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「本物を目指して、ルーツとなる歌謡曲の良いところを追求していきたい」公開中の劇場アニメ『怪盗クイーンはサーカスがお好き』の
主題歌となる3rdシングル『逆転のレジーナ』をデジタルリリース
リトルブラックドレスインタビュー

2019年にデジタルシングル『双六/優しさが刺となる前に』でインディーズデビューし、2021年7月に川谷絵音プロデュース曲『夏だらけのグライダー』でメジャーデビューを果たしたリトルブラックドレス。ライブにおいては、2016年に奈良県・春日大社で開催された『MISIA CANDLE NIGHT』のオープニングアクトに抜擢され、その後もワンマンライヴ『TOKYO MUSIC SHOW~歌謡ヒットパレード~』(2019年)で歌謡界のスーパースター達と競演し、2021年4月には~筒美京平オフィシャル・トリビュート・プロジェクト~ザ・ヒット・ソング・メーカー包恭平の世界 in コンサートにも出演。また、ブルーノート東京にて企画ライブ『CITY POP NIGHT@Blue Note Tokyo』を開催するなど、華やかな大舞台を経験して各方面から注目を集めている存在だ。今年6月8日にデジタルリリースされた3rdシングル『逆転のレジーナ』は原作小説の刊行20周年記念として初のアニメ化&映像化作品となる劇場アニメ『怪盗クイーンはサーカスがお好き』(6月17日公開)の主題歌に抜擢された。平成に生まれ、昭和の歌謡曲文化を引き継ぎ、令和の時代を生きる新たな表現者としてエンタメ界で頭角を表しつつある。ぴあ関西版WEB初登場となる今回は、この最新曲が完成するまでの経緯をはじめ、リトルブラックドレスのルーツや芯にある信念や野望ついても言及。さらに、7月中旬リリース予定の新曲『白雨』についてもいち早くコメントしてくれた。リトルブラックドレスとは一体何者なのか?その入門編的なインタビューをお届け!

表現できるなら、いろんなことに挑戦してみたい
 
 
――リトルブラックドレス(以下、リト黒)さんは、10代から地元岡山のライブハウスや路上でライブ活動をされていますが、早くからプロ志向だったんですか?
 
「4歳から小学生ぐらいまで地方のちっちゃい劇団に入ってミュージカルをやってました。お仕事ではないんですけど、遊びで(笑)」
 
――えっ、4歳から舞台に立っていたんですね?
 
「そうですね。だけど、(人前で舞台に立つことに)慣れることはないですね(笑)。ちっちゃい頃は、テレビという箱の向こう側で歌う人になりたいなぁ~って…、そうなるんだろうなぁ…っていう、すごい自意識過剰な子だったので(笑)。好きなこと、楽しいと思えることをやり続けてたら、今ここに来ていたっていう感じです!」
 
――高校時代にオリジナル曲を作るようになったそうですが、その頃からシンガーソングライターという意識で活動するようになったんですか。
 
「その頃、自分のまわりで弾き語り女子みたいなのが、ちょうど流行り始めた時期だったので。シンガーソングライターという言葉を知って。自分のことを表すにはこれがいいのかなって思いつつ…。でも今は自分で曲を書くだけじゃなくて、(作家の方に)書いていただいた曲を歌ったりもしているので。ひとつの枠に縛らずに、表現者としてやっていけたらいいなと思っています」
 
――シンガーソングライター以外で何かやってみたいことはありますか。
 
「今年に入ってから初めてモデルのお仕事をいただきました。モデルもやっぱり身につけているファッションを表現する表現者だなっていう感じですね。ミュージックビデオの中でちょっと演技をしてみたりもしてるし、表現できるなら、いろんなことに挑戦してみたいなぁと思います」
 
――ちなみに、ご自身で作詞作曲される時にテーマにしていることは?
 
