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「僕は人生と桃鉄はイコールやと思っているんですよ(笑)」
オメでた、急転直下の無期限活動休止!
その真相と最後のアルバム『オメでたい頭でなにより4』&ツアーを
赤飯(vo)が語るラストインタビュー&動画コメント

 ライブという生きる場所を失ったドン底のコロナ禍を経て、今一度、原点回帰とブラッシュアップに努め、“ライブで盛り上がれて面白く楽しいもの”を追求した、オメでたい頭でなによりの1年4カ月ぶりのオリジナルアルバム『オメでたい頭でなにより4』。今作で完全に息を吹き返し、いざ反撃のときを迎えたと思ったのもつかの間、リリースからわずか2週間、同作に伴うツアーの開幕を3日後に控えた彼らから、何の前触れもなく届いた“大切なお知らせ”…。「我々が考え得る“バカ”をやり尽くしたため、活動終了という形を取らせていただきます。正直なところ、もうネタ切れです!!(笑)」。現在開催中の『ワンマンツアー2024「今 いくね くるね 4」』、4月29日(月・祝)の『ブクロック!フェスティバル2024』出演をもって無期限活動休止するという急転直下の報と共に届いたステートメントにはそうつづられていたが、いったいオメでたに何が起こったのか? 本当のところはどうなのか? 金のことでもめたのか? 仲が悪くなったのか? そんなさまざまな憶測が飛び交う中(笑)、リリースツアー真っただ中のバンドを代表し、赤飯(vo)が事の顛末と現在の心境をぶちまける、オメでたい頭でなによりラストインタビュー。いつか5人とまた会えるその日まで、この思いと言葉を心に刻みつけてほしい――。



これが最後のツアーのせいもあってか
お客さんの"一滴残らず味わってやろう感"がすごい(笑)


――『ワンマンツアー2024「今 いくね くるね 4」』の途中経過はどうです?

「1本目から感じたのは、これが最後のツアーのせいもあってか、お客さんの"一滴残らず味わってやろう感"がすごいですね(笑)。初日の千葉から、その気迫にこっちが圧倒されるぐらいだったので。元々、お昼しかライブに行けない方にも見てもらいたいから昼公演もやっているんですけど、昼夜でセットリストを変えるのもあって、通しで来てくれる方も結構いらっしゃって。だから一日ずーっとお客さんのテンションが高い(笑)」

――普段のライブから相当カロリーが高いのに、昼夜2公演は一日が終わった後の消耗度がすごそう。

「2日連続ライブのときもあるし、まぁ、この歳でやることじゃ絶対にないですね(笑)。ただね、実は今回のツアーから10何年ぶりにイヤモニを導入したら、もう全然世界が変わりました。例えて言うと、コップにちょうど入るぐらいの水量を出せばいいのに、滝みたいな量の声を出して、必要以上に消耗しちゃっていたんだなって。声が擦り切れるまで歌うことこそカッコいいと思い込んでいたんですけど、今回のツアーは昼でそうなったらどうにもならないじゃないですか。今はイヤモニのおかげでそこまで無理に声を出さなくても表現できるのが分かったから、夜まで余すことなくパフォーマンスできる余裕を持てるようになってきて。やっと大人になれました(笑)」

――そんなの最後のツアーで気付くなよって話ですけど(笑)。

「メンバーも急にはじけ出して、"お前、今までそんなことせーへんかったやろ! 最初からやれよ!!"という(笑)」

――それこそ、最後のツアーがやたらバンドの状態がいい"活動休止あるある"かも。もうわだかまりもなくなって。

「あ、別にわだかまりはないですよ! 仲悪い前提やめて(笑)。メンバーも"あんまりこういうことはやらん方がいいんやろうな"とか、無意識に自分に制限をかけていたことがもしかしたらあったのかもしれないですけど、今はそれが取っ払われて、MCの雰囲気だったりも、"そんないいこと言うんや"みたいなことが増えてきて、楽になりました。投げたときに打ち返してくれる安心感がやっと芽生えてきたので(笑)」

