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注目のバンド・新東京の“理想郷”とは
全曲新曲の1stフルアルバム『NEO TOKYO METRO』で提示した
アイデンティティ

2021年4月に結成された、杉田春音(vo)、田中利幸(key)、大蔵倫太郎(b)、保田優真(ds)からなるバンド・新東京が、2月7日に1stフルアルバム『NEO TOKYO METRO』をリリースした。メンバー全員が現役大学生で(現在は音楽に専念するため一部メンバー休学中)、2022年2月にはバンド組織を法人化して「新東京合同会社」を設立。アートワークやレコーディング、ミックス、マスタリングまであらゆるクリエイティブを自分たちで手がける、今注目のバンドである。2022年は地上波の出演や、年間を通してのシングル連続リリース、初ワンマンや東名阪ツアーの開催など、精力的に活動を重ねてきた。2023年には『FUJIROCK FESTIVAL'23』のROOKIE A GO-GOをはじめ、韓国のフェス『2023 US EARTH FESTIVAL ESG BUSAN』に、今年1月には台湾のフェス『NEON OASIS FEST. ’24”』にも出演するなど、着実に活躍の場を広げている。そんな彼らが1stフルアルバムで提示するのは「NEO TOKYO METRO」という理想郷。全曲新曲の全10曲、アルバム単位だからできるギミックで、一聴すればあまりの心地良さで身体が揺らされてしまう。1stにして既に傑作と言えるハイクオリティな1枚に仕上がっている。今回は杉田と田中に、アルバム制作についてじっくり話を聞いた。3月2日(土)梅田Shangri-laでのワンマンライブもお見逃しなく。

自分たちが日々作り上げている音楽が、すごいパワーを持っているんだ


――2022年にバンドを法人化されて、躍進ぶりが目覚ましいですね。2022年は連続でシングルをリリースしたり、初ワンマンやツアーを開催したりと、コツコツ活動を積み上げている印象でしたが、2023年は海外にまで活動の幅が広がりました。ご自分では躍進している感覚はありますか?

田中「意外と俺、そんな実感ないかも。めちゃくちゃ忙しい感じでもないし、でも楽しくやってます」

杉田「ちょっとカッコつけとこうか(笑)。僕はフジロックはバンドを組んだ最初の時に、個人的に憧れていた場所だったので、それが実現できたことや、初めての海外公演を韓国と台湾でやってみて、言語が通じない相手に音楽でアプローチすることの難しさと楽しさと素敵さみたいなものを、すごく実感して。自分たちが日々作り上げている音楽が、すごいパワーを持ってるんだと実感できました。アルバムも含め、新たな試みが積み重なったのが2023年だったので、そういう意味では躍進の年だったと思います」

田中「言い切った(笑)」

――田中さんは、2023年はどんな年でしたか?

田中「2022年まで割とずっと曲作りをやってきて、シングルを毎月リリースしていて。で、ちょっとペースを落としたんですよね。その分ライブも色んなところでやらせてもらって。だからライブ慣れした1年だったかなと思います。メンバー皆がライブを楽しくできるようになって、緊張も全くしなくなって」

――最初は緊張されてたんですね。

田中「毎ライブ緊張してました。ただ、今年に入って全く緊張せず、楽しく表現できてる感じがします」

――単純に場慣れした、というのもありますか?

田中「そうですね。あとは自分たちが1番楽しめるセトリを意識して作ってます。例えばセトリの中に難しい曲があって、自分たちがその曲までおどおどしてたりすると、それがお客さんに伝わって、直接お客さんの表情にも出てくるので。だから自分たちが楽しめるようなセトリ作りと、ライブのためにシンプルにたくさん練習する。で、完璧に仕上げてからライブに挑むことは意識してますね」

――田中さんは、難しい曲を演奏するメンバーを見るのが好きなんですよね?

田中「まあ、そうですね(笑)。ただ、自分も曲的には好き勝手作るけど、ライブでは"どうしよう、弾けねえ~"となってます。新曲出るたびに"やべえー"って。今回新曲たくさんあるから」

――全部新曲ですもんね。昨年6月にAbema TVに出演された時、"今はバンドとして成熟させていくターンだ"とおっしゃっていたと思うんですけど、今も引き続きその感じですか?少し育ってきた感覚もあります?

杉田「それこそ今言ったようにライブに慣れてきたり、アルバムも作りましたし、色んな経験を経て、少しずつ成熟しつつあるんじゃないかなと感じたいですね」

――どういう面で成熟したと思われますか?

杉田「なんだろう。すごく総合的な力ですよね。安定感もそうだし」

――4人全員が"良い感じに熟したな"と思えたら、次のフェーズにいく感じですか?

