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タイの武者修行で強固になった7人の絆
BALLISTIK BOYZがアルバムで見せた、
クリエイティブへの挑戦と確信

メンバー全員がマイクを持ち、ダンス、ボーカル、ラップ、アクロバットまでこなす実力派7人組グループ・BALLISTIK BOYZが、約2年ぶりのフルアルバム『Back & Forth』をリリースした。2019年5月にメジャーデビューした彼らは、2022年8月から半年間、タイに活動拠点を移して武者修行を敢行。2023年2月に帰国して、2年ぶりとなる待望のツアー『LIVE TOUR 2023 “N.E.X.T."』でひと回り成長した姿を提示し、次なる夢をファンと共有した。今作では、メンバー自ら作詞作曲を手がけたリード曲『In My Head』や作詞のみならず作曲も手掛けた『N.E.X.T』、TVアニメ『ぶっちぎり?!』のタイアップ曲『God Mode』をはじめ、俳優・GULF KANAWUTとの『All I Ever Wanted feat. GULF KANAWUT』、タイのダンス&ボーカルグループ・TRINITYをゲストに迎えた『Drop Dead feat. TRINITY』、既発シングルを含む全12曲が収録されている。今回はでの経験も楽曲に色濃く反映され、BALLISTIK BOYZのクリエイティブな一面も感じられる意義深い1枚となった。ぴあ関西版WEBでは、奥田力也と砂田将宏に、タイで得たものやアルバムの新曲を中心に話を聞いた。さらに、5月には早くもニューシングルの発売が決定。4月から始まるツアーと同名の『HIGHER EX』がドロップされる。勢いを増して高みへと進むBALLISTIK BOYZの本気を、ライブでも見届けよう。

タイでの経験が7人にもたらしたもの



ーータイから帰国してちょうど1年ですね。今のグループはどんな雰囲気ですか?

奥田「タイでの半年が7人にとってすごく大きくて。ライブやイベントなど様々な経験をさせていただいて、楽しいこともあれば大変なこともありました。その期間を一緒に過ごして乗り越えられたからこそ、"グループとしてこうなりたい"という目標が明確になってきて、今7人の気持ちがひとつになっているなとすごく感じています」

ーー刺激を受けることも多そうですね。

奥田「そうですね」

ーー具体的には?

奥田日本ではなかなか経験できない場所でのパフォーマンスやライブもあったので、刺激を受けることが多かったです」

ーー3月から始まった初の冠番組『BALLI BALLIBALLISTIK BOYZ』では、タイのスポットを紹介されているんですよね。

砂田「武者修行が終わった後もタイを行ったり来たりして活動していて、タイのことはだいぶ知ったつもりではあるので、自分たちのお気に入りの場所を紹介したり。行きたかったけどまだ行けてない場所にも行ったりしています」

ーー武者修行の時とは、見える景色も違ったりしましたか?

砂田"ここに半年住んでたんだー"と感慨深い気持ちになりましたね」

奥田「あとは叶えられなかった目標も未だにたくさんあるので、いつか現地で叶えたいです。BALLISTIK BOYZ単独で何かできたらいいなという目標もあります。久しぶりにタイに行って、改めてちょっと気持ちも燃えましたね」

ーータイでの経験から得られたものは何ですか?

奥田「タイに行ったばかりの頃はお客さんが数えられるぐらいの人数しかいなかった時もあって、その中でも自分たちだけで気合いを入れて乗り越えていかないといけないこともあったので、ライブでの対応力は身についたと思います。そんな経験をしたからこそ、改めてたくさんのファンの方々が観に来てくださることは当たり前じゃないんだなとすごく感じましたね」

砂田「デビューして3年以上日本で活動させてもらっていた中で、拠点を半年タイに移すことが決まったので、ファンの皆さんにとっても急なニュースだったと思うんです。僕たちもプレッシャーがあって、それなりに覚悟を決めて行ったからこそ、何か見える結果といいますか、"わかりやすい何かを手にして戻りたい"という気持ちがありました。最初はなかなか目に見える結果が出なくて、皆で焦りながら"どうしたらいいかな"と毎日会議して。今思えばそれがすごく良い時間にもなりましたし、さっき力也が言ってくれたように、メンバーの心がひとつになったり、夢へのモチベーションが上がって、全員が同じ方向を向けました。今は日本に帰ってきて、タイで学んだことを活かしつつ、"さあ、ここから次のステージに行くためにどうしようか"というところです。次のステージへ向けて何をしないといけないのか、何が自分たちに足りないんだろうかと考えながら日々活動しています」

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ファンとの絆も深まったツアー



ーー2023年は日本での2年ぶりの全国ツアー『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2023 "N.E.X.T."』がありました。振り返るとどんなツアーになりました?