「テーマは、“ネガティヴを武器にポジティヴに生きる”っていうことです。ちっちゃい頃からきれいごとがあまり好きじゃないというか、けっこうひねくれっこだったので(笑)。人には絶対闇の部分があるし、悩みだってあるし…、それを肯定しつつ幸せに生きる方法を見つけるのが道なのかなぁと思って。そういうのをテーマで書いたりしますね。インディーズの頃にリリースしたアルバム『浮世歌』の中の『だるま落とし』という曲はいじめをテーマに書いた曲なんですけど…。そういう理不尽さをぶつけて書いたりとかしてました。10代の頃は大人に刃向かって言えない思春期のもやもやした気持ちってあるじゃないですか。それを素直に感じたままに書いたりしてました」
 
――リト黒さん音楽のルーツとなるものは何ですか。
 
「音楽のルーツとしては、歌謡曲なのかなって感じてて。それに気づいたのも後になってからなんですけど。東京に出てきてから、大人の方たちとカラオケに行ったりした時に、(年上の方が歌う曲を)全部知ってるなと。ギャグとかも知ってたりして(笑)。“よっこいしょういち”とか、“あたり前田のクラッカー”とかっていう言葉が飛び交っても理解できるっていう(笑)」
 
――へー(笑)、そういう昭和のギャグを?
 
「そうですね(笑)。思い返してみると、おばあちゃんっ子だったので、祖母の車の中で歌謡曲やグループサウンズを聴いていたので。それがきっとDNAに刻み込まれていて。ルーツになってるんだと思います」
 
――面白いですね! 令和の時代に昭和の揺り戻しというか。昭和の文化の影響を引き継いでいるんですね。
 
「そうですね。歌謡曲が魅力的にしか思えないですね。日本人独自の憂いとか水っぽさだったり…、あとはやっぱりなんといっても日本語というか…。世界共通語は英語だけど、私は日本語が唯一無二だと思っていて。日本にしかないものを目指し続けることも大事なんじゃないかなと思ってます。LBDのオリジナル曲として、そういうスタイルでやっていきたなと思います」
 

 
リトルブラックドレスの曲は
ネガティブとポジティブの二面性を打ち出している
 
 
――リトルブラックドレスの名付け親はクリエイティヴディレクターの信藤三雄さんだそうですが、リト黒さん自身はこの名前のことをどんなふうに感じていますか。
 
「黒っていう色は二面性があると思ってて。ゴージャスとか高級感とかそういう面もありつつ、闇だったり悪だったりっていうカラーイメージもありますよね。人間も同じじゃないかなって。人間の中にもプラスの部分とマイナスの部分があるし…。私の書く曲もネガティブとポジティブの二面性を打ち出してるので。音楽性をカラーで表したりするのはとても素敵だなぁと思います」
 
――なるほどね。
 
「私の中にはダサさがあるんですよ。それが人間臭さになってると思うんですけど。ダサいだけじゃだめで、かっこよくなるためには、ダサさとおしゃれさがないといけないっていうのは東京で学んだんです。この世のかっこいいものって、ダサいものとおしゃれなものが混合していることが意外とあると思います。私の曲は良い意味でダサさを持っていて、名前はとてもおしゃれなので。それがリトルブラックドレスの唯一無二のキャラクターになってると思います」
 
――昨年、インディーズからメジャーデビューして、何が一番変わりましたか?
 
「インディーズからメジャーになって、自分の中で曲を書くテーマが変わったとか、そういうことはまったくないです。もちろんテレビに出させていただく機会が増えて。それでよりたくさんの方に知ってもらえるきっかけになったというのは実感してるんですけど。音楽業界もイレギュラーなことばかりだったじゃないですか。コロナ禍になって。先行きが見えない不安みたいなものは変わらずあったかなぁ…と思いますね」
 
 
 
『逆転のレジーナ』はロック魂を込めて
より格好良く意識して歌った
 
 
――最新曲となる6月8日にリリースされた『逆転のレジーナ』(*作詞が及川眠子、作曲が林哲司)は、とても華やかでパンチが効いていて爽快な楽曲ですね。この曲が、劇場アニメ『怪盗クイーンはサーカスがお好き』(※6月17日から公開中)の主題歌に決まった時の心境は?
 