杉田「どうなんですかね。今はすぐにアルバムできたらすぐにツアー、みたいにどんどん新しいことをやってる感じだから、色々やってたら成熟してたという感じかもしれないですね」



アルバムとして存在する意義のあるものを作りたかった


――これまでシングルを『新東京 #1』~『#4』の4枚のEPでまとめてこられて、1stアルバムにはどのように向かっていこうとなったんですか?

田中「元々アルバムは作りたかったんですよ。でも結構理想が高くて。全曲アルバムのための新曲として作りたかったんです。ただ時期が結構重要だなと。EPの方が一段落ついたということで、10曲全部新曲でやろうと頑張りました」

――作り始めたのは、昨年11月にリリースされたEP『新東京 #3』のリアレンジ版『新東京 #3 (Organic)』の後ですか?

田中「そうですね、そこから1ヶ月ぐらいで作りました」

――すごい。曲を作るのが早いんですね。しかも10曲全部ですか?

田中「はい。ミックス、マスタリングまで全部です」

――驚異的なスピードですね。

田中「皆ヒーヒー言いながら(笑)」

杉田「なんとか成り立っただけです。結果論ですね」

田中「多分3年かけて作ったとか言った方がカッコ良いんですけど、結果的に事実として3年かけたぐらい、良いものができた(笑)」

――全曲新曲でやるということに、メンバー内では"なぜ?"という意見も出たそうですが。

田中「そうなんです。反対意見があったんですけど、それだとアルバムじゃなくて今まで通りの方がいいと思ったし、アルバムをやるからにはこうしたいといって、皆で頑張りました」

杉田「短い期間で作ったことをネガティブには捉えていなくて。そもそもこのアルバムは、僕たちの理想郷、"NEO TOKYO METRO"というものに対して、僕たちの全てをぶつけたんですけれど、なぜずっとシングルカットを続けてたのに、今回アルバムにしたのかというところで、アルバムとして存在する意義のあるものを作りたかったのが1番大きくて。その要素は、曲単体だけじゃなくて、曲と曲の繋がりにおけるストーリー性の強さ。それは歌詞にも言えるし、メロディーや構成、あらゆる部分に言えますね。そこを作り込めるのはやっぱりアルバムの良さなので。そこからスタートした感じです」

――なるほど。いつもは最初にテーマを決めて、歌詞のアイデアありきで曲を作るという制作過程だそうですが、今回も同じように?

田中「そうですね。普段と同じように曲作りしました」

杉田「正直、曲の骨格が1回決まったら、そこからは同時進行的なところもあるんです」

田中「例えば2番のサビのメロディーが同じだったら、"このメロディーで歌詞つけて"と投げることもあるし」

杉田「歌詞のストックは頑張ったんですけど、なかなか追いつかなくて。なので、2番はトシ(田中)と一緒に詰めていって。それに応じてメロディーもわずかに変化していったりしました」

――10曲同時進行は、大変じゃなかったですか?

田中「大変でした。10曲を同時に把握するのが難しくて。9曲は考えてたけど1曲忘れてて、"やべえ、これやってねえ"みたいなこともありましたね(笑)」



これぞ、"新東京像ど真ん中"


――大きなテーマとして"NEO TOKYO METRO"という理想郷を描き、そこから歌詞と曲を作っていったんですね。資料には"メロディーとアレンジは正解が見つかりやすかったけど、ミックスとマスタリングは迷いまくった"とありました。

田中「10曲作るとなった時に、統一感も重要だなと思ってて。だからピアノ、ベース、ボーカルそれぞれにかけるエフェクトや、全体の音作りや雰囲気作りは同じにしたいなと思ってたんですよ。例えば曲間が繋がってる曲は、まとめてひとつのプロジェクトとして扱い、最終的に音作りもほぼ同じにして、最後に切るみたいな作り方をしてたんですけど、曲によっては"ここはもうちょっとこうしたいかも"という部分もあったり。だけどアルバム全体の統一感を外さないような塩梅が難しくて、結構悩みましたね」

――徹夜も多かったそうですね。

田中「徹夜多かったです。最後の方はもうずっとパソコンの前に張り付いてました」

――田中さんが1人で作業を詰める感じなんですか?他のメンバーさんとも相談しつつ?

杉田「俺たちは今まで割と考える役割で、レコーディングが終わったらトシが忙しかったんですけど、今回は全員ギリギリまでずっと作業を続けてましたね」

田中「春音にはボーカルのレコーディングの直しを手伝ってもらいました。あとは最後の最後までドラムのアレンジを凝ったり、ベースのレコーディングも最後までやってくれたり、ずっと皆が稼働してました。本当に納得のいくものができました」

――昨今は曲単体で聴かれることが多いと思いますが、アルバムという単位にこだわった理由は?