砂田「タイでの経験も経てのツアーだったので、皆そこにかける想いや覚悟もこれまでとは違ったと思いますし、すごく熱いライブになりました。今まではどちらかというと、自分たちが作り上げたライブエンタテインメントをどれだけ楽しんでもらえるか、届けられるか、というところに重きを置いていたんですけど、よりファンの皆さんと夢を共有しようという思いが強くなったように感じます。僕はライブのMCでも直接言ったんですけど、"自分たちの夢がファンの皆さんの夢であってほしいし、ファンの皆さんの夢も自分たちの夢だ"と。皆で頑張っていきたいという想いを共有できたライブでした」

奥田「もちろん、楽しさや面白さは僕たちのライブの良さなんですけど、それこそタイで作詞・作曲をして、様々な経験を通して感じた色んな気持ちを歌詞に書いて。ライブを通して伝えることができたのが、すごく大きくて。"これから僕たちがこういう気持ちで頑張っていくんだ"という想いが、ファンの皆さんに届いたのが感動的でした。僕たちとファンの皆さんの絆がすごく深まった、1公演1公演に意味のあるツアーだったと思います」



もっと自分たちのクリエイティブを追求していきたい



ーー今作『Back & Forth』はメンバーさんが作詞・作曲をされた楽曲が入っているなど、挑戦的な1枚でもあるかなと思います。構想はいつ頃から生まれていましたか?

奥田「大体新たな年が始まる前から、"来年のこれぐらいの時期にシングルを切って、アルバムも出したい"みたいなプランニングをしていくんですけど、そこから話し始めました。まさに今言っていただいた"挑戦"は自分たちの1つのテーマでもあって。作詞・作曲した楽曲や、海外のアーティストとのコラボ曲が入っていたり、挑戦的なアルバムになったと思います」

ーー"こんなアルバムにしたいね"というお話もされていました?

奥田「もちろん個々の想いもありながら作ってきたんですけど、全員が歌って踊るからこその想いもあって。7人それぞれが本当に心から音楽が好きで、音楽をやるのが楽しいので。僕もそうなんですけど、昔から作詞・作曲をしているメンバーもいたり。もっと自分たちの方からクリエイティブを追求して、ファンの皆さんに伝えることが目標でもあったので、それを今回のアルバムでできたのは、自分たちにとってすごく大きなことでした。今後も自分たちのクリエイティブを世に出すことに挑戦していきたいので、まずはひとつ、この3rdアルバムで形にできて良かったですね」

ーー奥田さんがインタビューで、"グループの成長ぶりが伝わる1枚だ"とおっしゃっていました。

奥田「やっぱり自分たちで作詞・作曲したので、曲に対する想いやモチベーションが込められていて、どれも気に入っています。まずメンバーの(深掘)未来がビートを作って、そこから僕と(松井)利樹で作詞をして、それをメンバーに当てて、メンバーから意見をもらって。1曲完成するまでの過程の中で勉強になることもたくさんあって、その時間がすごく良かったですね。自分たちも今までとは違った感情でパフォーマンスできるのかなと感じています」

ーー"自分たちの求める音楽性が出せた"ともおっしゃっていましたね。

奥田「僕たちには英語を話せるメンバーもいて、HIPHOPR&Bだけではなく色んな音楽を通してエンターテインメントを見せるのが強みなので。例えばラッパーの3人、僕と(海沼)流星と利樹がバラードにチャレンジしたり、『N.E.X.T』ではメンバー全員でバラードを作って歌唱したり。本当に色んな形で表現ができると思っているし、今後も色んなことにチャレンジしていけると思っています。そういった意味では7人の音楽性を感じ取っていただけるんじゃないかなと思います」

砂田「このアルバムだけでもう既に色んなジャンルの楽曲に挑戦して、それを自分たちなりの表現で届けていく。それが僕らのスタイルだなと改めて感じましたね」

ーー皆さん、音楽のルーツは結構違ったりするんですか?