――最新作の『オメでたい頭でなにより4』は、原点回帰とブラッシュアップ、ライブで盛り上がれて面白く楽しいものを追求したという意味では、その効果も感じる日々じゃないですか? それもこれも、コロナ禍の間に楽曲提供をしたとき、オメでたが求められるもの=特徴や武器に気付いたのがきっかけだと。

「おっしゃるとおりで、自分と向き合い続ける=視野が狭くなるじゃないですけど、やっぱり前作のときって、"このままじゃダメなんだ"という気持ちが背中にのしかかっていたんですよ。"このままじゃ売れない、先がない。じゃあそこでどうするんだ?"みたいなところで、一貫性を持たせることの大事さというか...オメでたは世間からこう見られていて、求められている。そこで改めて、フロアで盛り上がることを意識した作風になりました。『着火繚乱ビンビンビン』(M-2)なんかは分かりやすいですよね。どの現場でやっても間違いないこの曲が最初にできたので、今回のアルバムは作りやすかったです。こいつを指針に作っていった結果、バランスも良くなったから美しいね、みたいな話をメンバーともしていましたね」



――『着火繚乱ビンビンビン』や『チン♂アゲ⤴交渉中』(M-4)は、まさに求められるものに応えた曲ですもんね。



「あとは、メインでソングライティングを手掛ける324(g)、ぽにきんぐだむ(g&vo)、自分のそれぞれの領分みたいなものが、曲を並べたときに図らずも三つ巴になって。324には324の、ぽにきにはぽにきにしか出せない味があって、それがエッセンスになっているのをすごく感じましたね」

――『着火繚乱ビンビンビン』の冒頭、あの漫画『くそみそテクニック』の名フレーズをもじったであろう、"「裸の付き合いやらないか」"という一節は誰のアイデアですか?

「こういうしょーもないのはだいたい、自分とぽにきかな? ちなみに、"(へい らっしゃい)"はシブがき隊(の『スシ食いねェ!』('86))からです(笑)」

――本当にこんなしょーもないことを歌にしてくれるバンド、他におらんわ(笑)。『『推しのこメモリアル』(M-6)も合いの手がおもろ過ぎて。"(大外刈りから スポーツ刈り スポーツ刈り刈りガリクソン)"を考えたのは?

「これは多分324かな?」

――そういう話を聞くと、赤飯さんだけがイカれてるんじゃなくて、全員イカれてるんやなと思いますね(笑)。

「それぞれが程良く別のベクトルでイカれてるんですよね(笑)。それをいいとこ取りできるといいバランスで曲が出来上がるのが今回でよく分かりました。ライブでも『推しのこメモリアル』が死ぬほど盛り上がるんですよ。お客さんもしっかり歌詞を覚えてきて、メンバーがまともに演奏もしていない曲が一番盛り上がるって何やろうと(笑)。でも、そういうところも含めて、"なるほど、オメでたってこういうバンドだったんだな"と自分でも理解して」



――そんなバンドの、活休前最後のアルバムを締めくくるのが、『花魁ドリルスピン』(M-11)って最高だなと。しかも、いつもなら楽曲が途中でハードに展開して、また元の曲調に戻るのがオメでたのセオリーじゃないですか。でも、この曲では割と序盤にサンバになる=ブラジルに行ったまま、普通に戻ってこないのが衝撃でした(笑)。

「何か天国感がありますよね(笑)。この曲にはもちろん戻る/戻らないの2つの世界線があったんですけど、いやいや、この物語をしっかり見ろと。花魁はつらい日々からブラジルに逃げて幸せになった。何で日本に戻んねんと」

――ストーリー重視ね(笑)。

「結果、ハッピーに終われているし、ライブでやっても違和感がないので。この曲も死ぬほど盛り上がるんですよ」

――展開のきっかけとなる、"説明しよう!"以降の内容、"日々腰帯を回され続けた花魁の体は いつしか大地を貫くドリルと化していたのである!"というくだりも、冷静に考えたら何言ってんねんというね(笑)。