田中「最近は、何をするにしても短ければ短いほどいいという時代で。自分自身も映画観るのって結構体力がいるし、ショート動画の方がパッと見ちゃえる。だけど改めて映画を見るとすごく感動するし、2時間の枠で観るからこその良さが圧倒的にあるなと思って。だからこそ、アルバムを聴く時は必ずアルバム単位で聴きたいなと。1曲ずつ聴いてもアルバムで出す意味がないので、1曲目から最後までひとつの作品として聴いてもらえるような作品作りを意識しましたね」

――まさに、なんて気持ちの良い1枚なのかと思いました。体感時間がすごく早くて。おっしゃったように曲間の繋ぎが印象的で、個人的には『Perrier』(M-3)~『踊』(M-4)~『さんざめく』(M-5)の流れが素晴らしくて感動しました。

田中杉田「ありがとうございます」

――そして冒頭の『NTM』(M-1)~『Escape』(M-2)~『Perrier』(M-3)もひとつのブロックなのかなと感じました。

田中「やっぱり1枚目なので、『NEO TOKYO METRO』を僕らの代名詞のようなアルバムにしたくて。それこそ『NTM』や『Escape』なんかは、"新東京像ど真ん中"じゃないかなと。今回初めての試みではあったんですけど、楽器のアレンジや歌詞もすごく新東京像に合ってるなって。会社経営とか俺らのバンドの進め方自体も、意外と新東京像ど真ん中だと思っているし、聴いてくれた人からも"これぞ新東京"みたいな意見をもらったので、1番最初に持ってくるべきかなと思いました」

――『NTM』の<Bound for the NTM>という歌詞で、"NEO TOKYO METROに連れていってもらえるんだ"とワクワクしました。

杉田「理想郷を提示して終わりじゃなくて、リスナーに対して"俺たちはこういう場所が良いと思ってて、そこに皆も来いよ"と先導する存在でありたいという思惑もあって。批判だけで終わってしまうと、僕の使った言葉はどれもちょっと攻撃的すぎるし強すぎる。だけど、そこに対して手を差し伸べたり、自分たちが1つのポラリスになるようなスタンスによって、攻撃的な歌詞を担保されてるんだろうなという実感で書きました」

――確かに皮肉や葛藤を感じる歌詞が散りばめられていますね。

杉田「皆さんも世の中に対して思うことが色々あると思いますけど、僕は今まで社会に対して何かを言う曲は本当に書いてこなかったので。それもあって、理想郷というテーマを意識することで、翻って意識される現代社会の存在というのは"やっと書けるな"という感じでした」

――10曲の中で特に"NEO TOKYO METRO"を表す曲は、やはり『NTM』ですか?

田中「そうだよね」

杉田「うん、そうだね」

――それができて、制作がより進んだり?

田中「実は『NTM』は1番最後にできました。『NTM』というタイトルの曲を作ろうとは思ってたんですけど、どれもしっくりこなくて。本当に寝ながら『NTM』のサビのメロディーとアレンジが浮かんで、どうにかして『NTM』を入れてリード曲にしたいなって。で、春音に"『NTM』入れたい"って電話してね。そしたら<Bound for the NTM>という歌詞が来て、"これじゃん!"となりました」

――そうだったんですね! 歌詞はミクロとマクロの視点で書かれたそうですが、『NTM』と『Escape』はマクロ視点ですよね。

杉田「僕の中での曲の印象がミクロとマクロに分かれていて、半々で寄せても変なので、ちょうど良い塩梅で配置しつつ、ちゃんと全体の流れが美しくなるように皆で曲順を考えました」



敢えてちょっと"ダサく"した楽曲


――後半の流れも本当に気持ち良くて。『透明』(M-6)は、アウトロのドラムソロが次の『Waste』(M-7)に繋がっていく感覚がありますね。

田中「『Waste』は個人的に気に入ってまして。"『Waste』の入りに繋げるためのベスト"を、むしろ『透明』のアウトロでやりたかった。逆に『さんざめく』と『透明』の間に関しては、『さんざめく』のサビから1番気持ち良いアウトロに繋げた結果、『透明』のイントロに繋がった感じですね」

――『Waste』、良い曲ですね。

杉田「嬉しい(笑)」

――歌詞の共感性が高くて。アウトロがフェードアウトというのも、ちょっと新鮮でした。

杉田「あっはっは(笑)」

田中「この曲のフェードアウトは、自分の中では"やってやったぜ"感がありまして」

――そうなんですか。フェードアウトの楽曲って最近あまりないような気がしていて、久しぶりに聴いたなと。

田中「ちょっとした良いダサさがある気がしてて。この曲、1番最初の仮タイトルが『ダサい曲』だったんです(笑)」

――どういうところがダサいと?