「実は、この曲は主題歌のために書いてもらったんじゃないんです。元々シティポップが大好きなので、今、世界中で再燃しているシティポップの代表曲ともいえる『SEPTEMBER』や『真夜中のドア~Stay With Me』を作曲された林哲司さんにこちらからお願いして、オリジナル曲として書いてもらった曲なんです」
 
――そうだったんですね。
 
「はい。それとは別に、『怪盗クイーンはサーカスがお好き』の主題歌は自分で作詞作曲にトライしていたんです。多くの読者に愛されている作品の20周年記念のアニメ化で、この原作は小学生の頃に読んでいたし、主題歌の書き下ろしをするのは初めてだったので、肩に力が入りすぎちゃって…、一回ちょっと立ち止まっていたんです」
 
――そこからどんなふうに出来上がっていったのですか。
 
「作詞をしてくださった及川眠子さんは、(自分の)作詞の師匠としていつも話を聞いてくださる存在なんです。力み過ぎて自分で上手く書けなくなった時にアドバイスを求めてお電話して、1時間ぐらい話しをしていただきました。それで、“りょうちゃん(※リト黒さん)の思いは全部受け止めたから、私が形にしてあげる”って言ってくださったんです。それで、最終的に作曲が林哲司さん作詞が及川眠子さんという形になりました」
 
――歌詞はリト黒さんの想いをベースにして出来上がった曲なんですね。
 
「そうですね。(歌詞の中の)“悲しみが変えた世界”、というのも元々私がこの作品を読んだ時の印象として、書いていたものなんです。(劇場アニメ)映画を観ていただけるとわかると思うんですけど、ネタバレになるからあまり明かせないんですけど、宝石を取り合う怪盗クイーンとサーカス団が戦争で笑顔を失ってしまった少女に笑顔を届けるっていうような展開で、怪盗クイーンが華麗に美学を追い求めるだけのストーリーじゃないんですよね。そういう部分は大人になってから気づけたんです。こういうメッセージ性もあったんだと。この“悲しみが変えた世界”のおかげでまた笑顔になる人が増えることもあるっていう。ネガティブを武器にポジティヴに、じゃないですけど、そういうメッセージが(自分と)すごく一致して。今の世の中も(新型コロナウィルスの影響で)悲しみが変えた世界の中でみんな生きているので、その中で自分たちが受け取ったメッセージを未来につなげていこう…みたいな思いを込めて歌っています」
 
――この曲はどんな思いでレコーディングされたんですか。
 
「ちょっとロック魂を込めたような…、格好イイリトルブラックドレスを見せられるっていう感覚で。歌もより格好良く意識して歌いました!」
 
――劇場をアニメとなった怪盗クイーンがすごく格好よくて、そのイメージがリト黒さんの格好良さと重なりました!
 
「(怪盗クーンの声は)元宝塚歌劇団宙組トップスターの大和悠河さんが声優をされていて。それがまさにクイーンのイメージにぴったりですよね。(私は)もともと宝塚の男役を目指してたぐらい宝塚の男役が好きなんです!だから、(今回この作品に関わることができて)夢のようだなと思って(笑)。初めての主題歌でこんなに夢が詰まってていいものかと…(とても感激している様子)」
 
――リト黒さん自身がこれまで抱いてきたいろんな夢がここで合致したんですね!
 