ホンマに僕が一番ビックリしているんですよ!(笑)


――ただね、自分たちの"らしさ"を磨き上げた強力なアルバムができたところで、まさかオメでたみたいなお祭バンドから、あの"大切なお知らせ"が届くとは...。あまりにも前振りがなさ過ぎて。

「今までの"大切なお知らせ"は、全部おめでたいお知らせでしたからね。最後の最後にホンマのやつがくるって、すごいオチやなと(笑)。僕もビックリしました」

――しかも、だいたいバンドが終わりに近づくと、そこはかとなくそれを予感させる曲が自ずとできるものですけど、今作には一切それがないじゃないですか(笑)。

「"ここからやってやるぜ!"みたいな推進力のある曲ばっかりなので、そらファンの方も"こいつらサイコパスやな"って思うやろうなって(笑)。アルバムを引っ提げたツアーの3日前に活休が発表されるし、しかも、やめるのに"何で2カ月前にファンクラブ作ったん?"っていう(笑)。いろいろな憶測が飛び交っていますけど」

――その辺はやっぱり聞いておきたいところで。"実は2~3年前からメンバーが脱退する/引き留めるみたいなやり取りが水面下であったんです..."、みたいなバンドもいますけど、オメでたはそうじゃなかった。あまりにもそういう雰囲気がなかったから、どうなっとんねんという。

「だからもう、ビックリですよね。何なら前作のときの方がヤバかったですから(笑)」

――確かに、"ライブが自分たちの生きる場所なので、コロナ禍でそこに立てないなら、それぞれが別の道を行くことにしました"と言われたら、なるほどねと思えるんですけど。

「バンドって才能のある一人がイニシアチブを取る場合もあると思うんですけど、うちはどちらかと言うと民主主義なので、各々の生活がある中でバンドを第一に続けるのが難しいという状況が、たまたま重なっちゃったというか...。誰が悪いとか、そういうのはないんですよ。あくまで組織として止まることを決めたという」

――ただね、活動休止とか解散が決まった後のインタビューで、例えば"理由は音楽性の相違で..."とか言われても、我々みたいなインタビュアーは、"分かった。その話は一旦置いといて、結局、誰と誰が仲が悪かったん? 内容によってカットするから"ってやっぱり聞きたくなりますから(笑)。

「アハハ!(笑) うちもそれなら笑い話になったんですけどね。本当に人生って"生モノ"なので、ライフスタイルの変化に伴って、続けること自体が難しくなったり、今のクオリティを維持していくことが大変になったりする。その相談を受けて、"じゃあしょうがないよね"って、みんなで首を縦に振った感じなんですよね」

――20代ならバンド100:プライベート0で活動できても、そこそこキャリアや年齢を重ねると、いろいろとね...。

「やっぱり各々の人生なので、そこを無理に引き留めるのも違うし、自分もそれをされたらイヤやと思うから。それぞれがQOLが一番いい状態に保てる選択をすべきやと思うんですよ。無理をしてまで続けなあかんことって、世の中にないと思うので。といったところで、無期限活動休止という話になったんですけど、"もう二度とバンドはやりたくない"とか言っているわけではないんですよね。またいつかどこかのタイミングで、何の憂いもない状態でやれるといいなというのは、全員が考えていることなので。そこでまたツアーに出られたらって、本当に思っていますから」

――活動休止が正式に決まったのって、本当に最近ですよね? アルバムをリリースした1月24日から発表した2月6日の間? そんな急にテンションが変わるバンド、聞いたことないわ!(笑)

「だからホンマに僕が一番ビックリしているんですよ!(笑)」

スタッフ「リリース週の週末に話し合っていましたからね」

――人生って2週間でこんなに変わるの?(笑)

「自分らで自分らにドッキリを仕掛けて、"うわ! ビックリした~!!"ってなっているみたいなもんですよ(笑)。活動休止が決まった直後にサイン会があったんですけど、まだ発表前で言えないから、"ずっと応援しています!"と言ってくれたのに、"お、おう..."みたいになっちゃうし(苦笑)。でも、ファンの方から、"今日はちょっと元気がなかったですね"と言われたときは、"鋭い!"って内心、思いました。気持ちを見透かされたんやなって」