奥田「バラバラかもしれないですね。好きな音楽や、普段聴いている曲も結構皆違います」

ーー普段聴いている曲をメンバー同士で共有して、そこからのインスピレーションを音楽制作に活かしていったりもされますか?

砂田「ありますね」

奥田「曲を作る前は、"こういった雰囲気の曲を作りたい"とメンバーに話したりします。例えばライブで映えるような勢いのある楽曲を作りたいと話し合って、それを元に未来がイメージしながらトラックを作って、そこから少しずつ進めていく感じでした」

ーータイトルはいつもどの段階でつけられるんですか?

砂田「時と場合によりますね。最初に決める時もあるし、全部楽曲が出来上がってからのパターンもあったりするけど、今回は最後の方だったよね。これもすごく悩んで。色んな案があったんですけど、最終的に『Back & Forth』になって、今はすごくしっくりきています」



アーティスト・BALLISTIK BOYZの強い想い



ーー今回新録で『In My HeadM-1)』と『God ModeM-2)』、『N.E.X.T.M-12)』の3曲が入っています。『N.E.X.T.』は前回ツアーでも披露されていたということですが、ツアーで歌うことを想定して作った感じでしょうか。

砂田「そうですね」

ーー「N.E.X.T.」のライブ映像を使ったLyric Videoも感動的でしたが、お客さんの反応はいかがでしたか?

奥田「もうこの楽曲は、作詞している時からライブでパフォーマンスしたら感動する楽曲になるだろうなと想像しながら作っていました。実際本当に感動しましたし、ファンの皆さんを見ながら歌った時は今までにない感情が湧き上がってきて。自分たちがちゃんと作詞・作曲して、その曲をパフォーマンスできている瞬間はめちゃくちゃ嬉しかったです。ファンの方々は、1番自分たちの想いを聞きたかったり知りたかったりすると思うので。もちろん色んなプロデューサーの方々から提供いただく楽曲も素晴らしいのですが、自分たちから生まれる楽曲も大切だと感じていたので、ライブで実現できてすごく自信になりました」

ーー"夢に向かうことで得るものと失うものがある"というのが、『N.E.X.T』のメッセージでしょうか。

奥田「その通りです。本当に自分たちが得たいものややりたいことを追求する中で、世の中にある色んな壁に直面して、そこで失わないといけないものや、失ってしまうものもあったりすると思うんです。でも、自分自身やメンバー7人が信じてるものは同じなので、芯は何があってもブラさない。夢に対する気持ちも、目標としている道もブラさずにいたいという、色んな気持ちが今回の楽曲に詰め込まれています」

ーー砂田さんは歌う時に心がけたことはありますか?

砂田「自分は歌詞も曲も書いていないんですけど、最初のテーマを作る時には自分たちの想いも伝えて、それを未来・力也・利樹が歌詞にしてくれたので、本当にそれぞれの想いがそのまま言葉になっています。だから自分もより感情を込めて歌える。リアルだなと感じながら歌ってますね」

ーー大体1曲どれぐらいの時間で作っていくんですか?

奥田「バラバラですけど、結構時間はかけてますかね。ダンスの振付とかは結構早いですけど、作詞・作曲の期間はできては直しての繰り返しなので、結構長いです」

砂田「曲が完成するまで、数ヶ月間かかっています」

ーー作詞だけだとどのくらいですか?

奥田「1人で全部作るんじゃなくて、例えば1番が僕で、サビが未来で、2番が利樹などと分けていて、3人の世界観やストーリーを合わせる作業もあるので。足しては引いて、そこから全員でまた話し合って細かく調整していくので、時間はすごくかかります。」

ーー1番を誰が作詞するか、その時々で決めていくんですか?

奥田「それもバラバラですね。初めにボーカルを持ってくるのか、それともラップを持ってくるのか、という曲の雰囲気から考えるので、そこは楽曲のデモを聴いて決めてます」

ーー基本的な質問になりますが、歌割りはいつもどうやって決めていくんですか?