「ありがたいですね!でも、原作のファンの方もすごく多いので、ファンの方も怪盗クイーンのイメージをそれぞれの方が抱かれてるじゃないですか。クイーンの声優を大和悠河さんが務められて、“怪盗クイーンのイメージにぴったり!”という声も多い中で、“主題歌もリトルブラックドレスさんのようなキャラクターの方が務めてくださっていて嬉しいです!”というコメントもいっぱいいただいていて。嬉しい限りです!」
 
――イメージもぴったりで、この曲はリト黒さんの代表曲のなりそうですね。
 
「そうですね。長く歌っていけたら嬉しいです!『逆転のレジーナ』は懐かしくもあり、今時のサウンドでもあるので、幅広い世代の方に聴いていただけたらなと。ご家族や友達にも、“ちょっと聴いてみて!”って言ってもらいたいですね」
 
――『逆転のレジーナ』のMVでは木下大サーカスさんと共演していますね。この撮影はどのように行われたんですか。
 
「木下大サーカスさんの名古屋公演中に休演日を返上していただいて、1日かけて撮影をさせていただきました。木下大サーカスさんは今年120周年なんです。すごく歴史がある日本を代表するサーカス団で、本社が岡山にあるんです。私も出身が岡山なのでそういうご縁もありまして。実は、今月末から岡山公演が始まって、その公演中の7月9日(土)2時からの部におじゃまして、『怪盗クイーンはサーカスがお好き』presents リトルブラックサーカスSHOWというコラボレーションユニットを開催することになりました」
 
 
 
楽しく生きることをパワーにして
本物を目指したい!
 
 
――7月中旬にリリース予定の『白雨』という新曲(*テレビアニメ『異世界薬局』のエンディングテーマ)を聴かせていただきました。この曲は転調が多くてとてもドラマティックな展開に引き込まれていきます。
 
「最後のほうはかなりリズムが変わります。テレビサイズではどこが抜粋されるか、まだわかんないですけど。フルで聴いてみないとわからない仕掛けがあったりするので、リリースされたらぜひフルで聴いていただきたいなと。この曲は私が歌詞を書かせていただきました。原作は実際に医療従事者の方が書かれている感染症のお話で、今のコロナ禍を生き抜くためのメッセージなんかも含まれています。『白雨』というタイトルは、このストーリーの台詞の中に出てくる言葉なんです。浄化の白雨っていうものを降らせて、人々を浄化していくっていう、ちょっとファンタジックな面白いストーリーが素敵だなって。この楽曲が浄化の白雨となって、みなさんに降り注いでほしいなっていう思いで、歌詞を書いてみました」
 
――リト黒さんはとても華やかさがあってのびやかな歌声なので、嫌いな人はいないんじゃないかなという印象です。
 
「嬉しいです。このアニメはちょっと北欧、ヨーロッパテイストなので、楽曲もブリティッシュロックをベースにやっています」
 
――こういうタイプの曲を歌うのは初めてですか。
 
「ああ、そうですね、初めてかもしれない。また新しいリト黒ちゃんが生まれました(笑)。自分の中では詩もけっこうお気に入りなので、詩がすっと入ってくるような歌い方を目指しています。歌詞の世界観を表現するためには、あえて音を外して歌うとか、こぶしを弱くしたり、ビブラートを切ってしまったりっていうことで表現力がアップするんだなと。カラオケの採点ではマイナスになるような歌い方が、実は歌詞を生かすための表現力として必要なんです。歌って、上手いというのと表現力があるっていうのは、ノットイコールなんですよね。この曲でレコーディングをいっぱい重ねてそういうことに気づけました」
 
――現在はニューアルバムの制作中なんですか。
 
「そうなんですよ。今年中にはリリースできたら嬉しいなと思っています。内容はまだどうなるかわからないのですが、楽曲ごとにいろんなジャンルの要素が入ると思います」
 
――ソロツアーの予定などは?
 
「ぜひやりたいんですけど、それは今制作中のアルバムがリリースされてからですね。まずは、7月9日(土)の『怪盗クイーンはサーカスがお好き』presents リトルブラックサーカスSHOWをがんばりたいと思います!」
 
――ちなみに、リト黒さんがライブをする時に心がけていることはありますか。
 
「一曲一曲演じ分ける感じですかね。曲によって性格があるので。歌と表情と演奏の力で曲の世界観を表現することに力を入れています。歌唱力ももっと上を目指したいなと思って、ボイトレで1ヶ月間みっちり基礎から叩き直してもらいました。『CITY POP NIGHT』というライブはカバー限定でやらせてもらっているんですけど。大橋純子さんの曲が大好きなので、大橋さんが実際に歌っている姿を生で観た時に、体全身でリズムを取りながら歌われるなと。それを実際に自分でやってみて、勉強し直したりしました。ギターももっと弾けるようになりたいので、レッスンをしています」
 
――そうやっていろんなスキルを身につけながら、歌もギターも日々進化していってるんですね。
 
「日々パワーアップしたいと思います!」
 
――では最後に、リトルブラックドレスさんが将来的に目指していきたい理想像とは?
 