――赤飯さんからしたら、オメでたって念願のバンドだったじゃないですか? 人生を懸けてようやくつかんだ居場所が、これからなくなっていくツアーをしている割には、思ったより元気ですね。

「確かにね。でも僕、36時間ぐらいで立ち直りましたから(笑)」

(一同爆笑)

――僕はショックが一番デカいのが赤飯さんなのかなと思っていたんですよ。他の4人は元々プレイヤーだから、個人の仕事に戻る人もいるだろうし。でも、赤飯さんは何よりバンドがやりたくてオメでたを始めたわけで。

「でも、ある種、自分も一緒で。"またソロに戻るか..."という開き直りは正直あります。バンドをやっていく中で見たかった景色、やりたかったことを一通り経験できたからこそ、気持ちに折り合いがついたのかもしれないですね」

――オメでたとして生きた約9年が、バンドとは何たるかを自分に叩き込んでくれた。

「そうかもしれない。こういう酸いも甘いも含め"うわ~人生って面白れぇ"みたいに、今では消化できているので」


またオメでたとしてみんなの前に戻ってきて
一緒にフロアを作る瞬間はあると思います



――赤飯さんにとって一番の思い出ってあります? "バンドをやって良かったな"と達成感を感じた瞬間とか。

「やっぱり'20年2月のコロナ前までの、"見える...見えるぞ! 頂が!!"みたいな高揚感はエゲつなかったですね。本当に順風満帆で、追い風で、"オラァ~!"って突き進んでいるときの全知全能感って言うんですか? からの、今はゴーンと落っこちて...だから最近ね、僕は人生と桃鉄(=『桃太郎電鉄』)はイコールやと思っているんですよ(笑)。うまいこと駅にも着いて、物件を買っているときに、いきなりキングボンビーにむちゃくちゃにされるというか...。どこの駅が目的地になるのかも毎回ランダムやし、たまたま近くにおった人が資産を得ることもあれば、僕らみたいなパターンもある。でも、もしかしたら自分もコツコツやっているうちにゴールが来るかもしれない。そのときそのときでベストな手を考えながら、サイコロを振るのか、ここはカード使うのか...そう思うと、納得できたというか」

――自分がお世話になった全てのエンタメが、すでに人生を教えてくれていた。

「その結果、人生=桃鉄やった(笑)」

――今回のインタビューの見出しが、『オメでたい頭でなによりラストインタビュー、"人生は桃鉄だった"』になったら、"ホンマに!? ちゃんと考えて!"って言われそう(笑)。人生の縮図ではありますけどね。赤飯さん、全然滅入ってないですね。病むのかなと思ったけど、全く病んでない。

「全然病んでないですね。ほぼ36時間でリカバーできました(笑)」

――コロナ禍のドン底より下はないのもあるし、タフになったんでしょうね。あと、メジャーデビュー時に初めて会った頃のピリピリ感というか、"なめられたらあかん、成し遂げてやる!"という前のめりな感じより今は自然体で。

「あの頃のギラつきはエグかったですね。ギラギラしてましたよねぇ...」

――リリースツアーもまだ残っているので、ライブで直接伝えられることはあるとは思いますが、こういうメディアでは最後の発言の場になると思います。赤飯さんの今後やりたいこと、言っておきたいことがあれば聞きたいなと。

「解散ではなくあくまで活動休止なので、いつとは約束はできないですけど、またオメでたとしてみんなの前に戻ってきて、一緒にフロアを作る瞬間はあると思います。'15年に今のメンバーが集まって曲を作り始めて...もう足掛け9年とかになるのか。じゃあもうソロより長いこの期間で、音楽に対しても、生き方に対しても学びがありました。この学びを今後の自分の活動にどう活かしていくのか。自分が面白いと思うこと、表現したいこと、チャレンジしたいことと真摯に向き合って、ちゃんと心がワクワクするものを正直にアウトプットしていきたい。でも、野心を持たない活動はそれはそれでワクワクしないのでそこも見据えて、まずはソロで曲作りをしていこうかなと」

