる）
1975年生まれ。4歳の時に小舞『柳の下』にて初舞台。現在は兄の千五郎と兄弟会「傅之会」などを主宰。

●茂山 逸平（しげやま いっぺい）
1979年生まれ。4歳の時に『業平餅』の童にて初舞台。現在は「逸青会」、「MUGEN能」などを主宰。

●茂山 千之丞（しげやま せんのじょう）
1983年生まれ。3歳の時に「NOHO劇団」の『魔法使いの弟子』にて初舞台。2018年、三世茂山千之丞を襲名。「マリコウジ」、「ヒャクマンベン」など主宰。


浪切ホール開館20周年事業
『Cutting Edge KYOGEN
　真夏の狂言大作戦2022』

5月15日(日)一般発売　Pコード：511-798
▼8月20日(土) 14:00
南海浪切ホール 大ホール
1階席-3500円(指定)
1階席 学生(高校生以下)-1500円(指定)
[出演]茂山千五郎／茂山宗彦／茂山茂／茂山逸平／茂山千之丞
※未就学児童は入場不可｡都合により､出演者が変更になる場合があります｡予めご了承ください｡
[問]浪切チケットカウンター
■072-439-4915

4/27(水)11:00まで2次プレリザーブ受付中
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