「リトルブラックドレスであることをイメージしています。まだまだ先なんですけど、リトルブラックドレスだからこの曲を書いてもらいたいとか、歌ってほしい、聴きたいと思ってもらえるように、アーティストとして自分が世の中に確立されたいなっていうことを目指してます。歌謡曲全盛期のバブルの時代のように管弦楽器がいっぱい入った華やかなレコーディングが今はなかなかできないんですけど、できないなりに歌謡曲の頃に良いと言われていたものを追求していきたいですね」
 
――これからどんなスタイルを確立されていくのか、楽しみにしています!
 
「ひとつのことを極めている方がまわりに多いので、私もそういう人になりたいなって、本物を目指したいですね。まわりの先輩方を見てそう思います。MISIAさんだったり、(及川)眠子さんだったり、林哲司さんだったり…。そういう先輩方ももちろん苦労はされていると思いますが、楽しんでやってらっしゃるので。技や方法論より情熱が上だと思います!楽しさって全部のパワーじゃないですか。だから私も楽しく生きたいです」

Text by  エイミー野中



(2022年7月 6日更新)


Check

Release

Single『逆転のレジーナ』
配信中

Profile

リトルブラックドレス…シンガーソングライター。1998年11月3日生まれ 岡山県出身のシンガーソングライター。幼少期に家族が聴いていた歌謡曲に強く影響を受け、高校1年の春にギターの弾き語りを始める。同年、秋から地元岡山のライブハウスや路上でライブ活動を開始。高校2年の夏にはライブハウスのオーナーの薦めでオリジナル楽曲を制作するようになる。歌謡曲の持つ「幸せに隠れている“翳り”(かげり)をテーマに独自の『歌謡ロック』を確立し、これまでに120曲以上のオリジナル楽曲を制作。2016年、高校3年の春に上京。同年9月、奈良県・春日大社で開催された『MISIA CANDLE NIGHT』のオープニングアクトに抜擢され、一躍注目を集める。その日、偶然ライヴに訪れていた日本を代表するクリエイティヴディレクター信藤三雄氏と出会い、「LITTLE BLACK DRESS」と名付けられて、ソロプロジェクトが始動する。2019年5月にデジタルシングル『双六/優しさが刺となる前に』でインディーズデビュー。同年11月に開催されたワンマンライヴ『TOKYO MUSIC SHOW~歌謡ヒットパレード~』では歌謡界のスーパースター達を相手に堂々たるパフォーマンスを披露し「奇跡の共演」と話題に。さらに2020年4月には中国の人気テレビ番組『歌手 SINGER・当打之年』で5億人の前でMISIAと再び共演し、脚光を浴びる。2021年4月には~筒美京平オフィシャル・トリビュート・プロジェクト~ザ・ヒット・ソング・メーカー包恭平の世界 in コンサートにも出演。同年5月12日に、1st デジタルアルバム『浮世歌』をリリース。7月にはPONYCANIONよりメジャーデビューし、川谷絵音プロデュース楽曲のシングル2枚リリース。ライブにおいては、彼女が愛して止まない昭和歌謡のカバー歌唱も行い、ブルーノート東京にてこれまでに2度の企画ライブ“CITY POP NIGHT@Blue Note Tokyo”を開催して注目を浴びている。2022年6月8日に、3rdシングル『逆転のレジーナ』をデジタルリリース。

リトルブラックドレス オフィシャルサイト
https://littleblackdress.website/