――新たにバンドを組む、とかではなく。

「ですね。ちまたでは自分が第二のオメでたを作るといううわさが流れていたみたいですけど(笑)。オメでたで得た知見がたくさんあるので、それを糧にまた自分は先に進んでいこうかなと思っています」

――そして、残りのツアーに向けてはどうでしょう。

「オメでたのライブは運動量も多いし、なかなか踏み出せへんと思っている人が多いのがよく分かったんですけど、声を大にして言いたいのは"デリケートゾーン"というエリアがあるぞと。そこから広がる光景を目の当たりにして、これなら自分もいけそうという瞬間があったら、フロアに参加してもらえればいい。そういう自由度も含めてうちのライブの良さやと思っているので。最後のツアーなので後悔するなよ! ということだけ言っておきます」

――SNSでのリアクションを見ていても、ツアーに行ったお客さんはもうみんな楽しそうで。ちなみに、メンバーに対しては何か言っておきたいことはありますか?

「みんなQOL上げて生活しましょ!(笑) 各々、心の平穏を保ちながら暮らしてくれるといいなと思います」

――それが音楽にフィードバックされて、また同じステージに立つときが来れば。

「何年か経ったとき、みんながどう成長しているのかを知るのが自分でも楽しみですね」

――ツアーファイナルの4月4日(木)東京・LIQUIDROOM、そして、活動休止前最後のライブとなる、4月29日(月・祝)東京・Zepp Hanedaでの『ブクロック!フェスティバル2024』まで、残された日々も悔いのない旅ができますように。本日はありがとうございました!

Text by 奥"ボウイ"昌史




(2024年3月19日更新)


Check

Movie

活休とラストツアーの現状と楽しみ方
赤飯(vo)が語るさすがの動画コメント

Release

遊び心と狂気とアホの到達点たる
4枚目にしてラストアルバム!

 
Album
『オメでたい頭でなにより4』
発売中 3300円
ポニーキャニオン
PCCA-06270

<収録曲>
01. 鼓舞激励
02. 着火繚乱ビンビンビン
03. 地下室の王
04. チン♂アゲ⤴交渉中
05. ソイヤ!好漢度BOY
06. 推しのこメモリアル
07. Move your Heart
08. ADVANCE TiME
09. The OGAnizer -来訪神-
10. 今宵、又旅へ。
11. 花魁ドリルスピン

Profile

おめでたいあたまでなにより…写真左より、mao(b)、324(みつよ)(g)、赤飯(vo)、ミト充(ds)、ぽにきんぐだむ(g&vo)の5人からなる、笑って泣ける日本一オメでたいロックバンド。'16年8月29日に始動、’18年4月にシングル『鯛獲る』でメジャーデビュー。同年夏には、大型フェスやサーキットイベントに多数出演し、各地で入場規制が起こり話題を呼ぶ。10月には、初のTVアニメタイアップ『火ノ丸相撲』のED曲『日出ズル場所』を、’19年1月には、1stアルバム『オメでたい頭でなにより1』をリリースし、初の全国ワンマンツアーを開催。各地のフェスに出演し、10月より全国ツーマンツアーを開催、全公演完売に。’20年4月には2ndアルバムをリリースし、史上最大規模の全国ツアーを開催するも、コロナ禍により途中で公演中止に。6月から3カ月連続での配信ライブを実施し、12月には、つぼイノリオの伝説の迷曲『金太の大冒険』カバーを配信。’21年1月には、日本ローラーダンス協会公認楽曲『推しどこメモリアル』を配信し、Zepp Tokyo & Zepp Osaka Baysideでのワンマンライブを開催。その後もワンマンツアー、ツーマンツアーと精力的に活動。’22年には、初のカバーアルバム『オメでたカバー横丁』、さらに3rdアルバムをリリースし、全国ワンマンツアーを開催。’23年からは『大寿祭』と題したワンマンシリーズを立ち上げ、’24年1月24日には、4thアルバムをリリース。2月6日には、現在開催中の『ワンマンツアー2024「今 いくね くるね 4」』、4月29日(月・祝)の『ブクロック!フェスティバル2024』出演をもって、バンドが無期限活動休止することを発表した。

オメでたい頭でなにより
オフィシャルサイト

http://www.omedeta.band/

Live

1日昼夜2公演で送るラストツアーが
いよいよ後半戦に突入へ!