砂田「ボーカルはディレクションしてくれる方の意見もあって決めていきます。それぞれの声質や歌い方に合ったところを当てていく感じです

ーーラップパートは、基本リリックを書かれた方が歌う感じでしょうか。

奥田「流星のパートなどはそうですね。あとは基本僕と利樹が書いて、歌詞の内容によって変えたりもしています。前もって誰が歌うか決めている時もあれば、1回歌詞を書いてみて、"ここは誰が歌うのが良さそう"決めることもありますね。色々パターンがあります」

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新境地となった『In My Head



ーーリード曲『In My Head』は失恋バラードですが、1番の歌詞を奥田さんが担当されたそうで。

奥田「デモを聴いた時から、メンバー全員で"ちょっと失恋ソングっぽい感じだよね"と話していました。ストーリー性も大切にしたいというメンバーの想いもあったので、恋愛のイメージから、失恋した時の雰囲気を考えたりして。僕は今回1番の担当だったので、思い出の振り返りをメインに作詞しました」

ーー皆さんきっと共感できる歌詞ですよね。作りやすかったですか?

奥田「そうですね。でもめちゃくちゃ考えましたし、時間もかかりました。僕たちは日頃強めの攻撃的なラップが多いので、そういうものは結構すんなり書けるんですけど、恋愛やストーリー性の強いものって、言葉選びはもちろん、僕はラッパーだからいわゆる韻を踏まないといけなくて、ワード選びもすごく難しかったです。時間はいつも以上にかかったけど、良い曲ができて自分なりに納得できる内容になりました」

ーー砂田さんはグッと感情の乗る、サビのすごく良いところを歌ってらっしゃいますね。

奥田「かましてくれました」

砂田「ありがとうございます(笑)。カッコ良いサビを未来が作ってくれました」

ーーテーマ的に今までのBALLISTIK BOYZにはないタイプの楽曲だと思いますが、振付もいつもと違う雰囲気でしたか?

砂田「今回は振付も初めての方にお願いして作っていただきました。激しい感じでもないですが内に秘める強い想いや強さもあってほしいという、本当に難しいラインだったんですけど、"これだ!"みたいに求めていたものを作ってくれて。振付をしてくれたのは僕らよりも年下の男の子なんですけど、今までのBALLISTIK BOYZにはない大人っぽさもあって。言葉で表現するのはすごく難しいんですけど、楽曲の良さをより引き立たせるダンスを、本当にうまく作ってくれたなと思います」

ーーMVでも目が奪われましたね。

奥田「めっちゃ練習したもんね」

砂田「久々にレッスンを受けてる気分になるぐらい難しかったですね。頑張りました(笑)」



最終的には、全てセルフプロデュースできるグループになりたい



ーー『God Mode』はアニメ初のタイアップで、ゴリッとしたHIPHOPの楽曲です。TVアニメ『ぶっちぎり?!』に出てくる"シグマスクワッド"のチームソングですが、BALLISTIK BOYZそのものに繋がるような歌詞かなとも思いました。

砂田「確かに」

ーーこの曲はどんな曲になりましたか?

砂田「アニメの中に出てくるチーム"シグマスクワッド"チームソングなので、アニメの"こういうところで流れるかな?"と想像しながらレコーディングしました。アニメの先行上映会で見た時は、もうめっちゃアニメにハマってて、"自分たちの楽曲が流れてる!"って、すごくテンションが上がりました

ーー改めて今作は、BALLISTIK BOYZにとってどんな位置付けの1枚になりましたか?

砂田「"挑戦"もひとつのテーマでしたし、僕的には今後のことを考えると、最終的に全てセルフプロデュースできるグループになりたいとずっと言い続けてきて、それを作詞・作曲という形で初めて作品化できたアルバムなので、今後10年経っても、"確かにあのアルバムのあの曲から、俺らの作詞・作曲が始まった"と言えるような、ターニングポイントになる1枚になったのかなと思います」

奥田「さっきも言ったんですけど、7人全員が本当に音楽が大好きで、ただレコーディングしてそれをライブでパフォーマンスするだけではなくて、しっかり11曲に想いがあるんです。今回は特に、どれだけ自分たちが本気で制作したかをファンの方々に感じ取ってもらえる作品だと思います。あとは日頃、仕事や色んなことがある中で疲れたりもすると思うけど、元気を与えられる素晴らしい作品になったと思うので、たくさん聴いてもらえたらなと思います」



2人の関係性はずっと変わらない



ーーちなみにお2人は、小学生の時からのお知り合いなんですよね。

砂田「もう10年以上の付き合いですね」

ーーNYやタイでの時間を経てきて、お互いに大人の男として成長したなと思うところはありますか?