田中「ピアノのリフとか、歌詞とか。全体的に敢えてちょっとダサめに仕上げてます。音作りもピアノをかなり薄っぺらくしたり、ドラムも余韻をめちゃくちゃ残した後に半分に切ったりしてて。ひと昔前の、今聴くとちょっとダサい音楽というか」

――なるほど。でも気に入っていらっしゃるんですよね。

田中「それが良いなと。本当はフェードアウトした後にもう1回フェードインしたかったんです。それが1番ダサいので(笑)。でも次の『7275』(M-8)がフェードインなのでやりませんでした」

杉田「見てみたかったかも」

――ライブのアレンジで、ぜひ。

田中「実は『Waste』のアウトロは、レコーディングで最後まで音を入れたんですよ。ベースソロを大蔵に考えてもらって、ちゃんとベースソロを頑張ってレコーディングした後にフェードアウトしちゃって。最後皆で聴いた時、"ソロが入ってない!"って(笑)」

杉田「青ざめる瞬間だよ。とにかく時間もないし過酷だったから、そのベースソロは大蔵にとったら結晶だもん」

田中「大蔵に"ごめんね"って言いました(笑)。まあライブでは弾けるので、逆にレアで良いんじゃないかなと思ってます」



『春』は前の9曲があるからこそ、際立つ良さがある


――『Waste』から続く『7275』(M-8)は、朗読の要素が強い曲です。以前にも『濡溶(『新東京 #2』に収録)』でポエトリーをされていましたね。

田中「ポエトリーリーディングみたいな曲は、それこそ『濡溶』でやった時に結構良い反応をもらって、"またやってほしい"みたいな声もあったのでやりたかったんです。でもシングルカットするほどでもないし、本当にアルバムでこそ入れられる曲ですよね」

――歌詞は大蔵さんからどの段階で上がってきたんですか?

田中「オケだけ最初に作っちゃって、歌詞は本当に最後ですね」

杉田「"次の『刹那』(M-9)に完璧に繋がるように内容を書く"というミッションで、大蔵に頼みました。僕も書いたんですけど、語りにするには小説っぽすぎたので。大蔵もグッズで小説を出したりしてて、割と書く習慣があるので、頼んだら結構良いものが上がってきて、採用しました。なので内容的には『刹那』とかなりリンクしているものになりますね」

――聴いてる側は当然気持ち良いですよね。そこからアルバムを締め括る『春』(M-10)に繋がって終わりますが、最後に向けてどういうふうに印象を残して終わろうと思われたんですか?

杉田「やっぱりこうして見ると、『春』は最後に1番ふさわしい曲ですよね。問題提起はその前の曲たちでちゃんと済ませてあるし、ここまで結構カロリー高い曲が続いてたし、最後はさらっと爽やかにいこうと。僕は『春』は、歌詞としてめちゃくちゃ深いわけじゃないと思ってて。だからこそさらっと聴ける。で、前の9曲があるからこそ際立つ良さがあるんじゃないかなとは思っていました」

――メロディーが最高ですが、メロについてはいかがですか?

田中「結構前にサビのメロディーだけあって。でも1回却下したというか、作るのをやめたんです。でもドラムの優真がこの曲を好きで、"いつか出してほしい"とずっと言ってて。で、今回『春』を最後に入れようとしたけど、優真は覚えてなかったです。あいつ"あの曲入れないの?"って2~3回言ってたんです」

――忘れちゃってたんですね(笑)。

田中「違ったのかな(笑)」



"新しい秩序"を提示していくツアー


――過去のインタビューで、『新東京 #1』で"新東京イズム"を確立したとおっしゃっていて、今作はそこをベースにした上で続いてきている感じですか?

