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注目の“大型俳優”東啓介、ヘタレ役でギャップ萌え!

190センチ近い高身長と甘いマスク、深みある歌声で注目を集める24歳の若手俳優、東啓介。2013年のデビュー以降、近年は大型ミュージカルにも挑戦、ストレートプレイやミュージカルでの主演抜擢も目立ちはじめた期待の注目株だ。年末年始は5度目の上演が決定した人気ヴァンパイア・ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』に出演。東は「年を挟んで舞台に立てることは非常に嬉しいし、元旦から観に来ていただけるなんて本当にありがたい。いいスタートが切れるよう皆さんを活気づけたい」と気合い十分に挑む。
 
舞台は極寒のトランシルヴァニア。ヴァンパイア研究のため、教授とこの地を訪れた助手のアルフレートは宿屋の娘サラに一目惚れ。まんざらでもないサラの前にヴァンパイアのクロロック伯爵が現れたことから、恋の騒動が巻き起こる。東は助手アルフレート役を相葉裕樹とダブルキャストで務める。

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「アルフレートは一言で表すならザ・ヘタレ。ただバカをやっているのではなく、真面目さが空回りしているだけ。ピュアで芯のあるイメージです。僕もやろうと思っても前に進めないことがあるので共感できますね。相葉さんはこれまで同じような役が多かったそうで、今までのヘタレ要素を総動員してくださると思っています。切磋琢磨しながらお互い高め合えたらいいなと思います」。
 
本作で帝国劇場出演の夢を果たす東。近年の活躍は「意識的に活動の場を広げた結果」と明かす。「一度映像の現場で悔しい思いをしたことがありました。表情だけの芝居が難しかったり、自分があまり認知されていなかったことも悔しくて。もっと積極的に行かないとダメなんだと気づけました。もともと負けず嫌いな性格なので、そこから“絶対に負けない”と、自分から行動するようになりました」。

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目指すのは、三浦春馬のようなマルチな俳優。ここからがスタートと前を向く。「僕はわりと声量おばけみたいな所があって(笑)、声の強さは武器のひとつかなと。ボイストレーニングの先生に『いい楽器を持っている』と喉を褒められたので、そこは活かしていきたいですね。また、今回のアルフレートは歴代最高に背が高く、周囲から『大柄なふたりがビビる姿はめちゃくちゃ面白そう』と期待されているので、どうしたらヘタレに見えるのかいろいろ研究中です。カーテンコールではお客様と一緒に歌い踊れるので、2020年はこの作品から一緒に盛り上がっていきましょう!」。
 
公演は11月27日(水)まで東京・帝国劇場、1月13日(月・祝)から20日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。他、地方公演あり。チケット発売中。

取材・文:石橋法子
撮影:福家信哉



(2019年11月11日更新)


Check
東啓介

ミュージカル
『ダンス オブ ヴァンパイア』

【東京公演】
▼11月27日(水)まで上演中
帝国劇場

【愛知公演】
▼12月15日(日)~21日(土)
御園座

【福岡公演】
▼2020年1月1日(水・祝)~7日(火)
博多座

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード:495-102

▼2020年1月13日(月) 15:00
▼2020年1月14日(火) 13:30/18:30(★)
▼2020年1月15日(水) 13:30
▼2020年1月16日(木) 13:30(★)
▼2020年1月16日(木) 18:30
▼2020年1月17日(金) 13:30
▼2020年1月18日(土) 13:00/18:00
▼2020年1月19日(日) 13:30
▼2020年1月20日(月) 13:00

梅田芸術劇場メインホール

S席-13500円 A席-9500円 B席-5500円

[劇作・脚本]ミヒャエル・クンツェ(歌詞)
[演出]山田和也
[音楽]ジム・スタインマン
[出演]山口祐一郎/神田沙也加・桜井玲香(Wキャスト)/相葉裕樹・東啓介(Wキャスト)/大塚千弘/コング桑田/阿知波悟美/植原卓也/駒田一/石川禅/森山開次・佐藤洋介(Wキャスト)/他

※(★)作品にちなんだ指定のアイテムを劇場にお持ちの方に非売品特典をプレゼント(詳細は後日発表)
※未就学児童は入場不可。一部Wキャストあり。

[問]梅田芸術劇場■06-6377-3800

チケット情報はこちら


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