奥田「ないですね(笑)」

砂田「おい! 考えようともしてない(笑)」

奥田「何だろう、いっぱいありますけど」

砂田「うーん、何だろうなあ。小1から知ってますからね。もちろん奥田力也としては日々大人になって、発言や行動もすごく成長して、1人のアーティストとして素晴らしいと思うんですけど、僕にとっての力也というか、2人の関係性はずっと変わらないので、そこは良いなと思うんですよね。自分らでも話すもんね。"俺らマジどうなんねんやろ。仲悪くなる時くるんかな?"みたいな」

奥田「うん」

ーー喧嘩とかはされないですか?

砂田「喧嘩はしたことないですね。お互いを知りきっちゃってるので、喧嘩になることがないですね」

ーー奥田さんの魅力って何だと思いますか?

奥田「やっぱり、引っ張る力」

砂田「あんま自分で言わんほうがいいで(笑)」

奥田「(笑)」

砂田「この誰からも愛される性格というか、人間性は1番の魅力かなと。やっぱり僕らの職業は人にどれだけ好かれるか愛されるかだと思いますし、そういった力を持ってるのは天性ですよね」

ーーでは砂田さんの魅力や、成長したなと思うところは?

奥田「海外では、ライブの他にも英語でのインタビューがいっぱいあって、僕も英語を喋れるんですけど、まっさん(砂田)はそういった時に率先して1歩前に出て全員を引っ張ってくれるので、1番年下でもすごく頼りがいがありますね。プライベートで年下感はすごくあるんですけど、仕事の時とスイッチがオンの時は、本当に皆が頼ります。年下感がなくなるぐらい、ちゃんとしてます」

ーー4月からはホールツアー『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2024 "HIGHER EX"』が始まります。どんなツアーになりそうでしょう。

砂田「僕らのライブを見た人が、"こいつらはもうこのハコの大きさでは収まりきってねえ。早くもっと上に行った方がいいよ"と思っちゃうぐらいのレベルのライブをやるつもりでいますし、そのために色々準備しています。あとずっと念願だったバンドでライブができるので、自分たちができることとそれ以上のものをぶちかましたいぐらい、すごく熱い気持ちで今います

奥田「僕たちBALLISTIK BOYZとしては、EXILE TRIBEとして見せなきゃいけないエンタテインメントはもちろんあるんですけど、1人1人がマイクを持つのと、全員が音楽好きというのもあって、見せ方をすごくこだわって制作してます。ミュージシャンと言えるぐらい、曲の初めから終わりまで全部考えて、バンドメンバーの方たちと話し合ったりもしていて、音楽性の溢れるアーティスト感のあるカッコ良いBALLISTIK BOYZの姿を見てもらえると思います」

ーー大阪は5月、京都は7月、兵庫がファイナルです。ツアー終盤で仕上がってきていますね。

奥田1番良い時かもしれない。ぜひ見に来てくださいね」

Text by ERI KUBOTA




(2024年4月 8日更新)


Check

Release

アーティストとしての挑戦が詰まった3rdフルアルバム『Back & Forth』発売中!

[CD+2Blu-ray Disc]
[CD+2DVD]
[3CD]
[CD only]

●[CD+2Blu-ray Disc]
9900円(税込) / RZCD-77941B
●[CD+2DVD]
9900円(税込) / RZCD-77940B
●[3CD]
5500円(税込) / RZCD-77942
●[CD only]
3300円(税込)/ RZCD-77945

【収録曲】
<CD>
1.In My Head
2.God Mode
3.Ding Ding Dong
4.Drop Dead feat.TRINITY
5.ラストダンスに BYE BYE
6.Milk&Coffee
7.Lonely
8.All About U
9.All I Ever Wanted feat.GULF KANAWUT
10.WAVIN'
11.ドラマチックを残したい
12.N.E.X.T.