田中「『新東京 #1』『#2』『#3』『#4』で本当に色んなことをやってきたので、一旦1番大きい枠で新東京を囲ってみて、"僕らってどんな感じだったかな"というものを表現しました」

杉田「ある種の原点回帰的な意識は、俺たちの中にはありましたね。特に『#3』『#4』『#3(Organic)』は割とコンセプトをちゃんと決めて、その枠組みの中に新東京のエッセンスを入れる形でやってきて。じゃあ1stアルバムのこのタイミングで、『#1』でやっていたことや、もっともっと濃い新東京の要素をふんだんに反映したものを作りたいなと思って。今作はその表れじゃないかなという意識ですね」

――1stアルバムにして傑作と言えるのかなと思いますが、次はどんな作品ができてくるのか楽しみです。

田中「いやー、またコンセプチュアルになっちゃいそうな気がするな。アンビエントアルバムみたいなの、作っちゃいそう(笑)」

杉田「俺は本当に考えてないです。なるべくまだ考えたくないかな」

田中「やりきったからこそね。やりたいことはたくさんあるんですけど、新東京でやる必要はあるか、みたいな話で。新東京でやるなら、新東京でやる必要のあるものを作りたいですよね」

――最後に全国ツアー『NEOCRACY』に向けての意気込みをお願いします!

杉田「僕たちのライブは、音源からは意外かもしれないけど、生感やバンド、楽器たちのソロアレンジ、ソロプレイを大事にしていて。メンバー間でもステージでそれを初めて目の当たりにして、その瞬間に生まれる熱が醍醐味だと思うので、そこを楽しんでください」

田中「全く同じ」

杉田「全く?一言一句同じ?(笑)」

田中「(笑)。さっき言ったように、僕らは割とライブを楽しめるようになってきて。だからこそ、1本1本のライブに対する想いがかなり強くなってます。"楽しめる"というのは、楽なことばかりやるというわけではなくて、クオリティの高い演奏をして、ちゃんとお客さんに楽しんでもらう。そういうものを1つ1つライブでやっていく。特に今回のツアーに関しては練習もすっごいするし、良いライブができるんじゃないかと思いますね」

――ツアータイトルの『NEOCRACY』に込めた意味は?

杉田「毎回僕らは"NEO"に対して言葉をつけて造語を作ってるんですけど、"CRACY"は"支配"という意味があるので、"新しい支配、新しい秩序"的な意味合いですね。それこそ僕たちの新しい理想郷の"NEO TOKYO METRO"とも親和性が高い、そういう新しい秩序を俺たちが提示していくようなツアーになればなと思っています」

Text by ERI KUBOTA




(2024年3月 1日更新)


Check

Movie

Release

新東京の理想郷へ潜れる傑作が誕生

1st Full Album『NEO TOKYO METRO』
発売中 2800円(税込)
NTM-0

《収録曲》
01. NTM
02. Escape
03. Perrier
04. 踊
05. さんざめく
06. 透明
07. Waste
08. 7275
09. 刹那
10. 春

Profile

杉田春音(Vo)、田中利幸(Key)、保田優真(Ds)、大蔵倫太郎(b)からなる4人組バンド。2021年4月の結成後、6月にEggsが主催する23歳以下限定の音楽コンテスト・TOKYO MUSIC RISEにてグランプリを獲得し、耳の早いリスナーから注目を浴びる。8月に東放学園主催のイベント「コンサートのつくりかた」にて、東京・Zepp Tokyoで初ライブを行い、その後デビューシングル「Cynical City」を配信リリースした。2022年2月には自ら運営する合同会社・新東京合同会社を設立し、8月には「SUMMER SONIC 2022」に出演。同年12月に初のワンマンツアー「NEOPHILIA」を東名阪で行った。2023年には「FUJIROCK FESTIVAL'23」のROOKIE A GO-GOをはじめ、韓国のフェス「2023 US EARTH FESTIVAL ESG BUSAN」にも出演。『新東京 #1』から『新東京 #4』の4枚のEPと『新東京 #3(Organic)』を経て、2024年2月に待望の1stフルアルバム『NEO TOKYO METRO』を全曲新曲でリリース。2月末~3月下旬にかけて、全国6都市を廻る史上最大のワンマンツアー『NEOCRACY』を開催する。

新東京 オフィシャルサイト
https://shintokyo.city/


Live

新東京 NEOCRACY 全国6都市ツアー 2024

Pick Up!!

【大阪公演】

当日引換券発売中 Pコード:265-741
▼3月2日(土) 18:00
Shangri-La
スタンディング(当日引換券)-3800円(ドリンク代別途要)
※未就学児童は入場不可、小学生以上はチケットが必要。客席を含む会場内の映像・写真が公開される場合があります。
※公演当日、開場時間より当日券窓口にて入場チケットと引換え致します。お渡しするチケットは先着順ではございません。予めご了承下さい。
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

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【愛知公演】
▼3月3日(日) 新栄シャングリラ
【宮城公演】
▼3月9日(土) LIVE HOUSE enn 2nd
【東京公演】
▼3月20日(水・祝) LIQUIDROOM

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