 
『オメでたい頭でなにより
 全国ワンマンツアー2024
「今 いくね くるね 4」』

【千葉公演】
▼2月9日(金)千葉LOOK
【茨城公演】
▼2月12日(月・祝)水戸ライトハウス
【三重公演】
▼2月18日(日)松阪M'AXA
【京都公演】
▼2月20日(火)KYOTO MUSE
【福岡公演】
▼2月22日(木)LIVE HOUSE OP's
【広島公演】
▼2月24日(土)セカンド・クラッチ
【香川公演】
▼2月25日(日)DIME
【北海道公演】
▼3月3日(日)SPiCE

【秋田公演】
▼3月23日(土)Club SWINDLE
【宮城公演】
▼3月24日(日)仙台MACANA
【石川公演】
▼3月28日(木)金沢vanvanV4
【愛知公演】
▼3月30日(土)エレクトリック・レディ・ランド

Pick Up!!

【大阪公演】

Thank you, Sold Out!!
▼3月31日(日)14:30/18:00
BananaHall
オールスタンディング4500円
清水音泉■06(6357)3666
(info@shimizuonsen.com)
※小学生以上は有料。未就学児童は無料(保護者同伴の場合に限る)。出演者が許可した場合を除き、写真撮影、録音・録画禁止。

【東京公演】
▼4月4日(木)LIQUIDROOM
 

Column1

「1曲1曲振り切った結果、こういう
 狂った内容になりました(笑)」
この1年の喜びも悔しさも、
挑戦心と共に刻んだ
最新版であり決定盤を手に、
オメでたの快進撃がついに始まる!
『オメでたい頭でなにより1』
全員インタビュー('19)

Column2

「夢や幻だと思っていたものが
 1つずつ現実になっていく」
ラウドロックをお茶の間に!
渾身のシングル『日出ズル場所』
赤飯(vo)&ぽにきんぐだむ(g&vo)
インタビュー('18)

Column3

「これが自分たちの使命」
バンドに憧れ続けた5人の
愚直なまでの夢のかたち
人情ラウドロックなデビュー盤
『鯛獲る』全員インタビュー('18)

Recommend!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「デビュー時からの付き合いのオメでた。コロナ禍で関西プロモーションがなくなり取材ができないときも、『勝手に全曲解説』と題して毎作アルバムレビューをオフィシャルHPで書かせてもらったり、関西でのライブには欠かさず顔を出していた僕ですら、予想だにしなかった今回の無期限活動休止。だって最新アルバムの『オメ4』で完全復活してるやん。散々アホなことしてたやん。コロナ禍も落ち着いてライブできるようになったやん。そう、音楽的にも状況的にも、彼らのこれからを妨げる要素が一切見当たらないのです。が、今回がっつり話を聞いて、どうやらメンバー自身も本当に思いもよらない展開だった模様…。もちろん書けないことも山ほどありましたが(笑)、(一旦)最後のインタビューを担当できて光栄でした。今やワチャ系バンドはいっぱいいますが、ラジオでかけられない曲をカバーしたり(笑)、しょーもないことをクレバーに曲に織り込み、音はしっかりブチ上げる。こんなバンド、他にいないのになぁ…と本当に思いますよ。最後のツアーもいよいよ後半戦。昼夜2公演×6カ所=12公演+イベント1公演で、残すライブは13本。インタビュー同様、湿っぽさなしで駆け抜けるオメでたのラストスパート、決して見逃さないように!」