2.[DVD]
1.ラストダンスに BYE BYE (Music Video)
2.Ding Ding Dong (Music Video)
3.All I Ever Wanted feat.GULF KANAWUT (Music Video)
4.Drop Dead feat.TRINITY (Music Video)
5.In My Head (Music Video)
6.Live Tour Digest Movie【BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2023 "N.E.X.T."】

3.[DVD]
1.【BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2023 "N.E.X.T."】(LIVE at TOKYO GARDEN THEATER 2023.6.30)

Profile

EXILE TRIBE初のメンバー全員がマイクを持ち、ダンス、ボーカル、ラップを披露する実力派。さらに7人全員がアクロバットができるという身体能力を備えている。2019年5月リリースのデビューアルバムは、令和デビューアーティストとしては初となるオリコン週間アルバムランキング1位を獲得。さらに、Billboard JAPAN Top Album Sales / Billboard JAPAN Hot AlbumsやSpotify のバイラルチャートでも1位を記録。2019年12月にはプロモツアーとして、タイ・バンコク・インドネシア・ベトナムを回り、アジア各国でLIVEを行い、見知らぬ土地でパフォーマンスを披露し、多くのメディアに取り上げられた。2022年8月より2023年2月までタイにも活動拠点を移し、半年間の武者修行を敢行。2023年2月にタイで有料ライブを開催。リアルな音楽、ライブパフォーマンスで活動の場を広げていく実力派グループ。国内に留まらず、海外展開を視野にいれて活動している“世界基準”ボーイズグループ。

公式サイト
https://m.tribe-m.jp/Artist/index/195


Live

「BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2024 "HIGHER EX"」

【岩手公演】
▼4月12日(金)トーサイクラシックホール岩手 大ホール
【富山公演】
▼4月14日(日) 富山 オーバード・ホール 大ホール
【岡山公演】
▼4月20日(土) 倉敷市民会館
【福岡公演】
▼4月26日(金) 福岡サンパレス
【北海道公演】
▼5月11日(土) 札幌文化芸術劇場hitaru
【群馬公演】
▼5月17日(金) 高崎芸術劇場 大劇場
【静岡公演】
▼5月22日(水) アクトシティ浜松 大ホール
【大阪公演】
▼5月26日(日) グランキューブ大阪
【東京公演】
▼6月2日(日) 東京ガーデンシアター
【名古屋公演】
▼6月28日(金) 名古屋国際会議場 センチュリーホール
【茨城公演】
▼7月1日(金) 水戸市民会館 グロービスホール 大ホール

PICK UP!!

【京都公演】

Pコード:262-397
▼7月17日(水) 18:30
ロームシアター京都 メインホール
全席指定-9350円
※6歳以上有料、5歳以下入場不可。
[問]サウンドクリエーター■06-6357-4400

【兵庫公演】
▼7月19日(金) 神戸国際会館こくさいホール

チケット情報はこちら


 

「MAIZURU PLAYBACK FES.2024」

Pコード:262-464
▼4月28日(日)・29日(月・祝) 11:00
MAIZURU P.B. Harbor Park

1DAYチケット-11000円
小学生・中学生チケット1DAY-5500円
2DAYチケット-20000円
小学生・中学生チケット2DAY-11000円

[28日(日)出演]
AI/Creepy Nuts/The BONEZ/C&K/湘南乃風/BALLISTIK BOYZ/大平祥生(JO1) ※TALK SESSION

[29日(月・祝)出演]
UVERworld/渋谷すばる/SUPER BEAVER/Def Tech/ハンブレッダーズ/布袋寅泰

※BALLISTIK BOYZは28日(日)出演。
※雨天決行・荒天中止。
※小学生以上チケット必要(小学生は保護者同伴のみ入場可能)。未就学児入場無料(保護者同伴のみ入場可能)。
※チケットはリストバンドと交換しての入場となります。
※当日はイベントガイドラインに従っての運営となります。詳しくは公式WEBにてアナウンスいたします。
※出演者の変更・キャンセルによるチケットの払い戻しは行えませんので、あらかじめご了承の上お買い求めください。
※販売期間中はインターネット販売のみ。1人1公演6枚まで。
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

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